2015年09月11日

邦訳版 ジェリコー著 『グランド・フリート』


本ブログでも度々ご紹介しているサイト 『軍艦三笠 考証の記録』 の管理人であるHN 「八坂 八郎」 氏の最新私家本です。

八坂氏は 「三笠」 の考証に併せ、当時の海軍や軍艦についても手広く熱心に調査研究を続けられているところです。

今回はここにご来訪いただける方々には既知のものでしょう、英海軍大艦隊 (Gland Fleet) の司令長官であったジェリコー海軍大将の著 『Gland Fleet 1914-16 : Its Creation, Development and Work』 の邦訳版でが、流石に原著が大作ですのでまずはその第1章〜第4章まで。

  Grand_fleet_yasaka_cover_s.jpg  Grand_Fleet__yasakafront_s.jpg

いつもどおり丁寧な訳出で、大変に読みやすいものとなっております。 そして新書版サイズですのでハンディですし、なりよりもビニール・カバーが付いているのが嬉しいところ。

今回は原著を基に大正9年に水交社が出した 『英国大艦隊』 を底本として訳出されています。 したがいまして、専門用語などは基本的に水交社版を踏襲しており、このため今日とは多少異なるところがありますが、これは当時の旧海軍でも同じ訳語を正式に使っておりますので問題ないでしょう。

水交社版は既に 「近代ディジタルライブラリー」 の次のURLにて公開されていますが、読みやすさは格段に今回のこちらでしょう(^_^)


また、原著もインターネットのいくつかのところで公開されていますので、両者を対比しながら読まれるのも面白いと思います。

ただ今回の八坂氏の訳本では、内表紙前の写真が1912年2月に英国で出版された当時に掲載されていた 「アイアン・デューク」 艦上の乗員との記念写真となっています。

一方で、同年3月に米国で出版されたものはジェリコーのポートレイト写真となっており、今ではこちらの方が一般的かもしれません。

grandfleet_jellico_port_01_s.jpg

まあこの辺は八坂氏の “こだわり” であり、また逆に珍しい写真でもあるでしょう。

本書の八坂氏のサイトでの紹介頁は次のところです。


なお入手方法など興味のある方は、氏のサイトから直接コンタクトをとってみて下さい。 (プロフィール欄からメッセージが送れます。)


posted by 桜と錨 at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 海軍のこと
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