2018年01月21日

護衛艦 「きりしま」 の建造経歴書


先ほど本家サイトの今週の更新として、『現代戦講堂』 の 『資料展示室』 コーナーにて 「きりしま」 の 『建造経歴書』 を公開しました。

kirishima_kenzoukeii_h070316_cover_s.JPG


これは 「きりしま」 を建造した三菱重工長崎造船所が、その契約に基づき作成して平成7年3月16日の竣工・引渡し時に納入した膨大な完成図の冒頭にある一つです。


ご存じのとおり 「完成図」 というのは建造図面を含む造船所が係わった総てのものを纏めたものです。 これと各装置・機器の 「取扱説明書」 などを始めとして、当該造船所以外で契約・製造に係わったところのものも総て集めたものが 「完成図書」 です。

そして建造所の 「完成図」 の内、個々の建造図面などは 「完成図書」 として作成・納入される時には縮小された上で製本されるのが通常です。

今回本家サイトでご紹介する 『建造経歴書』 はこの完成図の最初にある、いわば能書きですから、内容的には秘密に係わるものは全くありませんで、ほとんどが既に一般に知られている事項ばかりです。

とは言え、こういう公式なものが公開されることはほとんどありませんので、珍しいものと思います。


この 『建造経歴書』 を含む 「完成図」 を始めとする 「完成図書」 一式は、海上自衛隊創設以来建造されてきた艦船総てについて、同型艦といえども省略されることなく一隻一隻それぞれのものが作成され、当該艦船の就役に合わせて防衛省・海上自衛隊に納入されてきました。

したがって、これまでのものを総て合わせると膨大な数量になります。 現役艦ならともかく、除籍となった艦船についても本来なら保存・保管されていなければならないはずですが、今現在本当にこれら総てがキチンと揃っているのかどうか ・・・・ ?

posted by 桜と錨 at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと
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