2024年03月31日

防衛大学校 「船舶理論」 など暫定版


もう今年も早や3月も終りですが ・・・・

今週の本家サイトの更新は、「幹部候補生学校SG集」 の末尾にある防衛大学校学生時代のものでまだ表紙・目次だけだった 「船舶理論」 「運用学T(艦船概要)」 及び 「運用学U(停泊・錨泊)」 の3つをそれぞれ本文の全頁をディジタル化したままで整形・ゴミ取りをしていないものを入れた 「(暫定版)」 として公開 しました。

https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/02_OCS_SG_S48.html

既にお話してありますとおり、当時の防衛大学校の海上防衛学で使用しますのは、海上自衛隊の幹部候補生学校や術科学校などで使用する要点のみが書かれたスタディ・ガイド (SG) ではなく、テキスト、いわゆる教科書です。

かつこれらについては候補生学校で1課程、即ち防大卒の学生が習うよりははるかにレベルが高いものでした。

しがたって、私は幹部候補生学校卒業時には SG は捨ててこれら防衛大学校で習ったテキストの方を残すことにしました。

当時の防衛大学校において私達海上要員は 「船舶工学」 については海上防衛学と普通学とで2回習いました。

普通学で習った 「船舶工学」 は、いわゆる学問としての学術的内容で船舶技術者向け でしたが、講義レベル的にはとても満足の行くものではありませんでしたので、私は海文堂から出されていた 大串雅信氏の 『理論船舶工学』 (全3巻) を買い求めて、これを貪るように勉強しました。 この全3巻は今でも蔵書として活用しております。

Ship-Eng_Ohgushi_3vol_m.jpg


一方で、海上防衛学で習う 「船舶理論」 や 「運用学」、あるいは 「復元性能」 などについては、いわゆる学者向けでは無く、実際に船に乗る者を対象とした実践的な内容 となっていました。

今回ご紹介するこの 「船舶理論」 などは、その船乗りとしての実践的な内容であり、一般の刊行物などではほとんど語られないスタンスのものですので、お読みいただく方々にとっても珍しいものであり、かつその点からも貴重なものであるのではと思っております。

う〜ん、候補生学校時代SG集の残りはあと2つとなりましたが ・・・・ 「乗艦実習必携」 は練習艦隊での 「ハンドブック」 と一緒にしてお話ししましょうかねえ。 当時の実習幹部、初任幹部に求められる知識レベルはこの様なものだったということで。


posted by 桜と錨 at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 海自のこと
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