2020年01月19日

『対潜』 と 『電波航法』 のSG公開


本家サイトの今週の更新として、『現代戦講堂』 の 『資料展示室』 コーナーで、昭和48年度の 『幹部候補生学校1課程 (防大卒) 用SG集』 に 『対潜』 と 『航海 (電波航法)』 の2つを追加公開しました。


前者は当時の 「取扱注意」 が表紙に印刷されておりますが、秘密に関するものは一切記載されておらず、また現在の行政文書管理の関係規則類に該当するものでもありません。

OCS_SG_ASW_S45_cover_s_mod.JPG

これらSGの管理文書もなければ、配付された候補生がいつどこでどのように処分したのかなど全く関与しないものでした。

例え講義中に担当の教官が秘に関する内容に触れてこれを自分のSGにメモしたとしても、それはメモした候補生の責任で行えというものでした。 そういう時代でしたね。

逆に、当時は私達防大卒の候補生に対してこの程度の内容のSGなのかと感じましたし、ましてや3年も前に作ったものをそのまま使い回しで (^_^;

早い話、候補生学校は防大卒と一般大卒とを一年間一緒に生活させて、揃って練習艦隊に送り込めばそれで十分。 専門的なことはその後実務に就いた時にじっくり学べばそれで良い。 ということだったんだと思います。

とは言っても、この程度の内容であっても出版物やネットには中々無いことも多いので、一般の方々にとっては珍しいものが色々あることはまた確かでしょう。


後者は、まだGPSなど無い時代の話しで、ロラン及びデッカを主体とするものです。 両者共にもう既にありませんのでその意味では珍しいかと。

OCS_SG_Radio-Nav_S48_cover_s_mod.JPG

ただし、大変に印刷が悪いのと質の悪い用紙の変色のため、これをディジタル化しても見苦しいものとなっておりますが、ある程度ゴミ取りをしてもこの程度のものとご了解ください。


それにしても、またまた秘密漏洩事件が起きてしまいましたね。 私達から言わせれば、1等空佐にもなって特定防衛秘密に指定されたデータを資格のない第三者 (業者) に見せたり渡したりするなど、本当にお粗末としか言いようがありません。 日米間の信頼を損なうとんでもない出来事です。

posted by 桜と錨 at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと
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