2009年01月05日

三式弾について

 本家HPの掲示板でもご質問がありました三式弾、「三式焼霰弾」(仮称三式通常弾)についてです。

 この砲弾は、それなりに有名であるにも関わらず、案外その内容が知られていないものの一つではないでしょうか?

 しかし、私の手元にあるだけでも、この砲弾については意外に沢山の旧海軍史料が残されています。

 一例として、次のようなものなどです。

sanshikidan_1_s.jpg

sanshikidan_2_s.jpg


 これらの史料を纏めるだけでも、構造・作動や運用法などかなり詳細なところまで分かります。

 もちろんこの三式弾については、何れは本家HPの「旧海軍の砲術」の「砲弾」の項でご紹介していく予定にしています。

 ところで。

 一般の研究家の中には、艦艇や砲熕武器などについて史料を捜される時に、ともすると技術屋さん達のものばかりに目が行って、その結果、無い無いと言っておられる方が案外多いように思われます。

 しかし、艦艇や砲熕武器の専門家ならともかく、一般の方が研究される範囲でしたら、何も難しい技術史料でなくても、このような用兵者のものでも十分なところがほとんどではないでしょうか?

 それにそれらのものの実際の使い方なども合わせて知ることができます。 これは重要なことです。

 艦艇や武器がどのように使われるのかを抜きにして、カタログ・スペックや外形だけを追いかけても、実に無味乾燥なものにしかならない、と私なら思いますが。


(追) : 本項でご紹介した三式弾(正式名称「三式通常弾」)については、本家HP「海軍砲術学校」の下記URLにてその詳細をご紹介済みですので、是非ご覧下さい。


posted by 桜と錨 at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 砲術の話し
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