2022年08月21日

古い史料のディジタル化


本家サイトはもうすぐご来訪75万名達成となります。

そこで達成記念企画としてちょっと大物のファイル (群) の公開を予定しているのですが ・・・・ 現在ちょっと手こずっております。

なにしろ、元々が手書きガリ版でかつ質の良くない藁半紙に印刷した大変悪いものですが、私がコピーをとった時にも既に経年変化でほとんど読めないページが多々あります。

う〜ん、こういう古い史料を所蔵しているところはなぜまだ劣化しないうちに複製を作るなりディジタル化しておかなかったのでしょうねえ。

先日ご紹介した 『砲術主務参謀勤務手簿』 などはその典型的な一例です。

Gunnery_Staff_Poketbock_S19_cover_s.jpg

    http://navgunschl.sblo.jp/article/189328662.html

旧海軍のものは防衛研究所がもっとも沢山所蔵しており、最近になって程度の (それなりに) 良いものはディジタル化して 「アジ歴」 でも公開されてきておりますが、これでもかなり劣化が進んでしまっているものがいくつもあることは皆さんご覧になってご存じのとおりです。

そして、ディジタル化できずにそのままとなっているものも沢山あります。 一部は借り出して写真撮影などができるようですが ・・・・

この防衛研究所以外でも古い史料を所蔵しているところはあちこちにありますが、そのほとんどは “単に保管しているだけ” というところも。

う〜ん、史料と言うのは活用されて始めて意味があるのですけどねえ ・・・・ なぜまだ見える (読める )段階でやらないのでしょう。 現在になっては遅すぎますね。

posted by 桜と錨 at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 砲術の話し
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