2016年06月01日

船底に穴はいくつ ?


普段海上からは見えない艦艇の喫水線以下ですが、この船底に一体いくつの穴が開いているかご存じでしょうか?

Asakaze_JO_trng_rep_01a_s.jpg

また、艦艇には重油や真水などのタンクが船底部に配置されていますが、どのようなタンクがいくつ、どの様に置かれているのかご存じでしょうか?

Asakaze_JO_trng_rep_01b_s.jpg

これらは一般の方々にとってはある意味 “トレビア” の類の話しですが、逆に艦船に興味がある方々にとっては出版物でもネット上でも案外これらについて詳細に説明したものが少ないのもまた事実です。

そこでちょっと古いですが、ご参考までに現代の護衛艦における一例として、私が三菱長崎で 「あさかぜ」 の艤装中に作成したものをご紹介します。

Asakaze_JO_trng_rep_01_s.jpg
(クリックするとPDF版を表示します)

米国留学から帰国した後、「あさかぜ」 初代ミサイル士予定の艤装員として約10ヶ月間勤務しましたが、就役前に最後のドック入りをした時に、何を思ったか艤装員長 (初代艦長予定) から初級幹部に対して課題が出されました。

次の3つについて実地に調べて書面で報告せよ、と言うものです。

   船底諸弁など開口部について
   汚物処理タンクについて
   諸タンクの配置、容量、用途について

もちろん機関科の図書などを写すのではなく、各自でドックの底に潜り込んだり艦内をくまなく回って調べろと言うものです。

こういうことは私は得意ですので、実はあっと言う間に作り上げてしまったのですが、それはそこ、あまり早く提出してはズルをしたと思われるのもイヤですから、2週間ほどしてから (^_^;


この 「あさかぜ」 も既に退役していますし、「たちかぜ」 型3隻も全艦除籍されて久しくなりました。 今となっては懐かしい思い出の一つですね。

posted by 桜と錨 at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 海軍のこと
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/175516797
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック