2017年05月01日

「人事」 と書いて “ヒトゴト” と読む


私のFBFである某君の今回の事案を見るにつけ、つくづく海上自衛隊という組織は人を大切にしないところだと思いました。

いつも書いていますように、海自の現場は本当に良いところです。 隊員達も皆一人一人本当に一生懸命やってくれています。 仲間として一緒に仕事をするには最高であると思っています。

どんな任務でも彼等と一緒ならば大丈夫という自信と信頼があります。

しかしながら、そういう現場の隊員一人一人の思いを逆なでするようなことを平気でするのが、海自という “組織” であり “人事” です。 在職中まさにタイトルどおりと思うことが度々でした。

個々の隊員それぞれは別に大したことを求めているわけではありません。 人事上一寸した配慮がなされれば、どれだけ現場の励みになることかと。 そう言うことなんです。

今回の某君の事案もそう言うことの一つではないでしょうか。

何故チョットだけ転勤の時期を遅らせないのか? あるいは何故補職先を本人の都合の良いところに替えてやらないのか?

たったそれだけのことであり、それによって本人の今後の勤務上、意識的にもいかに海自にとってプラスになることか。

もちろん当の人事担当者の答えは聞かなくても判ります。

  一人一人の都合を一々聞いていては人事業務が進まない。
  本人のローテーションの時期だから。
  本人の経歴管理上のことだから。

・・・・ 云々。 単なる小役人の事務的な言い訳だけです。

余人を持って替え難い? そんな補職が海上自衛隊に一体どれだけあるというのか。 海上幕僚長職でさえそのような配置ではないのに。

かの有名な 『武田節』 にある

  人は石垣、人は城
  情けは味方、仇は敵

平時における軍事組織のあり方で、最も大切なことの一つだと思いますね。

今回のことに限らず、具体的な例はそれこそ沢山ありますが ・・・・

二言目には “精強” を謳い文句にする海上自衛隊。 どうも口先の綺麗事のみで、やっていることは実態が伴わず、現場の隊員達の真摯な努力の上に胡座をかいているような気がします。

posted by 桜と錨 at 16:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 気ままに
この記事へのコメント
今回は事前に分かっていたのに残念です。
親の病気等についてそれこそ面接して人事に上申するのも上官の務めかと思います。親がなくなる重大さを分からないのでしょうか?
若者の機嫌伺いは嫌になる程やるのに!
この結果後の仕事のやる気はおきなくなるのが怖いです。もっと人間味ある人事をと切に思います。
Posted by 衣笠 at 2017年05月01日 18:32
衣笠さん、こん**は。

>もっと人間味ある人事を

全くですよね。 本人や家族はもちろんのこと、世間の周りの人達も見ているのに ・・・・

折角の機会ですので、補職ではありませんが、この後に人事上の配慮について私の経験を2つほどご紹介するつもりです。
Posted by 桜と錨 at 2017年05月01日 23:52
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