2009年07月19日

マルタあれこれ(7) 聖エルモ砦

 続いては、バレッタのメイン・ストリート 「リパブリック通り」 を真っ直ぐ突き抜けた、半島の先端に位置する 「聖エルモ砦」 (Fort St. Elmo) です。

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( 元画像 : Google Earth より )

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( ゲート前広場より見た陸側の聖エルモ砦 )

 ここには聖ヨハネ騎士団 (後のマルタ騎士団) がマルタに移住する前から小さな砦があったそうで、1565年のオスマン・トルコによるグレート・シージ (大包囲戦) の際には最終的に陥落してしまった悲劇の場所でもあります。

 その後騎士団が荒涼たる半島に現在のバレッタを構築する際に、この砦も大規模な改築が行われて現在の姿となり、その後は長く英軍の駐屯地として使われてきました。

 現在ここはマルタの警察学校となっています。 このためこの 「聖エルモ砦」 は、毎日曜日にのみ公開されており、平日及び土曜日は非公開です。

( 因みに、マルタ観光で一番困るのが、バレッタなど一箇所の中でも日曜日は休みのところと、逆に日曜日しか開いていないところがあることです。 したがって、結果的に1回(1日)のみでは見られないところが出てきます。 )

 そして、この日曜日に、月2〜3回程度は 「イン・ガーディア」 (In Guardia) というマルタ騎士団の当時の姿を再現したショーが行われます。

 また1ヶ月〜2ヶ月に1回程度は 「アラーム」 (Alarme) という1798年のナポレオン軍による占領から1800年の英軍による解放までを紹介するショーもあります。

 「イン・ガーディア」も「アラーム」も、共にその日の午前中に1回のみ、約50分の内容で砦内の隊舎広場で行われます。

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( パンフレット  中に英・独・仏・伊・露、そして日本語の簡単な説明があります )

 その他の日曜日には午前中のみ砦内のガイド・ツアーがあるようですが、こちらは見ておりませんので、内容は不明です。

 私が訪れた日は 「アラーム」 の日でした。 「アラーム」 は年間開催数も少ないので、マルタを訪れた日本人でもこれを見た人は、非常に少ないと思います。 ( そもそも聖エルモ砦まで行こうという人が少ないですから 。)

 非常に大きな砦ですが、一般公開用の入口は広い広場の先にある小さなゲートです。 ここから石橋を渡って砦の中に入ります。

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( 一般見学者用入口 )

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( 正面奥が入口から砦門に通じる石橋 )

 「アラーム」 及び 「イン・ガーディア」 の入場料は5ユーロ (約700円) です。

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 展示広場の周りにぐるりと見学用の椅子が並べられています。 午前11時開催ですので、10時半頃早めに入って見やすい良い場所を確保しようと思ったのですが、この時既に1/3程は先客がおりました。

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( ショーが行われる会場となる隊舎広場 )

 早い人は1時間以上前から待っているとのこと。 そして、11時の開催時までには団体さんも加わって、多くの立ち見が出来るほどでした。

 実は先にご紹介した 「騎士団長の館」 の 「武器庫」 をパスして先を急いだのは、このショーに間に合わせるためでした。

 それではショーの始まり、始まり!

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( 平和な日々を送っているマルタの人々 )

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( そこへ突如ナポレオン軍が侵攻してきます )

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( マルタ軍も果敢に抵抗をしますが・・・・ )

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( 多勢に無勢、圧倒的なナポレオン軍の前に・・・・ )

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( あえなくマルタは占領されます )

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( ナポレオン軍は飲めや歌え、やりたい放題で )

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( 抵抗・反抗するマルタ市民には容赦無い措置が )

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( っと、そこへ待ちに待った来援の英軍が到着 )

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( マルタ市民も立ち上がり )

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( 壮烈な戦いの末に )

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( 遂にナポレオン軍を追い出してマルタは解放され )

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( 元の平和な日々が戻りました めでたし、めでたし )

 と言うことらしいです・・・・多分・・・・そうだと・・・・思う・・・・ (^_^;

 内容は、写真でご覧いただく以上に、田舎のドサ回り劇団より遥かにレベルが低いものですが、まあ観光客相手のショーと考えれば、衣装なども含めこれはこれなりに楽しめます。 それにほとんど途絶えることなく次々と小銃や大砲の轟音が続きますので。

 後で聞いたら、出演者はここのマルタ警察学校の職員や一般市民のボランティアだそうです。

 ショーのある日はこのショーだけで、砦内のツアーはありません。 また、入口から隊舎広場まで以外は立入できません。 残念!

 しかたなく帰りかけたら、入口の石橋のところで出演者の一人が 「お前さん日本人かい?」 と声をかけてきました。 で、記念写真を。

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( 毎回出るのが楽しみだと言う市民ボランティアの一人 )

 余談ですが、マルタ滞在中、あちこちで何回となく 「日本人 (Japanese) か?」 とは聞かれましたが、「中国人 (Chinese) か?」 「朝鮮人 (Korean) か?」 とは一度も聞かれませんでした。

 マルタの人は余程の親日家なのか、それとも日本人しか知らないのか? はたまた、私の顔が余程典型的な日本人の顔をしているのか (^_^)
posted by 桜と錨 at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | マルタあれこれ(完)
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