とは言っても、腰を落ち着けてのコンテンツ作りまでは余裕がありませんので、既にディジタル化してあったものからです。
『史料展示室』 コーナーにて1946年の 『米国戦略調査団 概要報告書 (太平洋戦争)』 (USSBS Summary Report (Pacific War)) の原文及び邦訳版を公開しました。

皆さんご存じのとおり、本史料は太平洋戦争史を研究する上では古典中の古典ですが、出版物としても、またネット上でもほとんど見かけませんので、ご紹介することにしたものです。
太平洋戦争史については今では様々な出版物も出されており、内容的には特段目新しいものはありませんが、米国側から見たものとしての基本史料の一つであることには変わりはありません。
ただ、本報告書はあくまでも 「戦略爆撃」 という観点に立脚したものであり、かつ調査団委員の意見であることを頭に置いておく必要があることは申し上げるまでもありません。
邦訳版は防衛大学校の創設期に戦史教育用のテキストとして作られたものですが、どなたが訳されたものかは記載がありませんので不明です。 残念ながら元々の印刷が悪いために大変見難いものですが、それでも十分にお読みいただけるでしょう。
なお、この邦訳版はかつて防大にいた時も見かけませんでした。 今では残されていないのではないかと思いますので、ここでディジタル化して残しておくことは意味があると思っています。