常々、“海上自衛隊は自分で自分の足跡を消しながら前に進む組織” と言われており、私も全くその通りだと痛感しています。
そこで、私が持っている海上自衛隊が作成した古い史料から、“かつては、こんなものもあったよ” というものをご紹介していきます。
もちろん、現在の海上自衛隊にまだ残されているのかどうか、そしてもし残っているとしてもどこにどれだけあるのか、その保管状況は、などは知りません。
もし興味のある方がおられましたら、調べてみてください。
その第1回目が、海上自衛隊幹部学校が参考資料として昭和31年に作成した 『兵棋盤を使用する艦隊砲戦の研究』 というものです。

海自側はPFを主とする基本状況想定15本とそれぞれを更に細分化した全43本のシナリオとその回答例を収録したものです。
海上自衛隊初期の情勢と、PFを使うことに特徴があり、これはこれで面白いものであり、かつPFの能力が判りますので、第2次大戦期を考えても参考になるところが多いでしょう。
もちろんこれ、当時でも秘密文書でも何でもないものですが。
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