2015年08月11日

「ビスマルク」 の対空射撃 −2


バタバタしている内にあれこれ宿題も溜まっています。 私のブログらしく気ままに少しずつ (^_^;

さて、某掲示板で出ていました 「ビスマルク」 の対空射撃についての質問の件です。


この質問に対する回答としては、まずハードウェア面から一つ一つ潰していく必要があるでしょう。

その最初が、質問内容に謳われている “時限信管が対応できなかった” という文言です。

これについては、ご来訪いただいている皆さんなら特に説明は要しないものと思います。

即ち、時限信管は発射された後に調定された信管分画 (信管秒時) で作動するものですから、この信管の作動そのものは目標の速力、というより変距率とは全く無関係です。 したがって、これが原因であることはあり得ません。

当該掲示板における回答としては、まず真っ先にこのことを明確にする必要があったでしょう。

ご参考までに、大戦時におけるドイツの88mm及び105mm高角砲用の代表的な時限信管の一つである 「Zt. Z. S/30」 の構造イラストをご紹介します。

German_MTF_Zt-Z-S30_s.jpg


(この項続く)

posted by 桜と錨 at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 砲術の話し
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