
慶応3年10月の大政奉還に始まって、昭和18年12月までの、旧陸軍の制度の変遷を時系列を追って全202頁に纏めたものです。
旧海軍の制度沿革を研究するためには、どうしても横並びで陸軍のことを知る必要がでてきますが、本史料はそのためにも恰好の手引きとなる内容です。
陸軍軍制史に興味がある方も、また旧海軍を研究する人にとっても、機会があれば是非入手しておいて損のないものと思います。
ただし、当の陸自さんにも残っているのかどうか ・・・・ これは私には判りません (^_^;
この史料で面白いのは、中に 「部外秘」 と記された頁が何個所かあることです。 戦後の時代になって、しかも特に明治期のことについてまで、具体的に何が秘密なのか読んでもよく判りません。 作成当時に何か理由があったんでしょうね。
また残念なのは、昭和18年末までしかないことです。 私がコピーした原本がたまたま抜けていた訳ではなさそうなので、これも何か理由があってのことと思います。
余談ですが、旧陸軍では明治元年8月に 「陸軍兵学校」 が開設されています。 これが翌2年には 「陸軍兵学所」、続いて 「陸軍兵学寮」 となり、明治5年にこの 「陸軍兵学寮」 内に 「士官学校」 「幼年学校」 「教導団」 が置かれて、これらがそれぞれその後の基礎となります。
「陸軍は士官学校なのに、何故海軍は兵学校と言うの?」 と言う方がおられますが、陸軍も最初は兵学校だったのです。
もちろんこれは陸海軍の 「兵」 の学校ということではなく、士官学校の始まりが 「兵学」 を教える所と言うことからです。 これも初心者の方々がよく間違われるところです (^_^)
この史料、大変興味がありますね。上京した折には、偕行文庫と戦史室で探してみます。戦史叢書や陸軍制度史を解説した本だけでは複雑すぎて分かりにくいですから。
この史料、上記のようにハンディでしかも大変利用価値のあるものなのですが、残念ながら私のコピーは原本の状態が悪かったためもあって非常に見にくいです。 表紙だけならスキャンしてもゴミ取りは簡単ですが・・・
できればもっと綺麗なものが欲しいところですね (^_^;
老後の趣味の延長として、暇があれば全国の手押しポンプを探して歩いています。
昭和の40年代までならどこでも見掛けたのですが、今となってはお役御免と無造作に放棄されています。
なかでも「津田式」ポンプ製作所は、西日本ではかなり普及したようです。
なかでも製造時期が昭和10年代と推測される、型名は「ケーボー号」「アサヒ号」「サカエ号」があるのです。漢字表記ではなく、カタカナ故に意味が全く解釈できないのです。
さて何から命名されたのか、結論が出かねています。日本の戦闘機などのエンジン名から拝借したのか、原動機付き自転車の商品名なのか。
先の大戦経験者として何かお心当たりがあれば、ご享受願いたいと思います。よろしくお世話になります。
当方戦後生まれで、しかもお尋ねの方面には何分疎いもので、残念ながらお手伝いできません。
ご来訪いただいている皆さんの中には、もしかしたらご存じの方がおられるかもしれませんが・・・・