2017年04月12日

半島情勢と米国の安全保障


ニュースでも報じられているとおり、最近韓国も含めた半島情勢がだんだんきな臭くなってきまして、ネットでも色々な意見がUPされています。

米国が北朝鮮の金正恩の首を狙っているだの、あるいは弾道ミサイルを日本に撃ち込まれたら、云々

しかしながら、私からすると最も肝心なことを誰も言わないのが不思議です。

それが “米国の安全保障” とは? と言うことです。 そしてこれが日本の安全保障にとっても極めて大切なことなのですが ・・・・


米国の安全保障のトップにあるのは極めて単純で明確です。 それは米国の国益、即ち 「領土」 「市民」 「財産」 を守ることです。

国家として当たり前のことと言えばそうなのですが、情けないことに、政治屋やマスコミを始めとして、これを誰も口にしない。 いや、口にすることさえ憚られるような国情が作られているのが今の日本です。

そして米軍がその “米国の” 国益を軍事面で支えていることは言わずもがなです。 ですからもし国益が損なわれるようなことがあれば、必要なら軍事力を行使することには何等の躊躇もしません。 それが国家、国民に対する軍の義務だからです。

もちろんそれが “他国の領土上” であったとしても。 そのことについてはこれまでの数々の紛争などでも示されてきたことです。

そしてこれは何も直接上記の3つの国益を守るためではなく、それに大いなる脅威を及ぼすおそれがある場合でも、です。

例えば、大きなところではアフガニスタン紛争、イラク紛争、最近ではシリアへの巡航ミサイル攻撃などなど、それこそ大小枚挙のいとまがないくらいと言えるでしょう。


そこで今回の半島情勢です。

北朝鮮は米軍の動きに対抗して弾道ミサイル攻撃など様々なブラフをしかけていますが、もし本当にそれを実行したらどうなるか?

もし在日米軍基地や在日公館などが通常弾頭で攻撃された、あるいはされる徴候を得た場合には、米国は何の躊躇も無く北朝鮮の軍事施設を徹底的に叩くでしょう。 場合によっては政権中枢もです。

そしてこれは基地や公館などに限るわけではありません。 東京を始めとして日本各地に多くの米国市民が居住し、あるいは旅行をしているからです。 これら守ることは米国の 「国益」 に繋がるからです。

もし万一見殺しにでもする結果になれば、国中を挙げての批判によって政権は失脚することになるでしょう。

そして、もし万が一核弾頭でも使用されようものなら、米軍の反撃によってそれこそ北朝鮮という国が “地球上から消滅する” ことも十分あり得ることです。

このことは普通の政権保持者であるならば十分に認識していることですが、北朝鮮の場合は ・・・・ ?

もう一つは、韓国の状況です。 北朝鮮による、あるいは内紛によるとに関わらず、在韓の米市民を避難させる必要が生じた場合、事前の航空便などが間に合わなかった時には米軍による救援が行われます。

その場合、米海兵隊の SP-MAGTF (Special Purpose - Marine Air-Ground Task Force)が主体となって残された米市民の保護に当たることになります。

“当然ですが” 軍を投入することについて、米国は韓国政府の了承の有無などに関係なく実施するでしょう。 それが米国の国益を守るために必要ならば。

混乱の状況によっては米国市民を保護するために武器を使用する必要が出てくる場合もあり得ますが、もちろんその時に米軍は躊躇しないでしょう。 例え戦争状態にない韓国国内であっても。

これが米国の安全保障の実現方法なのです。


では、今日本は何をすべきなのか?

BMDに力を入れることも必要でしょう、弾道ミサイルで攻撃された場合に備えての避難訓練も必要でしょう。

しかし、その前に最も力を入れるべきことがあるのではないでしょうか?

そうです、今こそ日米同盟をしっかり保持し、米国の安全保障実現の方策の中で日本も守って貰うことなのです。

そして日本も一緒に守ることが米国の安全保障に繋がるということを米政権が確実に認識できるように行動することです。

これによって日米同盟という “抑止力” が十分に機能するのです。

沖縄を始めとして、日本に米軍基地があるから攻撃を受ける、などということを声高々に言う人達がいます。

何を寝ぼけたことを、と。 在日米軍がいるからこそ、それによる “抑止力” によって今の日本を守れるのです。 そして守って貰えるようにするためにも、日米同盟の保持に努力することが、現在の日本にとっての最高の安全保障政策なのです。

posted by 桜と錨 at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに
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