先週の第5回は、真之と東郷との出会いのシーンまででしたが、明日9日 (日) の第6回での海軍関係は、最後の方の日清戦争開戦時のところです。
( 初めて本ドラマをご覧になる方、あるいはあらすじをもう忘れてしまったという方は、NHK松山放送局の次のサイトの記事をご覧ください。)
まずは日清戦争の開戦を目前に控え、真之が 「筑紫」 の航海士として勤務しているシーン。

「築紫」 の甲板上で真之が花田兵曹と語り合う場面ですが、これは平成20年12月10〜15日の第2回川口ロケにおいて、第1回ロケの 「浪速」 のセットを改修して 「築紫」 としたものです。 (このロケ時に第1話での 「築紫」 引渡しのシーンも撮ったことは既にお話ししたとおりです。)

何故かこの花田、本ドラマでは練習航海の 「比叡」、「定遠」 見学時の 「高千穂」、そしてこの 「築紫」 と、真之と一緒に転勤してきております。
これは史実には無い (あり得ない) 話しですが、真之にまつわるエピソードの一つとして、第4話での 「築紫」 の戦闘シーンに繋げるためのもので ・・・・ 「ドラマですから」 (^_^;
そして続くシーンが、明治27年7月25日の豊島沖海戦の短いCG映像の後、清国兵を搭載した英国商船を 「浪速」 が撃沈した有名な 「高陞号事件」 の場面で、艦長はもちろん東郷です。

( スタッフとの事前打ち合わせにおける製作中の 「浪速」 セット )
この 「浪速」 の場面は、「築紫」 関連シーンより先の、平成20年11月26〜28日の第1回川口ロケでの撮影になります。

この時の肝心な27日のロケはあまり天候に恵まれませんで、冬の寒い雨模様の日でした。 しかも場面は白い夏服。 艦長役の渡哲也氏始め出演者の皆さんはちょっと大変でしたね。

もっともカメラさんや映像部の皆さんに言わせると、カンカン照りの時よりは、多少曇天の方が後で画面の見栄えを調整するためには良いそうですが ・・・・ (^_^;
「浪速」 の砲撃場面のアドバイスは、もちろん私の出番です(^_^)

( 砲廓砲用の楯の外側に川口ロケのために甲板砲用の楯が付いています (^_^; )
元々の第3話 「国家鳴動」 は、この高陞号事件の立ち上がりまでで、この後は次の第4話 (今回の再放送では11月16日 (日) の第7回) に続きます。
なお、「浪速」 から望遠鏡で 「高陞号」 を見た甲板上の清国兵の映像は、平成20年10月の北京ロケでのものが元になっています。 この北京ロケのお話も次回で。

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