バタバタしていて、またまた1回遅れとなってしまいました (^_^;
◎ 第71巻 「秋月」
シリーズ第71巻は日本の防空駆逐艦として知られる 「秋月」 型のネームシップ 「秋月」 で、1942年の就役時の設定となっています。


いつもどおり、モデラーさんとしてモニターをされているHN 「おまみ」 氏の評価記事は次のURLです。
細かな点もいろいろと指摘されていますが、総合としては “全体としては平均的な出来” という評価です。
う〜ん、私としては “何となくピンボケ” の 「秋月」 のような ・・・・ っと思わずにはおられません (^_^;
何が原因なのかというと、如何に1/1100のスケールで全長13センチほどのモデルとは言え、特徴として押さえるべきところがキチンと押さえられていない、ということに尽きるでしょう。
公式図面も残されていますし、「秋月」 型の写真も考証資料も、モデル・デザインには十分と言えるものがありますので、その気になりさえすればこのスケールでもビリッとしたものが出来るはずと思います。
その最大のポイントが艦橋構造物で、あの特徴あるスラッとした姿が表現できていません。 基本的なデザインも、そして本シリーズの欠点の一つである部品分割とその製造・組立も、全てが悪い方向に出ていると言えます。


そして、艦首形状は、艦首先端の側面形状も、シア・ラインも、艦底形状も正しくありません。 断面形状のフレアもほとんど表現されていませんし、艦首部の平面形状も少々可笑しいです。
また、煙突形状も異なっていますし、艦尾側面形状も違っています。
これらによって 「秋月」 のモデルとしての見かけが大きく損なったものとなってしまっています。
スケールによるボートダビットの省略などや、後部射撃指揮装置の考証誤り、またまたやってしまった艦首菊花紋章のモールドなどは、これらに比べれば小さいことで (^_^;
そして見栄えとして気になるのは、例によって先発の駆逐艦モデルと同じで、ヒゲが1本飛び出たような烹水所煙突、そしてデザイナー自身もこれが何であるのか理解できていなかったと思われる爆雷装填架と投射機、などなどでしょう。

う〜ん、シリーズとして日本駆逐艦の最後となるモデルがこの出来なのか、と暫し。
もう少し “山椒は小粒で” というところがあっても良かったのではないでしょうか、イーグルモス社さん。