2022年10月17日

『操艦の記録』 原紙


故伊藤茂氏の著書で私が 「操艦三部作」 と名付けているものの『操艦日記』に続く2つ目の 『操艦の記録』 ですが、これは昭和43年に製本、印刷されて部内に配布されたものですが、残念ながら海自のどこが出したものかは判りません。

Itou_Soukan_Rec_cover_s.jpg

図を含めて全てリタイプされたものですので、海自のどこか、であることは間違いないのですが ・・・・

この 『操艦の記録』 は伊藤茂氏が護衛艦 「きくづき」 の艤装員長・初代艦長の時代に、その時々の出入港における操艦について記録として残したものですが、前作の 『操艦日記』 と同じように元々の記録から抜粋したものです。

この度ご親族のご厚意により故伊藤茂氏の遺された資料・史料を少しお借りして整理を始めましたが、この中にこの 『操艦の記録』 についても、トレース紙の手書き原稿がありました。

Itou_Soukan_Rec_cover_orig_s.jpg

これからすると、「けやき」 や 「おおなみ」 の場合と同じように、この 『操艦の記録』 の基になった 「きくづき」 での記録そのものも残されているのではないかと思います。 それが確認できるのは今後のことになりますが。


それにしても、この 『操艦の記録』 の元原稿も、今後はどこでどのように保管・管理していくのが良いのでしょうかねえ ・・・・?

posted by 桜と錨 at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 海自のこと
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