2024年10月25日

明後日 NHK 「坂の上の雲」 第4話後編 再々放送


NHK総合で始まっている44分版の 「坂の上の雲」 ですが、明後日の10月27日 (日) はその第8回目で第4話 「日清開戦」 の後編 が放送されます。

https://navgunschl2.sakura.ne.jp/tokusetu/NHK_Sakanouenokumo/NHK_saka_06.html

この後編は真之が航海士として乗り込む 「筑紫」 の威海衛砲撃から始まり、花田兵曹の戦死、占領した威海衛での広瀬との語らい、そして子規の従軍関連シーンを挟んで、日清戦争後の戦勝祝賀会へと続き、最後はこの戦勝祝賀会での真之と東郷のシーンです。

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( テーブルから一人離れて池の前にいるのが藤本氏扮する広瀬 )

海軍関係の見所が主体となりますが、色々なロケでのカットが上手く繋ぎ合わされています。 これには関心させられます。

そして 「筑紫」 の威海衛砲撃の砲撃シーン。 これはもう私の出番。 動きの多い場面ですので、実際がどうだったというより、スムースに流れてそれらしく見えることが肝心です。

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( マストから落下し戦死した花田を見つける真之 )


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2024年10月18日

明後日 NHK 「坂の上の雲」 第4話前編 再々放送


NHK総合で始まっている44分版の 「坂の上の雲」 ですが、明後日の10月20日(日)はその第7回目で第4話 「日清開戦」 の前編 が放送されます。

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https://navgunschl2.sakura.ne.jp/tokusetu/NHK_Sakanouenokumo/NHK_saka_05.html

う〜ん、この北京ロケでの北京旅行のことは当時どこかに書いたはずなんですが ・・・・ どこだったのか出てきません。

この北京へは、NHKのロケ隊が上海 → 北京 → 内蒙古での連続ロケの最中で、私はロケ隊が上海からの移動日に羽田から北京へ飛んで合流し、3日後にロケ隊が内蒙古に機材の送り出しなどの作業日の午後単独で羽田に戻りました。

北京での3日間はロケも含め大変に楽しいもので、本当はそのまま内蒙古ロケについて行きたかったのですが ・・・・ 防寒の用意が無かったもので (^_^;

北京のホテルは市の北東部、大きな森林公園のある近くの 「長沙賓館」 というところで、ここは某省のお役人が上京する時のためのところで、お役人達がいない時には他の者も泊まれるようですが、一般のホテルとは異なり一般の宿泊客はおらず、また各階にセキュリティのデスクがあり24時間交代で警備員がいるところでした。

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北京でロケ隊に合流したその夜はプロデューサーや監督さんなどと近くの料理店で会食、その後ホテルの近くの街を散歩しました。

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翌朝は夜明け前にバスで出発して1時間近く走った郊外の撮影所へ。 まずトウモロコシ畑の中に作られた 「高陞号」 のセットで。 結構色々とシーンがありましたので、翌日の午前もです。 

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( ホテルから撮影所までの途中で )

2日ともこの撮影所の敷地の中にある食堂に撮影所で昼食を準備してもらいました。

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NHK_Saka_No07_Lunch_2a_s.jpg  NHK_Saka_No07_Lunch_2b_s.jpg

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ロケ2日目は午後の早い時間に「高陞号」関係が終り、夕方から夜にかけて隣の敷地のオープンセットで 「紫禁城」 関係のロケですが、私の出番はありませんのでスタッフから先にホテルに先に帰っていいからと言われたものの、ホテルに帰っても何もすることはありませんので (飲みに出る以外)、ロケを見学することに。

撮影のジャマをしないようにあちこち見て回りますが、これはなかなか面白かったです。 カット数は少ないので暗くなってから数時間で終りですが、食べ物や飲み物が結構用意されていましたのでエキストラの人達もシーンでのパーティの雰囲気に早くから浸って ・・・・

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4日目はロケ隊は機材の準備・発送などでバタバタしていましたが、私は午後の便で帰国ですので、午前中に近くの 「鳥の巣」 までブラブラ散歩に。

首都とは言っても北京のこの辺は車は多いものの歩いている人は殆どおらずノンビリしていました。 それにこの 「鳥の巣」、実際に見てみると “な〜んだ、こんなもの?” という感じで。

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季節柄なのか空港も搭乗便もガラガラで、しかもラウンジが使えましたのでゆったりと帰国です。

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( 空港のラウンジ )

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( 機内食 これの前に既にワイン1本を (^_^) )

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( 夕暮れ時、富士山が見えました )

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( 韓国上空を横断したのですが、途中のフライトは雲で下は全く見えず )


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2024年10月11日

明後日 NHK 「坂の上の雲」 第3話後編 再々放送


NHK総合で始まっている44分版の 「坂の上の雲」 ですが、明後日の10月13日(日) はその第6回目で第3話 「国家鳴動」 の後編が放送されます。

https://navgunschl2.sakura.ne.jp/tokusetu/NHK_Sakanouenokumo/NHK_saka_04.html

第3話後編では前半に好古と多美の結婚や首相官邸での朝鮮派兵についての討議シーンなどがあり、後編最後の方が海軍関係になります。

真之が 「筑紫」 の航海士となり、同じく 「筑紫」 に転属となった花田兵曹との語らいのシーン、そして日清戦争の劈頭に 「浪速」 の艦長となった東郷が清国兵を満載した英国商船を撃沈するシーン、即ち有名な 「高陞号事件」 事件に続きます。

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( 「筑紫」 のセットの中部 )

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( 撮影順序が 「浪速」 の模様替えの後ですので、側砲の砲口に汚れが ・・・・ )


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( 「高陞号」 を見つめる 「高千穂」 )

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( 「高陞号」 に停船を命ずる旗旒の掲揚ですが ・・・・ )

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( 旗が揚がるところは上からですので (^_^; )

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( 側砲の裏側 可動部は一切ありませんが、ここまでの出来ならONの字です )

今回のこの第6回目たる第3話後編ではこの事件の 「浪速」 側で、「高陞号」 側は次の第7回の第4話前編となります。

ただし、「筑紫」 も 「浪速」 も川口に作られたロケセットでの撮影ですが、ロケの順序としてはドラマとは逆で、先に 「浪速」 のシーンを撮影し、その後このセットを改修して 「筑紫」 としたものでの撮影になります。

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2024年10月04日

明後日 NHK 「坂の上の雲」 第3話前編 再々放送


まだなんとか生きておりますので (^_^;

( う〜ん、明後日の本家サイトの更新はまたまたお休みせざるを得ないかと ・・・・)


NHK総合で始まっている44分版の 「坂の上の雲」 ですが、明後日の10月6日(日)はその第5回目で第3話 「国家鳴動」 の前編 が放送されます。

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https://navgunschl2.sakura.ne.jp/tokusetu/NHK_Sakanouenokumo/NHK_saka_03.html

海軍兵学校一号生徒での松山帰省シーンから遠洋航海シーン、そして「定遠」見学シーンと続きます。

松山帰省シーンでは、例のお囲い池での鎮台兵に対する真之のヤンチャ振りがありますが、実際のロケには立ち会えませんでしたが渋谷のNHK本局でのリハーサルには呼んでいただきました。

リハーサルではありますが、真之役の本木氏の茶目っ気丸出しの演技は大変に面白いものでした。

続いて兵学校を卒業しての遠洋公開シーンですが、メインは横浜の 「日本丸」 でのロケでした。

この遠洋航海は 「比叡」 で、これは紀伊大島樫野崎で遭難したトルコ (オスマン帝国) 海軍の 「エルトグルル号」 の生存者をトルコに送還する目的を有しておりましたが、この 「エルトグルル号」 の遭難及び生存者が 「比叡」 に乗艦していること等は司馬氏の原典でも省略されておりますので、本ドラマでは横浜の 「日本丸」 ロケでも全く出てきません。 『坂の上の雲』を89分全13話のドラマに纏めるためには致し方なかった措置であると思います。

そしてこの第3話前編での海軍関係の最後は、日本に来航した清国北洋艦隊の 「定遠」 の見学シーンで、東郷平八郎がこの 「定遠」 を見学したことは有名な史実ですが、本ドラマではここで真之と東郷との出会いを設定しています。

ただし、NHKさんも 「定遠」 そのもののロケセットまでをも作る余裕がありませんでしたので、川口のロケセットを 「浪速」→「筑紫」 と作り直したものに、更に多少の手を入れたものでロケを行いました。

そしてこのロケセットには 「定遠」 の主砲である30センチ連装砲塔は作れませんでしたので、後からVFXさんによるCGを合成して放映画面ではそれらしく見えるように工夫しました。

この主砲の形状や動きなどについては私もVFXさんにアドバイスをさせていただきましたが、なかなか良く出来た画面になっていると思いますがいかがでしょうか?

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( ロケの状況 )

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( CG追加加工の初期案の一つ )

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( 鹵獲した日清戦争後の調査段階での実艦写真 )


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