2018年06月29日

SO-2 と SO-3 (続)


前述のとおり、SO-2 と SO-3 は小型・軽量でかつ大変に実用性に富んでいたことから数多くの小型艦艇に搭載されました。

もちろん両者は全く別個のレーダーですので、アンテナをはじめ、送受信機も電源も全て異なることはもちろんです。

が実は、レーダーの管制機と指示機は共通なのです。

SO2&3_Cont&Indicator_photo_01_m.jpg

SO2_3_Cont_Indicator_illust_01_m.jpg

このことは、製造上はもとより、これを使う艦艇乗員の整備及び操作、そしてそれらの教育訓練上、極めて有効であることは申し上げるまでもありません。

これを共通化できるところにも米国の工業力及び技術力の高さ、底力がある、と言えるでしょう。

しかも、この SO シリーズや SG シリーズのレーダーなどは、大戦中に既に開発、製造、装備が行われていたのです。

これだけでも、当時の日本の国力ではとても太刀打ちできるところではありません。 戦後、海上警備隊が出来てこれらのレーダーが貸与艦艇と共に入ってきた時、旧海軍出身者達がびっくりしたのも無理はないことでしょう。

posted by 桜と錨 at 13:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと
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