2013年05月07日

モデル・アドバイザーの独り言 (19)

◎ 第9巻 「榛名」

シリーズ第9巻は 「榛名」 です。 1928年の第一次近代化改装後の姿。

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すでに第5巻で1944年時の 「金剛」、第7巻で1942年時の 「霧島」 と続いていますので、この 「榛名」 については当初予定を変更してこの1928年の姿となりました。

ただ、既に企画がかなり進んだ段階での変更でしたので、各部に色々問題点が残ってしまったところがあります。 しかしながら、スケジュールの都合上これは致し方なかったものとお考え下さい。

逆にこの段階で変更を受け入れたイーグルモス社の姿勢を評価していただいてよろしいかと思います。

何れにしても、第一次近代化後の1/1100スケールのモデルとして一応の基本的形状は表現されておりますし、この状態のものは組立モデルでもありません (確か) ので、本シリーズならではと思っています。 本シリーズのバラエティさを表す良い例となりました。


モニターをしていただいているHN 「おまみ」 氏による評価記事は、氏のブログ 『模型の花道』 の次のURLです。


後部マストの高さはご指摘のように確かに寸足らずですが、ブリスターの都合でこれで一杯一杯とご理解下さい。 どうしても気になる方は、マスト上部だけでも真鍮線で作り直されることをお薦めします。

009_Haruna_model_02.jpg

この 「榛名」、1928年モデルにし直しましたが、シリーズでも初期の作品でもあったため、全体的なモールドなどの甘さは残ってしまいました。

そして、本モデルで最も問題なのは後部艦橋の形状が違うこと。 これは図面や写真の他、静岡版を知人のモデラーさんに頼んで改修して貰ったもの (後部艦橋などの他は基本的には再組立再塗装のみ) までも渡しましたが、それでも直りませんでした (^_^;

009_Haruna_model_05.jpg
( 上が静岡版、下が知人の改修板 )

その他、8センチ単装高角砲が表現されていないこと (プラットフォームのみ)、水偵の塗色が銀色でないこと、などなど細かいところでは色々あります。

スケジュール的にも余裕がなかったと想像されますが、モデル・アドバイザーの一人としてはもう少し頑張って欲しかったですね。 最低限でも後部艦橋は。

それでも、おまみ氏にも評価いただいたように、これまでのモデルの中では組み立て及び塗装については一番であろうかと思います。

上部構造物やマストなどの傾きはほとんどありませんし、細かな部品の取付不良もわずかです。

ただこれがこの 「榛名」 だけのものなのか、シリーズとしての製造工程や検品などの体制について見直し・改善がなされたのかは私も判りません。 今後しばらくは様子を見ての上でのことになります。


これでやっと本ブログも現行発売の最新巻まで追いつきました (^_^)  次からは新巻の発売に合わせて書きます。


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