2016年07月11日

「だいい」 か 「たいい」 か

遅ればせながら先程本家サイトの更新として、先週開設しました 『海軍須知』 コーナーに第3話の 『「だいい」 か 「たいい」 か』 を追加しました。


captain_03b.jpg

“旧陸軍では 「大尉」 を 「たいい」 と言ったが、旧海軍では 「だいい」 と言った” という戦後まことしやかに流布されるものの一つですが、それは大戦末期頃から一部で間違って使われただけで、実は旧海軍では明治期からずっと一貫して 「たいい」 が正式である、というお話しです。

これも本ブログで平成9年に2回に分けて記事にしたものですが、流石に今では後ろの方に流れてしまっていますので、改めて本家サイトに纏め直したもので、併せて根拠文書の画像なども少し大きくして見やすくしました。

本ブログでこれを記事にして以来、最近ではようやくこれが一般でも認識されてきたようで、私としても嬉しい限りです。

posted by 桜と錨 at 00:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 気ままに
この記事へのコメント
コンパニオン出版の水兵さんおもしろ雑学 著者 古沢日出夫氏にも(陸軍のタイサと海軍のダイサ) 説明がありますが航海科信号兵の著者自信、敬称を「ダイイ」「ダイサ」と言ったかは定かでないと言っています。無線通信から濁らせた可能性はあります。
毎回、資料が豊富で勉強になります。
Posted by 太田 力 at 2016年07月11日 19:27
太田力さん、こん**は。 コメントありがとうございます。

私が防衛大の学生から初任幹部の頃まではまだ周りに海兵出の人達が沢山おりました。 またその後は名だたる人達の講演・講話なども色々聞きましたが、一度も 「だいい」 「だいさ」 とは聞いたことがありません。

ただ一つの例外が海兵77期だった防衛大の某名物英語教師だけでした。 この方は入校してすぐに終戦になりましたので余程海兵に思い入れが有ったのでしょう、授業の度に色々聞かされましたが、その内容は今から思えばかなり “膨らんでいた” ようです。

そもそも、学校における軍事教練に始まり、兵役を終えた市民が大勢いる社会で育った若者は皆 「たいい」 「たいさ」 で聞き覚えているはずですから、もし旧海軍だけが 「だいい」 「だいさ」 であったならば、それをどこかでキチンと明示する必要があります。 ここで示した図書などを始めとしてそれが一つも無いというのは、それからしても理屈に合いませんので、これも一つの証拠と言えるでしょう。

>無線通信から濁らせた可能性はあります。

はい、今のところその可能性が一番高いと考えております。
Posted by 桜と錨 at 2016年07月14日 22:01
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