と、ある常連の回答者が、
“計算は確認してませんが、速すぎると弾丸が壊れて「貫通」できなくなりますよ。”
?????
ある厚さの装甲板に対して、徹甲弾はある撃速までなら貫通するけど、それ以上に速いと徹甲弾の方が壊れてしまう?
ということは、何ですか、戦艦の主砲は近距離砲戦では役に立たないということですか? 巡洋艦クラスでも懐に飛び込めば大丈夫だということですか?
しかも 「計算は確認してませんが」 って、撃速500m/秒前後のケースの話しで一体何を計算してどんな確認をするつもりなのでしょう?
これが、質問者に対して 「予めネット検索するなり一般刊行物を読むなり十分に調べた後で書き込め!」 という返答が “頻繁” に付くことで有名な QandA サイトなんでよすねぇ (^_^)
成形炸薬弾と勘違いされているのでしょうか?
>成形炸薬弾と勘違い
いえ、そこまで知識の無い人ではありませんが。
徹甲弾が砕け散る速度とは? 想像もつきません。 大口径の砲でそこまで加速できるのでしょうか?? う〜ん。。
因みに20数年前に銃の専門誌で小銃用の徹甲弾で鉄板の貫通実験をレポートしてましたが、実験の結果は射撃位置から弾丸の回転が安定する100m離れた地点の標的に対して最も貫通力が高いという結果でした。
?????
弾丸が銃口から離れた直後には弾頭がふらついており、回転軸の中心が定まって安定するという意味の紹介が成されておりました。
ジャイロみたいに回転体のバランス調整していればふらつかないと思いますが、丁度、独楽を回した際に暫く経ってから同じ場所に留まって安定している状態でしょうか。
しかし、貫通力に対してどれほどの効果が有るのでしょうか??
独楽の場合と弾丸とではどこが違うかをお考えいただくとよく判ると思いますが・・・・
砲弾の回転に伴う運動は、砲口を離れた(離口)時の外力に無関係な「初章動」と、その後弾道が曲がることによる空気抵抗とによるいわゆる「すりこぎ運動」との2つにより、“花飾り型模様”の複雑なパターンを画きます。
しかしそれでも初章動による振れは通常は最大でも数分、即ち0.1度以下とされています。 これと小銃弾の射距離100mでの弾速の低下とを考えると、どちらの影響が大きいかは明らかかと。
したがって、原因・理由はともかく、仮にご呈示の記事の実験結果がその時の「条件」では確かにそうだったとしても、それを“一般論”とすることは極めて困難でしょう。
そして実際、このことが徹甲弾の侵徹量への影響として採り上げられたという史料は、少なくとも私は見たことがありません。