今日は土用の丑の日です。 で、普段あまり楽しみの無い地方の田舎暮らしですから、やはり “鰻” を食べなければ、となります。
こちらに移ってきてからは、このところ行きつけになった小さなお魚屋さんの蒲焼きです。
こちらの地方ではアナゴが普段からよく食べられているせいもあるのか、鰻は出回るのが比較的少ないようですし、美味しい鰻を食べさせてくれるお店が殆どありません。 土用の丑の日の鰻の蒲焼きというと、スーパーやコンビニなどで売られている訳の分からないものばかりです。
この小さなお魚屋さんの若大将は、鰻での修行経験はありませんが趣味が高じて、市場に頼んでおいたものを自分の目で選んで仕入れて来て前の晩に捌いておき、店先の道路にBBQコンロを持ち出して朝から一日中焼いています。


今年も愛知の一色産です。 本人曰く、鹿児島産の方が良いけれどこれは業者が池ごと押さえているのでちょっと手に入らないとのこと。
このお店は別にこれを宣伝をしている訳ではありませんが、口コミで段々拡がってきて、今年は事前の予約だけで約400本近く、中には一人で30本もの注文の人もあるそうです。
時間は午後が良いと言うので3時頃に行きましたが、焼き上がるまでの15分間くらいの間にも買い物籠を下げた常連さん達が鰻を求めて次々に顔を出します。 今日は全部で500本で、無くなったらおしまい。
今年は一色産でもちょっと大きいかな、と。 それもあってか値段も少々上がっていますが (^_^)
都市部なら美味しい鰻重がいつでも食べられるお店はいくらでもあるのでしょうが ・・・・ こちらではこのお店なら間違いの無い確かな鰻です。 貧乏人の老夫婦の年に一度のちょっとした贅沢。
車で家に戻る途中も、車内は良い匂いが充満していました。

で、鰻の蒲焼きといえばやはり日本酒でしょう。 家飲みですから高級酒ではありませんが、やはり千福さんの搾りたてですね。
