2018年08月18日

秘匿基地 (牧場)


大分在住のFBFの方が大分の臼杵市街から西南西の家野というところにあった旧海軍の秘匿基地である 「六九四基地」 について調べておられます。

ここは如何に急造の飛行場であったとはいえ、現在では衛星写真で見る限りでは全くその跡形はなく、旧海軍資料でも終戦時の概略のレイアウトしか判らないところですので、その成果が期待されるところです。


ところで、この 「六九四基地」 から北西に約11kmほど離れた戸次というところに同じく秘匿基地の一つである 「六九三基地」 というのがありました。

こちらについては、既に本家サイトの 『旧海軍の基地』 コーナー中の 「大分航空基地」 の頁でご紹介しているところです。


昨日この頁を更新してこの 「六九三基地」 に新らたな写真と地図を追加したところです。

ここは終戦時までにほぼ概成して実際の運用も始まっていたようですが、昭和20年の早い段階で既に米軍に知られており、詳細な分析がなされております。

AF_693_photo_1945_01_m_mod.JPG
( 昭和20年5月撮影の米軍写真より )

AF_693_map_1945_01_m_mod.JPG
( 昭和20年版の米軍地図より )

これらの米軍史料を見ると、秘匿基地というのはあくまでも旧海軍での自己満足の世界であり、米軍から見れば秘密でも何でもなかったことが判りわかります。

米軍の情報収集能力の高さの一旦といえるでしょう。

posted by 桜と錨 at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに
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