2014年09月25日

『世界の艦船』 11月号

『世界の艦船』 11月号 (通刊806号) の特集は 「現代の艦砲」 です。

SoW_No806_cover_s.jpg

その特集記事について次の項目を受け持たせていただきました。

  「155ミリAGS 脅威のメカニズム

ご存じのとおり、本砲は来年就役予定で現在艤装が進められている 「DDG-1000 Zumwalt」 に2基搭載されるものです。

AGS (Advanced Gun System) と呼ばれているとおり、従来の艦載砲とはかなりその趣を異にするもので、米海軍・海兵隊の新しい作戦構想にしたがった、陸上射撃能力向上を狙いとするものです。

ただ、本砲はまだ開発の途中にあり、「Zumwalt」 による実艦装備の海上試験が終わるまでは最終的な形態 (性能要目など) がどの様なものになるのかは不確定なところがあります。

このため、記事の内容は執筆時点で公表されている内容によって纏めたものです。

もっとも不確定なところの一つが、LRLAP (Long Range Land Attack Projectile) と呼ばれ、最終的に最大射程100マイルを目標とする誘導砲弾です。

これの信管には現在までの試験弾では着発信管が付いているようですが、近接信管や最終誘導などについては確たる情報がありません。

確かにメーカーなどから以前公表されていたイラストでは弾頭にHOB 「Height of Burst Sensor」 と呼ばれるものが描かれているものがあります。 あるいは構想として、SAL (Semi Active Laser) やIRなどが挙げられているものもあります。

しかしながら、現在までところどのようなものになるのかの具体的なことは公表されておりませんし、これまでの陸上試験での情報にもありません。

したがって、記事ではこれらの信管は “現在までのところではない” としています。 もちろんこのままでは砲弾の能力は不充分ですので、今後何某かの近接信管などが装着されるであろうことは間違いないでしょうが ・・・・

posted by 桜と錨 at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと
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