本家サイトの今週の更新の2つ目として、『海軍須知』 コーナーで、『第13話 日本海海戦の話題』 にその2項目となる 『203地点に敵の第2艦隊見ゆ』 の、仮装巡洋艦 『信濃丸』 による有名なバルチック艦隊発見の事案を追加公開しました。
http://navgunschl.sakura.ne.jp/suchi/13_02_Shinanomaru.html
http://navgunschl.sakura.ne.jp/suchi/13_Naval_Battle_SOJ.html
http://navgunschl.sakura.ne.jp/suchi/suchi_main.html
かつてこちらのブログの方でお話ししたものですが、改めて本家サイトに纏め直しました。
それにしても、
信濃丸が203地点で 「敵艦見ゆ」 と発見し、無線で報告したのは、ロシア側記録では1時15分ごろとなっているが、『公刊戦史』 では4時半とされている。 ロシア側が偽りをなす理由がないので、1時15分が正しいと思われる。 |
などという “大ウソ” を恥ずかしくも無く堂々と書いて出版する人がおります ので、キチンと全ての根拠を示してその大ウソの誤りを指摘しております。
一体そのような当時のロシア側の記録が、何という文書のどこに書かれているのか?
それ以前に、そもそも日露双方の全記録・文書を1点の齟齬も無く書き換えるなどと言うことができるものかどうか、そして日露双方の全ての艦船の航跡図を3時間15分もずらして齟齬無く合わせるなどができるものかどうか、ちょっと考えただけでも判りそうなものですが ・・・・
因みに、もし航跡図の書き換えが可能などと思われるご来訪の方がおられましたら、例えば当該 「信濃丸」 の航跡図一つで良いのでやってみてください。
