ロケの主体は海戦シーン。 時々ウォーター・キャノンや大砲の発射音が響きますので、周囲の住宅街にお住まいの方々には迷惑な一日だったかも。
比較的UPの場面が多く、艦全体の場面はほとんどありませんでしたので、エキストラさん達の動作やセリフもその場その場で直していけばよく、私としては楽でした。
しかし監督さんの要求はかなり高いので、イメージに合った画像のカットが撮れるようになるまで何度もやり直し。
今日の撮影シーンでは衣裳やセットがかなり汚れますので、それらの同じ状態でのカットを続けて撮る必要があります。
で、日照時間が短くなったこの時期、そのために昼食の休憩がかなり遅くなり、しかもいつもの半分の30分足らず。
スタッフの皆さんはバタバタでした。 食べる時間の無かった人も中にはいたのではとちょっと心配に・・・・
( 2日目昼のロケ弁 豚焼肉でした )
陸上のオープンセット、しかも一部分のものでの海戦シーンですので、どの様なものになるのか心配をしていましたが、モニター画面を見た限りでは、私としては思っていた以上に良い出来で、かなり面白い映像になるのではと期待しています。
ただ、段々と風が強くなりまして、セットの周りにあるブルー・バックのシートが帆船の帆のように膨らみだし、午後には遂に強度限界となったために一部を外さざるを得なくなりました。
こうなると画像背景に余計なものが写りますので、後でCG合成が面倒なことになります。 CG屋さん泣かせの一日となりました。
( 撮影後の艦橋 背景で小さくしか写りませんので、
ハンモック “もどき” でも十分それらしく見えます )
本日(12日)オープンセットを少し手直しして、明日、明後日と続きのシーンを撮ります。
そして5時起き。