2013年03月18日

モデル・アドバイザーの独り言 (7)

ここからは、発売された各巻のモデルについて、私の思うところを呟いていきます。

( 解説パンフレットの中身については全く関与しておりませんので、ここでは取り上げません。 悪しからず。)

なお、サイト 『模型の花道』 を主催されるHN 「おまみ」 氏が、本シリーズの販売元であるハーレクイン社からモニターを引き受けられ、氏のブログ 『模型の花道のブログ』 にて、発売になった各巻についてその評価と、そしてモデルのディティールアップについてUPされています。

以後、氏のブログ記事と “勝手にコラボ” しながら、続けていきたいと思います。  もちろん氏には事前にお断りしてありますが (^_^;


◎ 第1巻 「大和」

創刊号は英国の出版社としてもっとも無難な選択である 「大和」 でした。 1945年の最終時の状態でモデル化です。

本モデルについての 『模型の花道のブログ』 のHN 「おまみ」 氏の評価は、次のURLにUPされています。


モニターさんだからと言うわけではありませんが、ネット上でのこの種の記事は、とかく本人の知識自慢の重箱つつき的、あるいは対象と商品コストを無視した過剰要求的なものが多い中にあって、私から見ても客観的かつ公平な視点からの内容であると言えます。

これは大変に好感の持てるところで、私のこのブログでもご紹介する所以でもあります。

ところでこの 「大和」、先にも書きましたように、私が本シリーズのモデル・アドバイザーの一人として関わり始めたときには、既に静岡でのテスト販売が始まった後でした。

そこで、この静岡版を評価用にいただいて全国販売に備えてのアドバイスをすることになりましたが ・・・・ 私が言うのもなんですが、如何に先にお話ししたコンセプトとポリシーであっても、ちょっとこれでは 、と言うところがありました (^_^;

しかしながら、要修正・要改善点についてのアドバイスは、結局のところ時間的・コスト的な制約が大きく、ほとんど実現しませんでした。

僅かに塗り分けなどは、おまみ氏の記事にあるように多少は改善されていますが、指摘のあった前部上甲板上の機銃座の位置と形状などの修正は、始めからダメ。 (注)

その他の形状なども、一部はアドバイスしましたが、私自身がほとんど手を着けませんでした。 始めからムリと言われていましたので。

イーグルモス社としても、製造 〜 販売までの大きなサイクルにおけるスケジュールとコストを考えるならばとてもムリだった訳で、購入者の方々にはこれは致し方なかったものとご了承いただくしかありません。


そして、多くの方々にご指摘いただいている、本モデルでの最大のミスが 「デリックのアームの上に艦載機が載っている」 という点です。 私としても、一体誰がこのようなことを考えたのか、と。

001_Yamato_01_s.jpg

どんな初心者の人でもちょっと考えればあり得ないことと気が付くレベルの誤りであり、これは当然イーグルモス社としても全国販売に備えて最優先で修正すべきものでした。

私もそのようにアドバイスし、イーグルモスの担当者も了解してはくれたのですが ・・・・ 中国のメーカーからスケジュール的にムリ、との回答で致し方なかったと聞いています。

これについては、結果的に誤りと判っていて販売することとなってしまい、イーグルモス社としては購入者の方々に素直に 「ごめんなさい」 と謝るしかないと思います。

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(注) : 甲板上の機銃座の位置と形状については、私としては多少異なる意見を持っています。

確かに “研究家による最近の考証結果では” ということではそう言われていますし、本モデルもそうなっていれば文句は無かったことでしょう。

しかしながら、考証は考証ですし、そして一つ前まではこれだったのですから、モデルとしてそれ程誤りという訳ではない話し、と考えております。

もちろん、もしこれで納得されない方がおられるのでしたら、どうか 「おまみ」 氏のディチールアップ記事にあるように、ご自分で修正されるようにお薦めします。

あるいは、全てが “最新の考証” に沿ったものでなければと言われる方々がおられれば、それこそ市販の組み立てモデルにご自身で納得いくまで好きなだけ手を入れられればよろしいと思います。

そこまで拘りをお持ちでしたら、ということで。


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