2019年05月19日

幹部候補生学校スタディ・ガイド 追加公開


本家サイトの今週の更新として、同サイト中の 『現代戦講堂』 の 『資料展示室』 コーナーにて 『幹部候補生学校1課程 (防大卒) 用スタディ・ガイド』 に 「機関 (蒸汽) 上」、「同 下」、「ボイラ汽醸操法」 及び 「機関要務」 の4冊を追加公開しました。


海上自衛隊では既に 「しらね」 を最後に蒸汽機関を使用する艦艇は無くなってしまいましたし、それ以前から第2術科学校などでもボイラや蒸気タービンの教育を止めて久しいのですが、それだけに旧海軍と併せて考えるとこれらの資料は貴重なものであると思います。

舶用を含む一般的な蒸汽機関については、その原理・理論・構造などを解説した出版物もあることはありますが、こういう実際の艦艇機関についてのものは珍しいでしょう。

ただし、海上自衛隊では第2術科学校などに今でもこれらの資料が残されているのかどうかは私は知りません。

また、昔私達が防大の学生時代は、海上防衛学でもこの蒸汽機関を習いましたが、この時のテキストは内容も印刷も今回公開する海自幹部候補生学校のものよりも遙かに良いものでしたが、当時としては大変に高価なものでもあったため講義終了後に返却させられました。

先日防大に確認したところ、これを含む海上防衛学のテキスト類のほとんどは、陸海空の防衛学教室が “統合教育” という謳い文句によって防衛学教育学群に機構変更されて要員別の専門教育は廃止されたことにより、不要となったテキスト類や教育機材などは破棄処分されてしまい、既に存在しないそうです。

お役所仕事とはそう言うものですね (^_^;


なお、リストにある機関関係の他のスタディ・ガイドも一緒に公開したかったのですが、何しろ原紙そのものが紙質と印刷が悪く加工とゴミ取りに手間暇がかかりますので、今回はこの4冊としました。

OSC_SG_Steam_1_cover_s.JPGyajirushi_r_h360_01.gifOSC_SG_Steam_1_cover_mod_s.JPG


この後、機会と時間があれば、残りのものと、そして旧海軍の機関関係の教科書類なども公開していきたいと考えておりますが、いつになりますか ・・・・ ?

IJN_Text_Main-Eng_1_01_s.jpg
( 機関術教科書の例 )

IJN_Kinugasa_Eng_01_cover_s.jpg

IJN_Kinugasa_Eng_02_cover_s.jpg
( 個艦ごとの実例 )

posted by 桜と錨 at 16:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと
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