2013年04月04日

モデル・アドバイザーの独り言 (13)

◎ 第4巻 「武蔵」

シリーズ第4巻は 「武蔵」 です。 1942年の就役時、というより正確には就役直後の1942年の姿。

004_Musashi_model_01_s.jpg

モニターをしていただいているHN 「おまみ」 氏による評価記事は、氏のブログ 『模型の花道』 の次のURLです。


航空機運搬軌条が黒色になっていることをご指摘いただいておりますが、これは黒鉄色の指定に対して、メーカーの回答が 「黒鉄色の塗料がない」 からとのこと。 これには私もちょっと 「?」 と思いますが、では代わりに何色にするか。

実際にはサイドなどは灰色ですが、上面は鉄道のレールのように鉄色、あるいは銀色に近い色になります。 少し使わなかったり手入れが悪いと銹びることも。

塗装の件につきましては、後ほど纏めて記事にします。


ところで、実はこの 「武蔵」、元々は第10巻の予定で、この第4巻は 「伊勢」 でした。

004_Musashi_cover_s.jpg

そしてこの 「武蔵」 は、最終状態である1944年の捷号作戦 (レイテ沖海戦) 時の姿でモデル化される予定でした。

私が本シリーズのお手伝いを始めた時に、この 「武蔵」 はまだモデルプランの段階でした。 そこで、第1巻の 「大和」 が最終状態のモデル化でしたので、「武蔵」 については副砲が4基の元々の姿である竣工時をリコメンドしました。

本シリーズは1/1100スケールで数を揃えることに重点を置いていますので、「大和」 「武蔵」 とも最終状態とすると、このサイズではパッと見ほとんどその違いを出せないからです。

そして 「武蔵」 を竣工時とすることによって、この 「大和」 型の変遷をシリーズ対象者の方々にお見せできることになります。

リコメンドした時には私自身もう開発段階として時期的に間に合わないかと思っていましたが、イーグルモス社の担当者はこれを受け入れてくれて、急遽デザインの変更となりました。

( イーグルモス社のこういう姿勢と努力は評価していただいて良いと思います。)

とは言っても、「大和」 型の艦型からして全体的にはそれほど大きくは手戻りにならず、かつ副砲などは共通部品として既に設計済みのものがそのまま使えることが大きかったと思います。

で、この変更は割とスムースに行きまして、そしてこの 「大和」 と 「武蔵」 の2つの姿を本シリーズとしてもアピールできることから、発刊順序も当初の第10巻から第4巻に前倒しになったと聞いています。

もちろん、購読者の方々の中には、「武蔵」 の最終状態の姿に愛着をもっておられる方がおらるかも知れませんが、本シリーズとしての艦容のバラエティさを優先させたためとお考え下さい。

本シリーズが80隻並んだ時に 「大和」 と 「武蔵」 がほぼ同じ形というよりは、こちらの方が遥かに見栄えがすると思いますし、それが本シリーズのコンセプトに合致するものと考えています。

このことは、シリーズのこの後で日本の同型艦を出す場合 (外国艦は全くのノータッチですので) にも、アドバイザーの一人として同じようにイーグルモス社に対してリコメンドしていくつもりにしています。

したがいまして、現在予告されているこの後の日本艦について、この艦はこの年代の姿で、というご意見・ご要望がありましたら、お聞かせいただければ大歓迎です。

もちろんイーグルモス社にはイーグルモス社としての考えと判断がありますから、全てが全てリコメンドどおりになる訳ではありませんが (^_^;


この 「武蔵」、何故か射撃指揮・測距儀塔の向きが前後逆に取り付けられて販売されてしまっています。 「大和」 と同じ部品で、なおかつ 「大和」 では正しく取り付けられているのですが ・・・・ ?

004_Musashi_model_02_s.jpg

そして、修正するようにアドバイスしてあった、2番及び3番副砲の前後にある機銃座の位置については直らないままでした。 これについては、当初の最終時状態のデザインから、急遽ここまで変更できたことで良しとして、ご容赦を。

細かなところでは、「大和」 との共通部分も含めて他にも色々ありますが、言い出すとキリのない話しになりますので ・・・・

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