2018年04月01日

明治40年代の軍艦の防御


本家サイトの今週の更新として、『桜と錨の海軍砲戦術史』 に明治40年代の続きとして 『軍艦の防御』 の項を追加公開しました。


用兵者側からする軍艦の構造についての見解は技術者のものとはまた別な面白さがあると思います。

併せて、ページのレイアウトなどを少し修正するとともに、ご参考としていくつかのページに艦型図を追加しました。

これは単に解説文や表だけはなかなかご理解いただけないところもあると思いますので、イメージ的に掴んでいただくためです。 元にしましたのは有名な 『ブラッセイ海軍年鑑』 の当時の版です。

この当時から 『ジェーン海軍年鑑』 とこの 『ブラッセイ海軍年鑑』 の2つが広く知られておりましたが、前者はその立ち上がりがウォーゲームのデータ・ブックであったこともあり、旧海軍ではいわゆる “軍艦識別帖” 的に扱われることが多かったのに対して、ブラッセイは最新の技術的な内容が豊富であり、かつそれに関連した図表なども多く、海外の専門知識を吸収するために良く読まれていました。

例えば、昭和19年に福井静夫氏が書いた呉海軍工廠の初級技術士官教育用テキスト 『軍艦の発達』 でも、このブラッセイの艦型図をほぼそのまま書き写したものが数多く含まれており、旧海軍の技術サイドでも有益な出版物とされていたことが解ります。

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posted by 桜と錨 at 15:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 砲術の話し
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