月刊誌『丸』4月号に元 「愛宕」 主砲伝令員でもあった金井藤夫氏の回想が掲載されました。


金井氏は戦後長い間大戦中のご自身のことは身内の方々にもほとんど話されてこなかったようです。 こういう身をもって体験した重いことは、なかなか身内と雖も他人には話す気になれないものであることは良く判ります。
したがって、誰にも語らずにそのままになってしまう方々も多いのですが、金井氏はようやく当時のことを判る人がいればそろそろ聞いてもらっても、という気になられたようで、私が親しくしていただいている方を通じてお話しがありました。
しかしながら、直接お話を伺うにはやはり聞く側にもそれなりのテクニックが必要で、こういうことに慣れている必要があり、かつ伺う内容を理解できる知識が無ければなりません。
それで、勝目純也氏にお願いをしたところ快くお引き受けいただけ、2度にわたって金井氏からお話をお伺いし、この度 「丸」 紙面で立派な記事に纏めてくれました。
やはりこういうことはその道に慣れた専門家ですね 〜
しかも、特に 「愛宕」 についてはあまり書かれたものが多くはありませんし、戦後約80年経ってようやく出てきたお話しでもあり、その意味でもこれは貴重な記事であると思います。
書店の店頭で見かけられた時には、是非とも手に取って一度ご一読ください。