2009年03月26日

第2回訪台記 3日目(3月14日)・続2

 散々写真を撮りまくってから「承徳」を降りて、次の公開艦の方へ皆で向かおうとしました。 米海軍の 「O・H・ペリー」(FFG-7) 級をライセンス生産した「成功」級の8番艦「田単」(艦番号1110)です。

 この「成功」級も昨年2月に基隆で見学しているのですが、それはそこ、別の艦ですので私達一行が見ないわけがありません。

 と、「承徳」から急いで士官が一人降りてきまして、私達の引率に付きました。 「こっちだ!」 と。

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( 右がその士官 バックがこれから向かう次の公開艦「田単」)

 どうやら私達一行は間違いなく台湾海軍側から “おかしな連中” と目を付けられたようです。

 「日本人のオタクがわざわざこんな馬公まで来るのか? しかもよりによってこんな天候の日に。 何をしでかすか判らんぞ!」 とでも。

 そう、そうなんです、そのとおりです。 来ちゃったんですよ (^_^;

 で、舷梯を上がろうとしたら舷門から 「ちょっと待て!」 とのこと。 そして急いで乗員が呼び集められたようです。 もしかしたら「承徳」から連絡があったのか・・・・

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 「よし!」 との合図がありましたので舷梯を上がると、私達一行の前後にピッタリと案内の水兵さんが付き、「離れずに付いて行け!」 と。 はい、はい。

 そして、艦上を周り始め、まず前甲板に出たのですが・・・・どうやらこの頃、あまりの風の強さに危険防止のため上甲板の公開は一時中止になったようです。 私達にはこの後艦橋は見せてくれるとのこと。

 本当に風が強く、一時中止はまんざら嘘ではなさそう。

( 実際、カメラを構えるのも満足にできず、ファイダー内がグラグラ。 今日ほど手振れ防止機能付きのレンズを買っておいて良かったと思わぬ日はありませんでした。 それでも体ごと揺られるので、狙ったところがファインダーの中心に収まってくれません。)

 しかし、甲板上の見学無し、でメゲルような私達ではありません。 案内の水兵さんを捉まえて、こんな写真まで撮らせろと要求。

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 艦橋に上がれば上がったで、「お〜、こんなもの見っけ!」 と 「長官専用」 とラベルの貼られた双眼鏡をパチリ。 (「田単」はこの時馬公の146艦隊の旗艦だったようです。)

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 「そうか、台湾海軍の将官の椅子は金色のカバーなのか」 でパチリ。 案内の水兵さん達も本当にあきれ顔。

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( 後ろに写っている下士官が大笑いしているのが判るでしょうか? )

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( 艦橋中央の操艦コンソール 右奥が将官用カバーのかかった椅子 )

 そうこうしている内に、本当に見学者は私達一行だけになってしまいましたので、岸壁に降りることに。

 岸壁前の小さな建物が案内所兼リクルートセンターになっていました。 入口脇に張り出された看板がこれ。

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 「146艦隊」「陸戦隊」「通信隊」などの志願案内は判るのですが・・・・「海鋒大隊」? ご想像が付くと思いますが、これは離島の監視所・警備所の要員です。

 こういう僻地勤務 (大体近くに村落もまともに無いようなところばかり) などに希望者がいるのかと思いますが、未だに兵役義務がある台湾のこと、近くの島嶼出身者で、かつ普段はノンビリと勤務したいと思う若者がいても不思議ではないかと。

 ここまでで3時間以上、既に13時近くに。

 そろそろ引き揚げようとしましたら、丁度市内で演技が終わったらしい練習艦隊のドリル隊が帰ってきました。 女性の候補生達も混ざっていましたが、寒そ〜。

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 この岸壁でもドリル演技が15時から行われるとのことでしたが、今日は果たしてどれだけの市民が集まるのでしょうか。

 本当に私達以外の見学者は少なかったです。 土曜日の朝だから? 風が強く、寒い天候のせい? それとも関心がない? う〜ん、何故なんでしょう。 私達からすれば “もったいない”

 レンタカーを止めてある臨時駐車場に戻り乗ろうとしたところで、近くで待機中の消防車、これもパチリ。

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 どうやらドライバーは座席で居眠りをしているようです。 と、うん! 誰ですか、消防車の後ろから上に登ってまで写真を撮ろうとする人は! 油断も隙もない某Y氏でした。

 車に乗ってゲートを出ますが、来た時にゲート外側すぐ横に日本製の錨が飾ってあるのが見えましたので、ゲートを出たところで脇に車を止めて皆下車。

 周りには大勢警備兵がいますので、一応断ってから皆で写真を。

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 大正13年の神戸製鋼所製のストック付きコモン・アンカーです。 多分、旧海軍時代にブイの固定用にでも使用されていたのでしょう。 でも何故日本製のものをこんなところに? 単に海軍のシンボル「錨」だからなのかなと。

 しかしこれだけで終わってしまう私達ではありません。 車が来ないタイミングを確認してから道路の真ん中に出て、ゲートをパチリ。 基地の外からならいいだろう、と。

 このメインゲート。 旧海軍時代の馬公要港部の東通用口と同じ場所なのですが、もちろんゲートや付近の建物は全て戦後の台湾海軍のものです。

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 ここでも警備兵一同 “こいつら何なの?” という呆れたような顔をしていました。

 基地と艦艇の見学を終わったところで、一応今回の旅のメインは達成しました。 撮った写真は優に400枚を超えています。 うん、まずは十分十分。
(続く)

posted by 桜と錨 at 12:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 第2回訪台記(完)
この記事へのコメント
えー、だって、運ちゃん居ないと思ったから、
よじ登って遊んでたら起きてきたんだよ。

急いで飛び降りて逃げましたとさ、わは!
Posted by Y@茶処 at 2009年03月26日 22:50
Y@茶処さん>
 確認が足りませんね。迂闊!ここが戦場なら!(爆)
Posted by みほり at 2009年03月27日 12:58
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