2020年01月26日

海自大湊基地今昔 補足


折角ですから、少し補足して私のブログらしく (^_^)

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昭和46年7月管理人撮影の大湊基地の写真ですが、南東方向から北西方向を見たもので、在泊艦艇は右 (東) 側から

 1突 : 第5駆潜隊 (うみたか、おおたか、わかたか、くまたか) の4隻
 2突 (第1ポンツーン) 及び3突 (第2ポンツーン) : 各種支援船
 4突 : 非自走型の廃油船 「103号」 (YB-103)
 5突右側 (東側) : 根本に非自走型の運貨船 「116号」 (YL-106) (内側) と特務艇 「高速6号」 (ASH-06) (外側)、そして第32護衛隊の 「おおい」 (内側) と 「きたかみ」 (外側)
 5突左側 (西側):根本側が第15輸送隊 (第3舟艇隊 → 第13揚陸隊 → 第15揚陸隊 → 第15輸送隊と改称) の特務船 「ばら」 (YAS-15、旧警備艇 LS-78) (内側) と、同第5艇隊 「2001号」 又は 「2002号」 (LCU-2001 or -2002) (外側)、そして32護隊の反対側がおそらく第2掃海隊群の第39掃海隊 (りしり、れぶん、かつら)
 第3ポンツーン: 第15輸送隊の第15艇隊9隻 (LCM-1001〜1009) 中の6隻
 第4ポンツーン: 各種支援船
 第4ポンツーンと課電桟橋の間 : 低速水上標的 (奥) と高速水上標的 (手前)
 課電桟橋 : 第1魚雷艇隊の 「魚雷艇11号」 (東側) と 「魚雷艇10号」 (西側)

と判断されます。

posted by 桜と錨 at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと

『運用(洋上作業)』 のSG公開


本家サイトの今週の更新として、先週に引き続き 『現代戦講堂』 の 『資料展示室』 コーナーで、昭和48年度の 『幹部候補生学校1課程 (防大卒) 用SG集』 に 『運用 (洋上作業)』 を追加公開 しました。


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昭和48年度の候補生に対して5年も前の昭和43年作成のSGの使い回しですが、前回の 『対潜』 SGと異なり、記載された曳航・被曳航などの運用作業そのものの基本は変わりようがありません。

それに当時の洋上給油は、補給艦(給油艦)はまだ 「はまな」 1隻しか無く、しかも給油用の蛇管は現在のような 「プルーブ方式」 ではなく、まだネジで留める 「カップリング方式」 でしたので、現在に比べればこの項の古めかしいのは致し方ないかと (^_^;

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( 昭和48年管理人撮影の 「はまな」 )


なお、公開を予定しておりました 『対潜航空機管制』 SG ですが、概説の項など約60ページは 「取扱注意」 ですが、残りの肝心な管制要領や交話例などは 「秘」 となっております。

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これは当時の 『対潜航空機管制教範 (案)』 や 『対潜戦準則 (P2V、S2F、HS) 』 などのものをそのまま持ってきたためで、今では使われていない内容も多いのですが、一応 「秘」 は 「秘」 ですので (^_^;

これらの秘以外の約60ページを公開しても良いのですが、それではちょっと中途半端になりますので、一旦公開予定を保留 いたします。

このSG、私が保有しているものには表紙がありません。 おそらく教務終了後あるいは卒業前に、必要でないと考えた学生はそのまま返却し、それ以外の学生は表紙のみ返したものと思われます。

しかしながら、当時、秘文書の管理簿などにSGの一連番号と被貸与者及び貸与・返却日などを記入する手続きをした記憶はありませんが ・・・・ ?

当時の秘密文書類の管理はそのようなものだったと。

posted by 桜と錨 at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと

2020年01月25日

海自大湊基地今昔


海自OB木津忠則氏の 『錨地まで5マイル』 を元に、それに私の手持ちの海図などによる補足説明を加えたものをご紹介したところです。


この中で大湊について、FBFの方から “昭和40年代前半までは護衛艦などはブイ繋留していた” とのコメントをいただきました。

これについて少々説明をさせていただきます。


大湊の繋留桟橋は、昭和45年までは旧海軍時代のものをほぼそのまま使用しておりまして、最も大きい (長い) ものが通称 「5突」 と呼ばれる第5突堤 (旧称 : 第2大突堤) で、海自でもPFやDE程度までなら何とか繋留できました。

ただし、風が強い場合には係留索で固めるには桟橋の長さが十分ではありませんでしたし、またDDクラスになるととても足りません。

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( 昭和44年の国土地理院の航空写真より加工 )

このため、護衛艦などは基本的に港内にある (あった) 4つのブイを使用していたのです。


昭和45年12月になって、この5突が長さ140mの本格的な繋留桟橋に更新され、「くも」 型護衛艦まではなんとかここに横付けできるようになりました。

昭和47年7月に防大4年の海上要員夏期定期訓練の航空実習で、私達のグループは八戸の第2航空群でしたが、この時の体験飛行で機長が大湊の上空を飛んでくれました。

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( 管理人撮影の当時の大湊基地 )

DDなどの繋留に使用していた第1〜第4の4つのブイは、海図で見る限りでは赤丸で示すように昭和54年までは残っていますし、また私の所有する大湊方面の航行参考綴では平成3年の資料でもまだ記載があります。

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( 海図 No.1157 昭和37年 (昭和54年修正) 版より )

その後元の1突 (第1突堤) が220mに、そして更に課電桟橋が拡張され、現在では両者とも5突より立派なものとなり、護衛艦 (DD) などはこちらに横付繋留されるようです。

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( 元画像 : Google Earth より )

posted by 桜と錨 at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 海軍のこと

2020年01月21日

新鮮野菜


年末に一箱仕入れたイシジみかんはとっくに無くなってしまいましたので、新しいのが欲しくていつもの果樹園の直売所に行きましたら、自家用の畑で作っている野菜が置いてありました。

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出荷用に生産したものではなく、自家用に消費する分の余りですが、流石に自分のところで食べるために作っているものだけあって、これが大変に新鮮で美味しいのです。

しかも安い。 大きな大根1本、ブロッコリー2個、キャベツ1個でたったの350円!

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我が家の老犬のジュンペイは、食事時になるとテーブルの私達の横に来てお肉など人が食べるものは何でも食べるのですが、野菜類はスーパーなどで買ったものには見向きもしません。

ところが、ここの野菜はパクパク食べて、まだくれとおねだりがあります (^_^)

そしてここのミカンも大好き。 ソファーでノンビリ座っているときに皮を剥くと、その臭いで走ってきます。 ここのミカンはちょっと小ぶりなので、皮を剥いてやると丸のままでも。

posted by 桜と錨 at 19:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 気ままに

2020年01月19日

『対潜』 と 『電波航法』 のSG公開


本家サイトの今週の更新として、『現代戦講堂』 の 『資料展示室』 コーナーで、昭和48年度の 『幹部候補生学校1課程 (防大卒) 用SG集』 に 『対潜』 と 『航海 (電波航法)』 の2つを追加公開しました。


前者は当時の 「取扱注意」 が表紙に印刷されておりますが、秘密に関するものは一切記載されておらず、また現在の行政文書管理の関係規則類に該当するものでもありません。

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これらSGの管理文書もなければ、配付された候補生がいつどこでどのように処分したのかなど全く関与しないものでした。

例え講義中に担当の教官が秘に関する内容に触れてこれを自分のSGにメモしたとしても、それはメモした候補生の責任で行えというものでした。 そういう時代でしたね。

逆に、当時は私達防大卒の候補生に対してこの程度の内容のSGなのかと感じましたし、ましてや3年も前に作ったものをそのまま使い回しで (^_^;

早い話、候補生学校は防大卒と一般大卒とを一年間一緒に生活させて、揃って練習艦隊に送り込めばそれで十分。 専門的なことはその後実務に就いた時にじっくり学べばそれで良い。 ということだったんだと思います。

とは言っても、この程度の内容であっても出版物やネットには中々無いことも多いので、一般の方々にとっては珍しいものが色々あることはまた確かでしょう。


後者は、まだGPSなど無い時代の話しで、ロラン及びデッカを主体とするものです。 両者共にもう既にありませんのでその意味では珍しいかと。

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ただし、大変に印刷が悪いのと質の悪い用紙の変色のため、これをディジタル化しても見苦しいものとなっておりますが、ある程度ゴミ取りをしてもこの程度のものとご了解ください。


それにしても、またまた秘密漏洩事件が起きてしまいましたね。 私達から言わせれば、1等空佐にもなって特定防衛秘密に指定されたデータを資格のない第三者 (業者) に見せたり渡したりするなど、本当にお粗末としか言いようがありません。 日米間の信頼を損なうとんでもない出来事です。

posted by 桜と錨 at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと

2020年01月17日

阪神淡路大震災から25年


今年もこの日が来ました。 あれからもう四半世紀。 しかし私にとっても一生忘れることのできない日であることには変わりはありません。

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( 左クリックにて別枠表示します )


そして毎年この日になると災害派遣で現地に赴いた者の一人として思わされます。

もっと多くの人の命を救えたのではないか? もっと多くの支援活動ができたのではないか? と。

阪神淡路大震災のあと、東日本大震災を始め日本各地で大災害が生起し多くの人命が失われています。

自衛隊の後輩達は、この阪神大震災での災害派遣の教訓を十二分に活かしてくれていると信じています。


神戸を中心とする阪神一帯は、今では見事に復旧して綺麗な街々になりましたが、それでも被災された方々、身内の人や親しい人を失われた方々にとっては、あの日のことは決して胸の中から消えることは無いでしょう。

震災でお亡くなりになられた方々のご冥福と、被災された方々にこれからのご多幸があらんことを、心よりお祈りいたします。 (合掌)

posted by 桜と錨 at 10:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 気ままに

2020年01月15日

ハマグリ


いつものお魚屋さんを覗きましたら、残念ながら珍しくお刺身になるようなめぼしいものは全くありませんでしたが、その代わり珍しくハマグリが幾つか残っていました。

殻の幅が7センチほどで、昨年末にもご紹介しましたが、お吸い物でも焼ハマグリでも大変に美味しいです。

残っていた全てをゲット。

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・・・・ で、お正月から家内が前回の殻でこんなものを作り始めました。 まだまだ足りないので、これからもお魚屋さんで見つけたらもっと買ってこいと (^_^)

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あの〜、いくら美味しくても、一度にそんなに食べられるものでは無いんですが ・・・・ (^_^;

posted by 桜と錨 at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2020年01月12日

舞鶴と大湊


本家サイトの更新として、先週に引き続き 『海軍須知』 コーナーの第6話 『錨地まで5マイル』 に 「舞鶴」と「大湊」を、そして末尾に呉の艦隊桟橋の変遷を追加し、これにて第6話の全てが完了しました。


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( 平成11年 「きりしま」 寄港時の釜臥山と一本杉 管理人撮影 )


う〜ん、私も墓場まで5マイルとなる前に、もう一度各港へ海から入って眺めてみたいものですね (^_^)

posted by 桜と錨 at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 海軍のこと

2020年01月05日

横須賀と佐世保


本家サイトの本年最初の定期更新として、『海軍須知』 コーナーの第6話 『錨地まで5マイル』 に 「横須賀」 と 「佐世保」 を追加し、「呉」 の参考補足に写真の追加など少し修正しました。


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( 佐世保向後崎通狭  昭和49年内地巡航にて管理人撮影 )

う〜ん、佐世保はまた飲みに行ってみたいですね (^_^)

posted by 桜と錨 at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 海軍のこと

2020年01月03日

『海上しまね』 令和2年1月1日版


島根の海自OB会が出している会報誌 『海上しまね』 の本年1月1日版である第57号をいただきました。

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海自の基地などがない島根県ですが、こうして海自OB有志がOB会を結成して活躍しておられるのは、実に羨ましい限りです。

そして会報誌の中でその活動振りが紹介されているとおり、年間の隻数はそれほど多くはないものの、島根各地に来訪する海自艦艇の歓迎・激励を毎回行ってきております。 やはり 「海自OB会」 であるのは乗員達にとっても嬉しいものと思います。

posted by 桜と錨 at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに