2009年08月22日

マルタあれこれ(12) 海事博物館

 ここも私のブログならではこそ、ご紹介しなければならないところでしょう。 古都ビットリオーザにある 「海事博物館」 (Maritime Museum) です。

 場所は前回の衛星写真からのものに示してありますのでご参照ください。

 市街入口ゲート前から、市中に入らずに左手の坂道を海岸まで歩いて約5分です。 ヨット・ハーバーの海岸沿い道路に通じるゲートがあるところの建物ですので、すぐに判ります。

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 まずその前に。

 そのゲートの前の小さな広場に、ガイドブックにも紹介されている 「自由の像」 (Freedom Monument) というのがあります。 1979年に英軍がマルタから完全撤退する時に、今次大戦を共に戦った記念に作られたもので、英国水兵とマルタの船員が握手をし、その横で国旗を掲揚している4体の像からなります。

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 しかしこれ、飾られている場所も場所なら、像そのものも “何、これ?” という感じのものです。 折角作るならもう少しマシなものにならなかったのかと。 回りの景色の中に全く埋もれてしまっています。

 さて 「海事博物館」 ですが、ここは騎士団時代には兵器庫として、また今次大戦中は英軍のパン工場に使われていたそうですが、時計塔のある、なかなかドッシリした建物です。

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 ところが、例によって入口はどこ? というようになっておりまして ・・・・ これではとても前を通りがかった人が “ちょっと入ってみようか?” とはなりませんよねぇ。

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 入口奥の受付で入場料4.66ユーロ(640円) を払って中へ。

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 正面の階段を上がった2階が展示スペースになっています。

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 後で聞いたら、以前は一階の両側は昔の大きなボイラーなどが展示されていたそうですが、私が行った時には両側とも何か工事の最中でした。

 階段や階段を上がったところはなかなか雰囲気もよく、これは期待できるかも、と思ったのですが ・・・

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 ドアを抜けて展示室に入ったら ・・・・ ガ〜ン、何これ、く、暗〜い ・・・・ これではとても三脚無しにはまともな写真が撮れない ・・・・ orz

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マルタでも、今まで回ったところは確かに一般的に暗いのですが、それでもここは際だっています。

 もしかして、閉館まであと1時間もなく、しかも先客は誰〜れもいないので、既に館内の照明を落としている?

 ともかく、何枚かはまともな写真は残るかと思い、フラッシュを焚いたり焚かなかったり、フィルターを替えたり、カメラの撮影設定を色々変えたり、で駆け足で撮りまくるだけは撮りまくりました。

 が、結局、まともなものはほとんど無し(T_T) いくら私の腕が悪いからといって ・・・・

 皆様には、まあ何とかお見せできるものだけピックアップして、個々の説明抜きで駆け足に。

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( 部屋の仕切り壁の所を利用してこう言うものも作られています )

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( 他に誰〜もいない、暗〜いところで見ると ・・・・ )

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(近代・現代艦船の模型の写真はほぼ全滅 ・・・・ orz )

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 展示物は、古代から近代までの船や海事に関するものが多種多彩で、ゆっくり見て回れば貴重なものもあったのかもしれません。

 もっとも、中にはこんな冗談かと思うようなものも展示されていましたが (^_^;

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 しかし、いくら何でもこの暗さでは ・・・・ 広〜い館内で私一人しかおらず、少々薄気味悪かったのも確かです。

 歴史上数々の戦いがあった小さな島で、こんな展示物のある建物の中ですから、絶対にいますよね、霊が (^_^;

 まだ2/3ぐらいしか回っていないところで、“お〜い、大丈夫か〜?” っと館員さんが心配して見回りに来ました。 というより、どうも本音は “俺もそろそろ帰りたいんだけど” ということのようです。

 仕方なしに玄関を出たら、すぐに内側のガラス扉は中から鍵を掛けられてしまいました。 まだ正規の閉館時間まで15分もあるのに ・・・・

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 ここも後で通訳として仕事を手伝ってくれている日本人ガイドさん達に話したら、案の定 “一体何しにそんな所へ行ったの? 私なら日本人旅行者は絶対に連れて行かないところ。 だって後で入場料返せって言われるに決まっているから” とのこと。

 いえ、元船乗りだから、と返事をしたら、“フ〜ン、それでねぇ” と言ってまたまた変人を見る目つきをされました orz

★  ★  ★  ★  ★

 さて、ここビットリオーザには、私の2007年版のガイドブックには載っていませんが、最近もう一つの軍事関係博物館ができたようです。

 「戦時下のマルタ博物館」 (Malta at War Museum) というところです。 市街への入口ゲート前のところには看板も出ているのですが ・・・・ これも場所が判りませんでした (^_^;

 帰国後に調べてみたら、まさにその入口ゲート脇にあったようです。 残念!

 どんなところかは、次のURLのサイトなどでも紹介されていますので、ご参考までに。


 これも場所が判らなくてたどり着けなかったバレッタの 「ラスカリス戦争記念館」 の様な感じで、バレッタの方は司令部跡、こちらは庶民の避難場所跡、という棲み分けのようですが、果たしてどれだけの見学者を呼び込めるのか ・・・・?

 ただ、ここは入場料が7ユーロ(960円) もするようです。 他と比較しても、またマルタの一般的な物価からしても、かなり高い。
posted by 桜と錨 at 13:52| Comment(0) | TrackBack(0) | マルタあれこれ(完)
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