2009年10月17日

マルタあれこれ(17) ラバトの散歩

 私と家内の散歩は、イムディーナから隣のラバト (Rabat) へ続きます。

 先にも書きましたように、ラバトはイムディーナと一緒に発展してきた街ですが、前者が貴族や富豪などの住む 「城内」 であるのに対して、後者は日本風で言えば 「下町」 です。

 イムディーナのメインゲートを出て、ゲート前の広場になっている幅100メートルもない 「ハワード公園」 (Howard Gardens) を横切れば、もうそこがラバトの街です。

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 とは言え、ターリ、イムディーナに続いての散策ですので、ここラバトはメインの見所である 「聖パウロ教会」 (St. Paul's Church) までブラリブラリと街中を歩いて終わりにしました (^_^;

 イムディーナのメインゲートから同教会までは約400メートルほど。 行きと帰りで違う道を歩きました。 立ち並ぶ建物の風情は、やはりこちらは庶民の街の顔です。

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 街角もどことなくノンビリ・ムード

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 ラバトの街の中心である聖パウロ教会の前の 「パリッシュ広場」 (Parish Square)

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 因みに、右の白と水色のパラソルがあるオープン・テラスは、2005年のスピルバーグ監督の映画 「ミュンヘン」 でも主人公達が寛ぐところとして出てくるカフェです。

  「聖パウロ教会」 の正面は今まで見てきた中では最も教会らしいものです。

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 中はこぢんまりとしています。 主祭壇は割とシンプルですが、内装は大変に重厚で、荘厳な雰囲気を醸し出しています。

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 ドームの装飾は、私的にはここが最も綺麗だと思います。

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 また、両側の礼拝堂も繊細な装飾がなされています。

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 ここは教会の脇にある博物館は有料ですが、教会内の拝観だけなら無料です。 (で、あとでオチがあるんですが)

 そして、目玉は何と言っても、この教会の地下にある洞窟です。 紀元1世紀に聖パウロがマルタに漂着した際に、一時ここに隠れて布教活動を行ったとされているところです。

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 ここは鉄柵に鍵が掛かっていて入れないのですが、教会の入口付近に何人か人が集まったと思うと、どこからともなくおじさんが現れて 「こっち、こっち」 と手招きをします。

 で、ゾロゾロと階段を下りていくと、鍵を開けて中に入れてくれ、頼みもしないのにマルタ訛りの英語で解説が始まります。

 よく聞き取れないのですが、何でもこの像の本物はバレッタの 「国立美術館」 にあり、これはレプリカだとのことは判りました (^_^;

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 最奥にある聖パウロの布教所といわれるところ。

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 地下洞窟の床も、例に漏れずマルタ騎士の墓標になっています。

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 で、一頻り解説が終わると、紙幣が乗った真鍮のお皿を取り出しまして、心ある皆さんのお気持ちを、と寄付の要求。 彼はどうもこれで食べているらしい (?) と、ここに来て知りました。

 全部案内を聞いてしまった後では、何某かを出さざるを得ません。 な〜んだ、敬虔なる信者のボランティアじゃあないんだ (^_^)

 余談ですが、この聖パウロの地下洞窟、1990年にローマ教皇のヨハネ・パウロ2世が訪れたところとしても知られていますが、ところが最近の研究では聖パウロは実際はマルタには来なかったとされているようです・・・・・?

 市販のガイドブックによれば、ここラバトにはその他の見所として、ローマ時代のものを集めた美術館である 「ローマン・ドムス」 (Roman Domus) や2ヶ所のカタコンベ (地下墓地) などがあるようですが、時間の関係で全てパスしました。

 面白いところでは、昔の駅舎を利用した レストランも近くにありますが、こちらも寄らず。 (マルタにも19世紀末〜20世紀初めに鉄道が走っていたことがあります。 今でもイムディーナの城塞の下を縦貫するその時のトンネルがあるそうです。)

 これでターリ → イムディーナ → ラバトとマルタ内陸の3ヶ所の散策を終わって、バスに揺られてホテルへ戻ります。

 本日一日の家内の戦果です。 まあ、遙々地中海のマルタ島まで来て、何とも他愛のないものばかり。 (右下の航空博物館のパッチは私の数少ない戦利品ですが (^_^; )

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posted by 桜と錨 at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | マルタあれこれ(完)
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