今週の本家サイトの更新として、『現代戦講堂』 の 『資料展示室』 コーナーで、「海上自衛隊の砲術・艦砲射撃について」 の項に 「2.射撃指揮法と射撃要務」 の頁を追加し、「射撃指揮法」 についてお話しすると共に、昭和44年と56年のスタディガイド (SG) の全文を公開 しました。


「射撃指揮法」 と言いますのは、早い話がその艦に装備された砲熕武器システムをどのように運用するのか、ということです。
先にお話ししたように、現在では 「艦砲射撃教範」 は砲とミサイルの両方のシステムを合わせた 「艦艇射撃教範」 となっているように、「射撃指揮法」 そのものもかなり変わってきていますが、ここでお話しするのは砲熕武器そのものに限定した、いわゆる 「古典鉄砲」 で、砲熕武器の本来の射撃指揮法を示したものと言えます。
自己の過去の経緯たる公式の25年史や50年史さえ公開したことの無い海上自衛隊ですから、この射撃指揮法については、海上自衛隊自身から一般向けに説明されたことはこれまで一切ありません。
少々古いものですが昭和44年と56年の1術校幹部学生用のSGの全文を公開しますので、もちろんこの程度の内容でさえ一般の方々向けに公開されるのは初めてのことでしょう。
内容はマニアニックなものですが、この方面に関心のある研究家の方々にとっては興味のあるものと思いますし、私がやらなければ今後とも海自自身がやることもそのつもりもおそらく無いものでしょう。