2019年08月14日

F.T.ジェーン著 『ロシア帝国海軍』 邦訳版


現在まで続く有名な海軍年鑑の一つである 『Jane's Fighting Ships』 の創始者 F.T.Jane がものした名著の一つ、 1899年の 『The Imperial Russian Navy』 の邦訳版が、この度 HN 八坂八郎氏によって出されました。

Yasaka_Jane_IRN_cover_01_m.jpg

HN 八坂氏は本ブログでも何度かご紹介しているとおり、「三笠」 の研究では第一人者の一人と言っても差し支えないでしょう。

そして、氏はその 「三笠」 研究のための基礎知識として、関連する当時の文献を幅広く読まれてきており、そのうちの幾つかは既に邦訳版を出されていることもご紹介してきたとおりです。

今回もこれまでどおりの丁寧な邦訳とともに多数の適切な注釈付きであり、しかも図版や写真も大変に綺麗なものとなっています。

とはいっても、原著そのものが約700ページもある大作ですので、邦訳も一挙にとは行かず、今回は全体の約1/4の第1〜第9章までを第1巻として纏められました。 続編が待たれるところです。


なお、著者のジェーン氏はこのロシア海軍に続き、日露戦争開戦時の1904年に日本海軍についての同様な解説書である 『The Imperial Japanese Navy』 を出版しており、このロシア海軍本とともに日露戦争当時の両国海軍についての研究のための貴重な文献となっています。

この両書の原文については、既に本家サイトにて公開しているところです。


そして日本海軍本の方については既に HN 八坂氏によって素晴らしい邦訳版が出ており、こちらも本ブログにてご紹介させていただいております。


Yasaka_Jane_IJN_cover_02_s.jpg

今回の 「ロシア帝国海軍」 についても、原書と邦訳版を併せてお読みいただくと、興味も一段と深まるのではないでしょうか。

HN 八坂氏の邦訳版を入手希望の方がおられましたら、直接下記の氏のサイトの当該記事からコメント欄にてコンタクトをとってみて下さい。


posted by 桜と錨 at 16:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 海軍のこと
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