2019年05月09日

独り言


こういう独りよがりが一番やっかいですね。

皆様は、船舶の機関部等が発生する音と原子炉の運転や制御に関する知識を完全に欠いていらっしゃる様ですね。但し、私は潜水艦に乗ったことはありません。また、ソナー等を用いての潜水艦の探知についても、専門家ではありません。しかし、音、船舶の機関および原子炉に関しては専門家の心算です。


ご存じのとおり、東日本大震災の時の某首相の例などはまさにこれの典型でしたね。

海上自衛隊でも、これまで射撃指揮装置の国産開発に当たり、その専門家を自称するメーカーの技術者が海の上のことを全く知らず、知ろうとせず、現場からこれではダメだからキチンと海上のデータを取ってそれを反映しろ、と指摘したにもかかわらず、自己が理解しえた机上の理論・理屈をもって “これで良いはずだ” と言い張りました。

案の定、射撃指揮装置の1型も、2型も、そして3型も、何ら反省無く同じ問題を繰り返して上手く行かず、開発に長期間と多額の費用 (予算) を要することになりました。

そして結局、防衛省・技術研究本部としてもお役人の世界ですから、自ら関与して開発に手間暇を掛けたことから中止、不採用に出来ず、最後は中途半端 (不完全) なままで制式採用とし、“現場で運用しながら使用実績を得つつ改善していく” という美名を採ったのです。

少なくともそれなりの使い物になるまでに、更にどれだけの費用と時間がかかり、現場が苦労してきたことか。

posted by 桜と錨 at 18:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 気ままに
この記事へのコメント
変な質問になるかもしれませんが
汎用護衛艦にSPY-1Fを搭載するべきだったのではないでしょうか?
Posted by キャニー at 2019年05月10日 08:21
はい、仰るとおりと思います。

試験艦 「あすか」 に試作を搭載して試験を行いましたが、上手くいかずに行き詰まった時に、私も現場の一員としてそれを主張したのですが、全く聞く耳を持っていませんでした。

防衛省・技術研究本部の役人達も、海幕の制服を着た能吏達も、既に多額の予算を注ぎ込んできたという面子と “国産” という美名に拘ったんです。

日本の技術では、確かにアンテナというハードには優れたものがありますが、肝心な信号処理については全くダメというかお粗末なレベルですし、ましてや一つのシステムとしてのシステム・エンジニアリングは米国の足下にも及びません。

何かあった時に命をかけるのは現場の船乗り達なんですがねえ ・・・・

Posted by 桜と錨 at 2019年05月10日 15:50
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/185975752
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック