発災から1週間ほどたった経った日 (1月23日?) の夜、かなり大きな余震がありました。
この時、阪神基地隊の魚崎浜の直ぐ沖の六甲アイランドにある工場から、悲鳴のような電話がかかってきました。 「非難のために直ぐに助けに来てください」 と。
電話を代わった私が詳しい状況を聞くうちに揺れも納まってきて、相手も周りに大きな更なる被害が出ていないことから次第に落ち着いてきました。
そこでダメ押し的に 「大丈夫です、安心してください。 万一また大きな地震が発生して皆さんが危なくなった時には、直ぐに駆け付けますから」 と。
これで相手も安心したのか、最後に 「もしその時には絶対お願いしますよ」 と言って電話を切りました。
幸いにしてその後は余震らしい余震もありませんでしたが、17日にあれだけ大きな震災を身をもって味わった後ですから、少しの余震ででも動揺するのは十分理解できるところです。
それ故に、一般の市民の方々にとっては、緊迫した状況の時には自衛隊が近くにいるということだけでも、頼りになり心の支えになるものだと実感したところです。
(続く)
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