2024年06月16日
「射撃武器一般」 の公開 !
本家サイトの今週の更新として、『現代戦講堂』 の 『資料展示室』 コーナーで、「海上自衛隊の砲術・艦砲射撃について」 の 『3.射撃一般と射撃武器一般」 の頁に、「射撃武器一般」 についてお話しすると共に、昭和50年の 『射撃武器体系』 のSG及び昭和56年の 『射撃武器一般』 のSGのそれぞれの全文を1つのPDFファイルにて公開しました。
https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/25_JMSDF_Shageki_Buki_Ippan.html#sec_02
この 「射撃武器一般」 も 「射撃一般」 と同じく幹部中級課程学生に対する砲術・艦砲射撃の導入編、入門編の内容ですが、この方面に興味がある一般の方々にもその初級編としてご参考になるものと考えます。
しかしながら、この 『射撃武器体系』 及び 『射撃武器一般』 のSGも本邦初公開となるもので、海上自衛隊はこの種のものを一般向けに説明・公開する動きが全く見られませんので、私ならではのものと自負しております。
なお、昭和33年の防衛大学校陸上防衛学での 『一般武器』 についてもお話しすると共に、その教科書の表紙画像をご紹介しておりますが、もしこれについて一般の研究家の方々の中で興味や関心のある方がおられましたら、全文をディジタル化したPDFファイルがありますので、ご要望いただけましたらこれをご提供する事も考慮いたします。
2024年06月23日
海上自衛隊の弾火薬
本家サイトの今週の更新として、『現代戦講堂』 の 『資料展示室』 コーナーで、「海上自衛隊の砲術・艦砲射撃について」 の 「4.弾火薬」 の頁を追加し、海上自衛隊における弾火薬についてお話しすると共に、昭和48年の 『弾火薬教科書』 及び 『砲銃弾薬及び火工品性能要目一覧表』 の全文を整形やゴミ取りをしていないままの (暫定版) としてそれぞれ1つのPDFファイルにて公開 しました。
https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/26_JMSDF_Shageki_Ammo.html
この方面に興味がある一般の方々にもご参考になるものと考えますが、しかしながら、この 「弾火薬」 についても、特に 『弾火薬教科書』 及び 『銃砲弾薬及び火工品性能要目一覧表』 は暫定版とはいえその全文のPDFファイルは本邦初公開となるもので、海上自衛隊はこの種のものを一般向けに説明・公開する動きが全く見られませんので、私ならではのものと自負しております。
なお、創設期の古い海上自衛隊術科学校での 『航空武器学生用 火薬学講義案』 及び防衛大学校陸上防衛学での 『弾薬』 についてもお話しすると共に、その教科書の表紙画像をご紹介しておりますが、もしこれらについて一般の研究家の方々の中で興味や関心のある方がおられましたら、全文をディジタル化したPDFファイルがありますので、ご要望いただけましたらこれをご提供する事も考慮いたします。
2024年07月07日
射撃指揮装置T型SG 3つ追加公開 !
本家サイトで順次公開しております 「海上自衛隊の砲術・艦砲射撃について」 で、1〜4でお話ししてきましたものの総纏編と言うか全体概要編として 「5.砲術長勤務参考」 を準備中ですが、なかなか纏め切れておりません。
特に、まだディジタル化していない 『砲術長勤務参考』 の初版ものがあったはずなのですが、いまだ探しても出てきませんので少々困っております。
つきましては、今週の本家サイトの更新では、既にご紹介を始めております 「射撃指揮装置T型 スタディ・ガイド集」 に 『測的盤概要』 『測的盤(追尾・測的系統)』 及び 『射撃盤』 の3つについて 『測的盤概要』 を除き後の2つは表紙以外は整形とゴミ取りをしていないディジタル化したままのものを (暫定版) としてそれぞれ1つのPDFファイルにて追加公開 いたしました。
https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/08_GFCS_Type1_SG.html
(暫定版) ですので少々見難いところがありますが、これでもそれなりの手間暇がかかっていることはご了承ください。
もちろん、これらもネットを含めて一般に公開されるのは初めての公式な内容であり、しかも今後とも海上自衛隊自身からは公開されることはないものと考えますので、その意味でも価値があるものと思っております。
申し上げるまでもなく、この射撃指揮装置T型は海上自衛隊の艦艇での搭載艦は既に無く、実機教材であった海上自衛隊第1術科学校の第2砲術講堂にあったものも今ではドンガラだけになっており、多分正規の取扱説明書類は残されているのでしょうが、このSGは残っているのかどうか ・・・・ ? こういう術科史に関する歴史保存については全く関心が無い海上自衛隊ですので。
2024年07月14日
射撃指揮装置T型SG 更に3つ追加公開 !
今週の本家サイトの更新では、先週に引き続いて 「射撃指揮装置T型 スタディ・ガイド集」 に 『FCレーダー装置』 『レーダー送受信機』 及び 『ITV、TDT、等』 の3つについて表紙以外は整形とゴミ取りをしていないディジタル化したままのものを (暫定版) としてそれぞれ1つのPDFファイルにて追加公開いたしました。
https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/08_GFCS_Type1_SG.html
(暫定版) ですので少々見難いところがありますが、これでもそれなりの手間暇がかかっていることはご了承ください。
もちろん、これらもネットを含めて一般に公開されるのは初めての内容であり、それどころかFCレーダーについては他のものも含めてこれほど公式の詳細なものは無いでしょう。
もちろん今後とも海上自衛隊自身からは公開さることはないものと考えますので、その意味でも価値があるものと思っております。
2024年07月21日
射撃指揮装置T型SG 更に2つ追加公開 !
今週の本家サイトの更新では、先週に引き続いて 「射撃指揮装置T型 スタディ・ガイド集」 に 『機能別系統図』 と 『制御論理接続図』 の2つについて表紙以外は整形とゴミ取りをしていないディジタル化したままのものを (暫定版) としてそれぞれ1つのPDFファイルにて追加公開いたしました。
https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/08_GFCS_Type1_SG.html
2つともB4版横の大きなもので、かつ各図はこれを横に数枚が連接するものですが、取り敢えずはB4版1枚ずつの分割されたままのものとしております。 このため (暫定版) でもあることでもあり、少々見難いところがありますが、これでもそれなりの手間暇がかかっていることはご了承ください。
もちろん、これらもネットを含めて一般に公開されるのは初めての内容であり、それどころか射撃指揮装置の公式な系統図や接続図で詳細なものは他には無いでしょう。
当然ながら、今後とも海上自衛隊自身からは公開さることはないものと考えますので、その意味でも価値があるものと思っております。
そして、この系統図と接続図のSG、まだ残っているのでしょうかねえ ・・・・ ?
2024年07月28日
射撃指揮装置T型 全SG公開完了 !
今週の本家サイトの更新では、先週に引き続いて 「射撃指揮装置T型 スタディ・ガイド集」 に 『計算器用増幅器』 と 『用法 基礎編』 の2つについて表紙以外は整形とゴミ取りをしていないディジタル化したままのものを (暫定版) としてそれぞれ1つのPDFファイルにて追加公開いたしました。
https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/08_GFCS_Type1_SG.html
これにて私が幹部中級射撃課程において学んだ時の全てのSGの公開を完了します。
もちろん、これらもネットを含めて一般に公開されるのは初めての内容であり、それどころか射撃指揮装置T型についてのこれほど詳細で公式なものは他には無いでしょう。
当然ながら、今後とも海上自衛隊自身からは公開さることは全くないものと考えますので、その意味でも価値があるものと思っております。
それにしても、術科の過去については全く関心の無い海上自衛隊ですので、これらのSG、まだ残っているのでしょうかねえ ・・・・ ?
2024年11月24日
50口径3インチ速射砲 スタディ・ガイド集
絶不調のままですので本家サイトの更新が2ヶ月も滞っておりましたが、何とか 「現代講堂」 の 「資料戦示室」 コーナーに私が保有する 「50口径3インチ速射砲」 のスタディ・ガイドの全てを公開しました。
https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/28_50cal_3in_RF_SG.html
https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/tenji_main.html
本砲は海上自衛隊が国産艦艇を建造し始めてから護衛艦などの主砲又は副砲として広く搭載されてきましたが、平成8年に機雷敷設艦 「そうや」 の退役をもってその姿を消すことになりました。
江田島の海上自衛隊第1術科学校の第1砲術講堂横に退役艦に搭載されていて用途廃止になったこれの連装砲1基が置かれて展示されていましたが、今年4月に第1術科講堂が解体・撤去されることになったことから、この3インチ連装速射砲も近々撤去されることになると思われます。 そうなると、海上自衛隊からはこの砲は名実ともに消え去ることになるでしょうね。
そして、現用の装備・兵器以外には全く関心が無い海上自衛隊においては、この砲の正式な取扱い説明書や教育に使われたSGなどは残されているんでしょうか? 勿論、例え残っていたとしても、それらが防衛省・海上自衛隊から公開されることはまずあり得ないことと考えられますが ・・・・ ?
したがってこの種のものが公開されるのは、ネット上も含めて私の本家サイトが初めてのものと自負しております。
ほとんどのSGはディジタル化して原則私の書き込みを削除しただけの 「暫定版」 で、特に本砲の 「同期試験及び調整法手順書」 は元々があまり鮮明でない写真が多数掲載されており、かつこれを質の悪い藁半紙に印刷されていますので、グレーでディジタル化して、それからゴミ取りや整形をしなければなりませんので大変に手間暇がかかり、最初の20ページほど以外はスキャナ−で読み込んだままの 「暫定版」 のため、PDF1ファイルで約36Mバイトにもなっていますので、読み込みの時はご注意ください m(_ _)m
う〜ん、次は射撃指揮装置 Mk56のSGを、そして練習艦になっている「はたかぜ」、「しまかぜ」が退役したときにはMk−42 5インチ速射砲のSGを公開したいと考えているのですが ・・・・
2024年12月08日
射撃指揮装置 Mk56 スタディ・ガイド集
早いもので、今年ももう師走に入ってしまいました。
絶不調が続いておりますが、先々週に何とか 「現代講堂」 の 「資料戦示室」 コーナーに私が保有する 「50口径3インチ速射砲」 のスタディ・ガイドの全てを公開しましたので、今週は予定通り 「射撃指揮装置 Mk56」 のスタディ・ガイドの公開に進みました。
https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/29_GFCS_Mk-56_SG.html
https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/tenji_main.html
SGは全部で7つですが、今週はその内の4つです。 「付図」 以外はスキャナーでディジタル化したままで、整形もゴミ取りもしていないままの (暫定版) ですが、これでも結構手間暇を要していることはご了承ください。
この Mk56 は米海軍がリリースしたもので、極めて安定した性能の大変に優れたものでしたが、平成15年に搭載艦が全て無くなり、以前江田島の第1術科学校の第1砲術講堂横に用途廃止となった1基が置かれて展示されていたのですが、これもいつの間にか無くなってしまっておりますね。
( 昭和47年の防大4学年乗艦実習時撮影 )
また、正規の取扱説明書などは既に海上自衛隊には存在しないというのが防衛省・海上自衛隊の “公式見解” ですので、名実ともにこの射撃指揮装置はもう存在しないことになります。
教育で使用したかつてのSG類はまだどこかに残されているのかもしれませんが ・・・・ 例え残されていたとしても、防衛省・海上自衛隊から公開されることはまずあり得ないことと考えられますので、この私の本家サイトで皆さん方にお目にかけるのが刊行物やネットを通して初めてのことと自負しております。
防衛省・海上自衛隊というところ、術科については全く関心がありませんで、古い史料・資料を保存、管理し、それらを公開して活用していこうという気は全く感じられません。
それどころか、昨今の航空機や艦艇の事故なども見ていくと、この術科技能の低下がかなりすすんでおり、防衛省・海上自衛隊が外向けのことばかり取り繕う “お役所” になってきているような気がしますね。
2024年12月15日
「射撃指揮装置 Mk56」スタディ・ガイド集 続
師走に入りましたが、相変わらずの絶不調が続いておりまして ・・・・
先週 「現代講堂」 の 「資料戦示室」 コーナーに私が保有する 「射撃指揮装置 Mk56」 のスタディ・ガイド集を追加して7つの内の4つを公開し、今週は 「射撃指揮装置 Mk56 機能説明書 (その2)」 の (暫定版) をUP しました。
https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/29_GFCS_Mk-56_SG.html
https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/tenji_main.html
本当は残りの回路図と射撃用レーダーMK35も公開しようと思ったのですが、回路図を準備していて “はた” と気付いたのは、回路図は本来は横に長いものを分割してこれをB4版の藁半紙に印刷されて綴じられておりまして、私はこれを一旦バラして各回路図を横に繋げた上で色々な書き込みをしており、スキャナ−でディジタル化の際にこれをB4版に分割してスキャンしました。 (レーダーのSG後半の回路図も同じ)
今回のサイトでの公開に当たり、やはりこれではあまり綺麗にはなりませんので、この横に繋げたものをまたバラしてスキャナーにかけることにしました。
このため多大な手間暇がかかってしまい、今週の更新にはとても間に合いませんでしたので、回路図及び射撃用レーダーについては今後出来次第ということにさせていただきます。