2024年12月13日

明後日 NHK 「坂の上の雲」 第7話 「子規、逝く」 後編再々放送


NHK総合で始まっている44分版の 「坂の上の雲」 ですが、明後日の12月15日(日)はその第14回目で、第7話 「子規、逝く」 の後編 が放送されます。

https://navgunschl2.sakura.ne.jp/tokusetu/NHK_Sakanouenokumo/NHK_saka_12.html

この第7話後編はやはり何と言っても本ドラマの三人のメインの一人である子規の最期ですが、海軍関係では真之がこの子規が逝去したことを知る (感じる) ところでしょう。

真之が横須賀鎮守府で子規の最期が近いことを悟るシーンですが、平成21年6月の舞鶴 → 江田島 → 呉と続く大変に忙しいロケでのものです。

真之が大階段を上がるところは海上自衛隊呉地方総監部庁舎の横にあるものです。 旧海軍の横須賀鎮守府にはこのような大階段はありませんが、前回(前編)での江田島の大講堂での兵棋演習ロケと同じく、監督の佐藤幹夫氏がいたくここをお気に召しましたので。

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( 上陸桟橋乗員待機所脇に設けられたロケのベース )

( この大階段の横には旧海軍呉鎮守府の掩体壕があり、ロケ当時は不要物品の保管倉庫として使用されていましたが、今では中は綺麗に整理されて史跡として保存・管理されているようですが、この掩体壕の説明は不十分というか一部誤りがありますね。 例えば、なぜ総監部(旧鎮守府)庁舎の地下1階からここへ降りる通路があるのか、と。 それを示して説明したものは見たことがありません。)

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続く鎮守府庁舎脇でジェーン海軍年鑑を眺めるシーンは、現在の呉地方総監部庁舎裏庭でのもので、この赤レンガの建物は当時の横須賀鎮守府ではありませんが、現在の横須賀にはこの様な場所がありませんので。 ここは現在でも呉地方隊の観桜会や呉湾花火大会での会場としても使われるところですが、池などもあり、大変に静かで雰囲気の良いところです。

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ただし、この現在の赤レンガは明治38年の芸予地震で鎮守府庁舎が損壊し明治40年に旧庁舎の脇に新たに建築されたもので、状況設定的には本シーンの時代にはまだ無かったものです。


この後に、真之の子規の墓参りでの律(菅野美穂さん)と出会うシーンは、確か京都でのロケだったかと。  そして真之が胃腸を痛めて入院中のシーンでは、兄嫁の多美(松たか子さん)、季子(後の真之の結婚相手、石原さとみさん)、そして律が見舞いに来るシーン、真之が共立女子職業学校在学中の律に会いに行くシーンと続きますが、こういう女性の俳優さんが出るような華やかな場面のロケには私はお呼びがかからないんですよね (^_^;

因みに、子規の墓参りのシーンで、ご覧になって “あれっ” というところはどこかお判りになりましたでしょうか? (^_^)

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2024年12月08日

射撃指揮装置 Mk56 スタディ・ガイド集


早いもので、今年ももう師走に入ってしまいました。

絶不調が続いておりますが、先々週に何とか 「現代講堂」 の 「資料戦示室」 コーナーに私が保有する 「50口径3インチ速射砲」 のスタディ・ガイドの全てを公開しましたので、今週は予定通り 「射撃指揮装置 Mk56」 のスタディ・ガイドの公開に進みました。

https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/29_GFCS_Mk-56_SG.html
https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/tenji_main.html

SGは全部で7つですが、今週はその内の4つです。 「付図」 以外はスキャナーでディジタル化したままで、整形もゴミ取りもしていないままの (暫定版) ですが、これでも結構手間暇を要していることはご了承ください。

この Mk56 は米海軍がリリースしたもので、極めて安定した性能の大変に優れたものでしたが、平成15年に搭載艦が全て無くなり、以前江田島の第1術科学校の第1砲術講堂横に用途廃止となった1基が置かれて展示されていたのですが、これもいつの間にか無くなってしまっておりますね。

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( 昭和47年の防大4学年乗艦実習時撮影 )

また、正規の取扱説明書などは既に海上自衛隊には存在しないというのが防衛省・海上自衛隊の “公式見解” ですので、名実ともにこの射撃指揮装置はもう存在しないことになります。

教育で使用したかつてのSG類はまだどこかに残されているのかもしれませんが ・・・・ 例え残されていたとしても、防衛省・海上自衛隊から公開されることはまずあり得ないことと考えられますので、この私の本家サイトで皆さん方にお目にかけるのが刊行物やネットを通して初めてのことと自負しております。


防衛省・海上自衛隊というところ、術科については全く関心がありませんで、古い史料・資料を保存、管理し、それらを公開して活用していこうという気は全く感じられません。

それどころか、昨今の航空機や艦艇の事故なども見ていくと、この術科技能の低下がかなりすすんでおり、防衛省・海上自衛隊が外向けのことばかり取り繕う “お役所” になってきているような気がしますね。

posted by 桜と錨 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 海自のこと

2024年12月06日

明後日 NHK 「坂の上の雲」 第7話 「子規、逝く」 前編 再々放送


NHK総合で始まっている44分版の 「坂の上の雲」 ですが、明後日の12月8日(日)はその第13回目で、第7話 「子規、逝く」 の前編 が放送されます。

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https://navgunschl2.sakura.ne.jp/tokusetu/NHK_Sakanouenokumo/NHK_saka_11.html

この第7話前編の海軍関係では、やはり何と言っても海軍大学校における戦術・戦略図演のシーンです。

この図演の具体的なことは台本には殆ど何も無かったことと、監督の佐藤幹夫氏が江田島の大講堂をいたくお気に召して当該シーンのロケは是非ここでやりたいと言う強い要望がありましたので、このシーンは全て私が作ってしまいました。

史実の真之による海軍大学校での図演は、真之が米国留学中に米海軍大学で見聞きしたものを元にしておりますが、広いテーブルの上に駒を並べて実施されておりました。

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しかしながら、江田島の大講堂に適するような大きなテーブルはありませんでしたし、折角床が碁盤の目のようになっておりますので、米海軍での図演 (War Game) の一種である 「フロアー・ゲーム」 というやり方を応用し、これに旧海軍の 「海軍図上演習規則」 を元にして細かな演習要領を作りました。

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この米海軍の図演はもちろん米海軍大学校が本場で、昭和50年代には既にコンピューターを使用したシステムとなっていましたが、その他の機関・部隊などではこの様な専用のシステムはありませんので、依然として 「フロアー・ゲーム」 が広く行われていたものです。

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私が東太平洋側のダム・ネックというところにあるミサイル学校に留学した時も、この方式を見聞しましたし、ミサイル・システムの授業中にしょっちゅう学生を引き抜いて学校教官達が空いた教室を使ってやっていました。

これの実施は結構人数と手間暇がかかるものですが、なかなか実践的なシナリオで、学生のみならず教官達の見識向上に役立つものであると感じた次第です。(私達留学生は参加させて貰えませんでしたが、廊下から見るのは自由で、大変面白かった記憶があります。)


とはいっても、NHKのプロデューサーや監督を始めとするスタッフの皆さん方には “図上演習や兵棋演習って何?” という程その方面の知識はまずありませんので (市販のボード・ゲームさえまず経験が無い)、まずは概要のレクチャーから始まり、駒の動かし方、戦闘結果の判定の仕方などなど、スタッフの皆さん自身で一応のところができるまで何回もやりました。

丁度このシーンの準備をしている時に、私はマルタ・ロケに参加しておりましたので、ADさんなどとパソコン通信での文書のやり取りや、携帯での国際通話などで大変でしたが (^_^)

この 「坂の上の雲」 の第7話では、江田島の大講堂を使って戦術図演 (兵棋演習) と広瀬の戦略図演の2つのシーンを撮影しましたが、スタッフの皆さんの努力の甲斐があり、またこのシーンには八代六郎役の片岡鶴太郎氏や高橋是清役の故西田敏行氏などの出演もあって、なかなか面白いものになっていると思いますが、皆さんいかがでしょうか?

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私自身としては、この図演シーンだけをとっても “海軍軍事指導” としての肩書は十分に活きたのかな、と思っていますが ・・・・

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2024年11月29日

明後日 NHK 「坂の上の雲」 第6話 「日英同盟」 後編 再々放送


NHK総合で始まっている44分版の 「坂の上の雲」 ですが、明後日の12月1日(日)はその第12回目で、第6話 「日英同盟」 の後編 が放送されます。

この第6話後編の海軍関係では、主なところは次のとおりです。

https://navgunschl2.sakura.ne.jp/tokusetu/NHK_Sakanouenokumo/NHK_saka_10.html

この中で、やはり私にとってはロシア滞在中に帰国命令が出て、音楽会でアリアズナとボリスにより送別の「荒城の月」の演奏で、広瀬が故郷の竹田を思うシーンが出てくるところです。

このシーンは、平成21年4月に八王子の滝山城址公園(現在の都立滝山公園)でのロケのものです。 私は当該シーンはお呼びがかからなかったのですが、当時は近くでしたので家内を連れて散歩がてらに見学に。

幹線道路から脇道に入ってちょっと行ったところにロケ隊用の臨時駐車場が確保されており、そこから歩いて現場まで。

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アリアズナ役のアリーナ・アレクサンドロワさんの代役さんがパラソルをさして椅子に座っている場面で、滝山城址の主だったところからちょっと離れた場所での撮影でした。

短いシーンの撮影でしたが、周りの桜は満開。 しかもこんなところで 「坂の上の雲」 のロケをやっているとは近隣の住民などにも通知されていなかったのでしょう、見学者も私達夫婦以外はおりませんで、ノンビリと撮影を楽しませて貰いました。

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しかもここ、東京都下とは言いながら山の中の大変に静かなところで、しかも桜が大変に綺麗なところでした。

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それにしてもスタッフさん達はよくこんな場所を探してきたものと。 桜が丁度満開の時期に合わせて。

posted by 桜と錨 at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2024年11月24日

50口径3インチ速射砲 スタディ・ガイド集


絶不調のままですので本家サイトの更新が2ヶ月も滞っておりましたが、何とか 「現代講堂」 の 「資料戦示室」 コーナーに私が保有する 「50口径3インチ速射砲」 のスタディ・ガイドの全てを公開しました。

https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/28_50cal_3in_RF_SG.html
https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/tenji_main.html

本砲は海上自衛隊が国産艦艇を建造し始めてから護衛艦などの主砲又は副砲として広く搭載されてきましたが、平成8年に機雷敷設艦 「そうや」 の退役をもってその姿を消すことになりました。

江田島の海上自衛隊第1術科学校の第1砲術講堂横に退役艦に搭載されていて用途廃止になったこれの連装砲1基が置かれて展示されていましたが、今年4月に第1術科講堂が解体・撤去されることになったことから、この3インチ連装速射砲も近々撤去されることになると思われます。 そうなると、海上自衛隊からはこの砲は名実ともに消え去ることになるでしょうね。

そして、現用の装備・兵器以外には全く関心が無い海上自衛隊においては、この砲の正式な取扱い説明書や教育に使われたSGなどは残されているんでしょうか? 勿論、例え残っていたとしても、それらが防衛省・海上自衛隊から公開されることはまずあり得ないことと考えられますが ・・・・ ?

したがってこの種のものが公開されるのは、ネット上も含めて私の本家サイトが初めてのものと自負しております。

ほとんどのSGはディジタル化して原則私の書き込みを削除しただけの 「暫定版」 で、特に本砲の 「同期試験及び調整法手順書」 は元々があまり鮮明でない写真が多数掲載されており、かつこれを質の悪い藁半紙に印刷されていますので、グレーでディジタル化して、それからゴミ取りや整形をしなければなりませんので大変に手間暇がかかり、最初の20ページほど以外はスキャナ−で読み込んだままの 「暫定版」 のため、PDF1ファイルで約36Mバイトにもなっていますので、読み込みの時はご注意ください m(_ _)m

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う〜ん、次は射撃指揮装置 Mk56のSGを、そして練習艦になっている「はたかぜ」、「しまかぜ」が退役したときにはMk−42 5インチ速射砲のSGを公開したいと考えているのですが ・・・・


posted by 桜と錨 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 海自のこと

2024年11月22日

明後日 NHK 「坂の上の雲」 第6話 「日英同盟」 前編 再々放送


NHK総合で始まっている44分版の 「坂の上の雲」 ですが、明後日の11月124日(日)はその第11回目で、元々の平成22年の89分版第2部の最初のもので、第6話 「日英同盟」 の前編 が放送されます。

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https://navgunschl2.sakura.ne.jp/tokusetu/NHK_Sakanouenokumo/NHK_saka_09.html

この第6話前編は、海軍関係では米国留学から英国駐在武官となった真之とそれに合わせてロシアから真之に遭うために訪英する広瀬の話からになります。

まずはポーツマスに在泊する英国で建造した 「朝日」 を見学するシーンですが、交通艇で 「朝日」 に向かう場面は英国でのロケ、そして 「朝日」 に近接してから艦上でのシーンは加賀にあった元気劇場さんの駐車場に作られた 「三笠」 のセットで平成21年の第1回でのロケです。

この 「三笠」 セットのUPを撮影に使用するために、ポーツマスでの遠景もこの 「三笠」 になっていますが、これは費用対効果を考えても致し方無いことでしょうし、多くの視聴者の方々にとってはこの短い場面で両艦の違いが気になる人はまずおられないのではと。

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( 「朝日」 前部艦橋の実艦写真 )

この元気劇場さんの 「三笠」 セットについては、次の所でお話ししておりますのでご参考にしてください。 それにしても、海上自衛隊及び 「三笠保存会」 の非協力的な態度には呆れるばかりでしたね、一体何のための 「記念艦三笠」 なのかと。

https://navgunschl2.sakura.ne.jp/tokusetu/NHK_Sakanouenokumo/NHK_saka_22.html

ちなみに、この元気劇場さんは平成25年に閉鎖となっておりそのまま施設などは放棄されたままとなっており、現在の Google Earth (令和5年の画像)では元駐車場にあった「三笠」セットは上構などは撤去されて主たる船体部分のみの哀れな姿となっているようです。

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その後にグリニッジの元英海軍大学校でのロケ (昭和49年に私達が遠洋練習航海で英海軍大学を研修に行った時には当時で今回出てくる会食シーンで出てくる Painted Hall などは時間の関係もありとてもでは見ることができませんでした)。

続く真之と広瀬との欧州旅行シーンは渋谷のNHK本局での撮影に背景を合成したもの。

そして広瀬とアリアズナの湖畔での語らいのシーンですが、こういうロケには私はお呼びがかかりませんので ・・・・

第6話前編 (44分版第11回) の最後は、特命全権大使の小村寿太郎 (竹中直人氏) が北進事変後に 「千歳」 で帰国シーンですが、「千歳」 に乗艦する場面は川口の 「浪速」 セットで。

もちろん 「千歳」 と 「浪速」 では全然異なりますのでかなり無理をして撮影しておりますが、それはそこ “ドラマですから” (^_^;

続いて小村が真之を呼び寄せて公室でカレーライスを食べるシーンは成城の東宝スタジオでの一連のロケで。

実はこのシーン、2つの異なる日にちのものを繋いでいるのですが、記録係の野田女史が前回はスプーンをこうしたところまででこういう表情で、など大変に細かいところまで覚えていてその続きとなるよう助言があり、2つの繋ぎがほとんど判らない一連のシーンになっていますね。

posted by 桜と錨 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2024年11月15日

明後日 NHK 「坂の上の雲」 第5話 「留学生」 後編 再々放送


何とか生きております ・・・・

NHK総合で始まっている44分版の 「坂の上の雲」 ですが、明後日の11月17日(日) はその第10回目で第5話 「留学生」 の後編 が放送されます。

https://navgunschl2.sakura.ne.jp/tokusetu/NHK_Sakanouenokumo/NHK_saka_08.html

この後編は真之の米国留学と広瀬のロシア留学がメインとなりますが、これらのロケには私はお呼びがありませんでしたので、実際には各シーンがどこでどの様に撮影されたのかなどの具体的なことは見ておりません。

ただし、真之役の本木氏と高橋是清役の西田氏とのナイアガラ見物のシーンは日光でのロケであったり、米西戦争でのサンチャゴの戦いの観戦シーンは横浜の 「氷川丸」 でのロケであったりします。

したがって、時期も場所も異なる沢山のロケでのシーンを上手く繋ぎ合わせて出来上がっていることになります。

う〜ん、ロシアでのロケには行ってみたかったですね ・・・・


この回で特に注目いただきたいのは、サンチャゴの戦いにおける米海軍によるサンチャゴ湾の封鎖で、これを目のあたりに見聞した真之が後の日露戦争での旅順港封鎖作戦の発想の原点になったと言われているものです。

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2024年11月08日

明後日 NHK 「坂の上の雲」 第5話 「留学生」 前編 再々放送


NHK総合で始まっている44分版の 「坂の上の雲」 ですが、衆議院選挙の開票速報の特別番組の影響で前回から一週間ずつズレてしまいまして、明後日の11月10日(日) はその第9回目で第5話 「留学生」 の前編 が放送されます。

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https://navgunschl2.sakura.ne.jp/tokusetu/NHK_Sakanouenokumo/NHK_saka_07.html

この前編は日清戦争後に真之が松山に戻った子規を尋ねるところから始まりますが、これらのロケには私はお呼びがありませんでしたので ・・・・

番組中ほどで、横須賀の水雷団に転任となった真之が広瀬と再会して留学制度復活について話し合うシーンがありますが、これは平成20年9月の江田島・呉ロケの一つとして、呉の海上自衛隊呉地方総監部の庁舎で撮影されたものです。

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この呉ロケの後、先に出てきました真之の海軍兵学校での生活の1つとして、神田造船所の大浴槽での入浴シーンのロケに移動しますが、真之役の本木氏や、プロデューサー・監督を始めスタッフの皆さんの頭が次々とキチンと切り替わっていくのは流石と感じました。

放送では、この後町の写真屋さんでの真之と広瀬の褌姿での記念写真撮影シーン、好古の家での真之、好古、広瀬の三人の餅食い競争シーン、真之の海軍省での留学辞令交付のシーン、そして東京に戻った子規のところへ真之が留学決定を伝えに行くシーンです。

そして続いて、真之の米国留学シーンと続きますが、これらのうち私は横浜緑山スタジオでの海軍省での留学辞令交付のシーン以外では直接のロケの立ち合いはありませんでしたが、渋谷本局での事前リハーサルや打ち合わせ、撮影結果のチェックなどなどで結構色々と。

なお、真之の渡米の客船上のシーンなどは横浜の 「氷川丸」 でのロケですね。

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2024年11月07日

故西田敏行氏 追悼


西田敏行氏が急逝されてしまいました。

氏は役者として大変多くの映画やドラマなどで活躍されておられますが、NHKの 「坂の上の雲」 において、私も “海軍軍事指導” の肩書で、高橋是清役の故西田敏行氏に2度ロケでの立ち合いでお目にかかっております。

こういう時ですから、氏への追悼の意を含めて、もう公開しても良いでしょう。

最初が、第1話 「少年の国」 後編 (44分版第2回) で英国から日本に回航された 「筑紫」 の横浜における引渡しシーンで、熊本の三角西港でのロケでした。

http://navgunschl.sblo.jp/article/191058896.html

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2度目が、このあと放送されます第7話 「子規、逝く」 前編 (44分版第13回) で海軍大学校における兵棋演習のシーンで、江田島第1術科学校の大講堂でのロケでした。

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故西田敏行氏は、大変に真面目で真摯なお人柄であったとの印象が強く残っています。

惜しい方の急逝の報、氏のご冥福を心よりお祈りいたします。 (合掌)

posted by 桜と錨 at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2024年11月01日

明後日 NHK 「坂の上の雲」 第4話後編 再々放送 ・ 続


先週、10月27日(日) ということで次のとおりお知らせしましたが、当日は衆院議員選挙の開票速報の特別番組が組まれたために番組変更となってしまいました。

http://navgunschl.sblo.jp/article/191113420.html

この第4話 「日清開戦」 後編は明後日 11月3日(日) に放送されることになりました。

https://navgunschl2.sakura.ne.jp/tokusetu/NHK_Sakanouenokumo/NHK_saka_06.html

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う〜ん、このために残りの18回も全て順次1週間遅れになるのでしょうねえ。

開票速報とは言いながら、結局つまらないコメントなどばかりで、敢えてそこまでして入れなければならない程の内容のものではなかったと思っていますが (^_^;

posted by 桜と錨 at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに