
シングルルームでバス・トイレはもちろん付いていいますが、部屋はベットだけでほぼ一杯。 まあ、長期滞在の格安設定でしか予算がありませんし、それに単に寝に帰るだけですから、これで充分と言えば充分なのですが ・・・・
それにしても、仕事場からは途中高速を使って、混んでいなくても片道45〜50分かかります。 なぜ今回はその金沢市内なのか?
実は、前回まででもそうでしたが、仕事場周辺及び近郊にある宿では数日の宿泊ならなんとか我慢できますが、3週間もの滞在には耐えられないことが一番でした。 そうです、宿の周りに何にもなかったからです。
つまり、毎日手軽に夕食を食べられるところや、日用品などが夜でも買えるコンビニ、下着や衣類があるスーパー、あるいはコインランドリー等々、日常生活を送る上での必要なお店が宿の近くに無いとちょっと困ることになります。
また、50名を越える人数が格安の値段で収容できることも必要ですし、そして何よりも “受信料を払っている” ことは契約上の必須条件でもあります。
金沢のビジネスホテルと言うと 「APAホテル」 グループが有名ですが、ここは最後の項目が ・・・・ だったと聞いています (^_^;
ところがです。 ここからがお話しのメインになるのですが、
この今回の宿のある片町交差点付近は、実は北陸地方最大の歓楽街となっており、日が沈んだ頃からは一般の歩行者よりも客引きのおね〜さん、おに〜さん達の方が多いのではないか、と思われるようなところに変貌しておりました。

( 平日の夜の片町交差点 )

( 週末の風景 この内1/3程は客引きさん )
まさにその大歓楽街のど真ん中に宿があったわけで、しかも帰ってくるのはいつも夜の8時過ぎ (^_^;
私達が毎日宿を出発する朝5〜6時頃でも、まだこの仕事を終えたおね〜さん、おに〜さん達が三々五々歩いていたり、酔っぱらって騒いでいたり。 昔はこんなところではなかったんですが ・・・・

( 香林坊方向から片町交差点を望む )
街が賑やかになるのはよいことかもしれませんが、このような猥雑さが漂う雰囲気はイヤですね。 そもそも古都金沢には全く相応しくありません。

( 昼間の片町交差点 )

( 片町交差点から香林坊方向を望む )
昔は飲み屋街といえば、このメインストリートの一本裏手が中心で、木倉町通りなどはその代表でしたが、ここは今では静かな通りになってしまっています。

( 人のまばらな木倉町通り )
また、昼間はこちら、堅町通りが昔から賑やかな商店街でしたが、現在では大変綺麗なショッピング・モール風になっています。

( 平日の朝の堅町通り商店街、しかも雨ですから ・・・・ )
下の写真でお判りのように、片町交差点付近が賑やかになったのは、交差点から南に延びる大通りが整備されてからのことです。 それまでは堅町通りの方が遙かに賑やかでした。


( 左 : 昭和37年の国土地理院航空写真より 右 : Google Earth より )
そして、金沢市街の中心である香林坊交差点付近も大変綺麗になっています。 近代的なビルの 「109」 も出来ていますが、ただ残念ながら中に入っている各お店の様子はちょっと田舎臭いような気がしますね (^_^; 交差点反対側にある 「アトリオ」 の方は覗いていないので判りませんが ・・・・

( 片町方向から見た香林坊交差点、左のビルが 「109」 )

( アトリオ前から片町方向を見た香林坊交差点 )
でも昔の香林坊がどの様なものだったのかちょっとよく思い出せません。 こんなに広かったのかな〜、っと。 「宇都宮書店」 という大きな本屋さんがあって、ここにはいつも出入りしていたのは覚えているのですが ・・・・

( アトリオ前にある市街立体模型のオブジェ )
この香林坊交差点から先、有名な 「近江町市場」 がある武蔵ヶ辻交差点までは昔からのビジネス街で、今でも金融関係や保険会社などのビルが並んでいます。 北国新聞社のビルも立派なものになりましたね。
肝心な金沢での “飲む” “食べる” の話は、あとで纏めてご紹介することにします。

( 一日の労働に乾杯! )
まだ独身の頃、鉄道写真撮りに金沢行きました。
私は北鉄金沢駅前のビジネスホテルで、レンタカー使ってウロウロ。夕飯はたしかに片町と市立図書館の間の呑み屋街とか(^^ゞ。
香林坊から堅町商店街の並びも昼間なら楽しいネタがあるのにね。
お疲れさまです。
今回は周遊バスの中からで素通りしましたが、金沢駅周辺も全く様変わりしてしまいましたね。 西口方面も大々的に開けましたし。
飲み食いの話しは、あとで纏めてしますね。