2023年03月31日

昭和49年度世界一周遠洋練習航海の思い出


もう今年も明日から4月ですね。 歳をとると一年の時間がどんどん早くなっていきます。

先日ブログでTBSテレビさんの 「世界遺産」 シリーズに合わせて、私の遠洋練習航海の時に訪れたイタリアのポンペイのご紹介をしました。

で、考えてみましたらまだこの遠洋練習航海での回想記が本家サイトに抜けています。

そこで、もう50年も前のことになりますが、私としても最後の機会と思いますので、この時の遠洋練習航海での思い出を本家サイトに綴ってみたいと思いました。

しかしながら、もう今となっては細かいところの記憶も薄れてきております。 私が写した写真などをもとに、思い出すままに・・・・と、取り敢えず日本出航から順番に分けて、考えたのですが、これが結構手間暇がかかりますので、次の本家サイトの更新には最初の横須賀出港から最初の寄港地であるハワイまででも間に合いませんでした。

取り敢えず、今後順次ご紹介していく予定であることをお知らせだけしておきたいと。

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( 昭和49年6月17日横須賀での出航式時のスナップ )


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2023年03月27日

今年の花見


ちょっと満開には早いかなと思いましたが、家内と二人で出かけることに。

こちらではあちこちに大きな桜の木がありますが、それなりに纏まっているのは2ヶ所で、今年もそこにしようと。

しかし、気温はそれなりに高くなったのですが、今日はあいにくの “花曇”、それに少々風が冷たくて厚めの上着が 要りました。

最初にここ数年恒例の水源地に行きましたが三分咲で、まだ咲いていない木々もチラホラ。

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風で少々寒いので、家内が今日はもう一つの見どころの山の上は止めようと。

で、水源地内にある丘の 「レイクパーク本庄」 に行ってみることに。

ここの広場もそれなりに桜がありますが、同じくまだ三分咲。 それでもお年寄りのグループや、学校がお休みの小学生達を連れた若いお母さんのグループがチラホラ。

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ここも多分次の週末はすごい人出でしょうね。

この丘の上から見た上記の貯水池岸沿いの桜はやはりまだまだです。

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空いていたベンチにお弁当とノンアルコールのビールを広げて。 我が家の老夫婦お約束のイチゴと焼き鳥は忘れてはいけません (^_^)

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来週末まで保つかどうか ・・・・ まあお花見は年1回で良いかな、と。

でも、やはり日本、日本人。 桜は良いですねえ。

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もちろん、私にとっては “桜” はソメイヨシノ、その親たるヤマザクラ、ヒガンザクラですね。 ヤエザクラやシダレザクラなども綺麗と言えば綺麗ですが ・・・・ 早咲きの赤〜濃ピンクのカワヅザクラなどは並木があっても “桜” の感覚はありません。

パッと咲いてパッと散る、白〜淡いピンクのソメイヨシノが一番です。

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2023年03月23日

懐かしきポンペイの遺跡


TBSテレビさんの 「世界遺産」 というシリーズ番組で、イタリアのポンペイがとりあげられていました。

私はもう約半世紀も前の昭和49年の世界一周遠洋練習航海で、ナポリに寄港した時にこのポンペイの研修がありましたので、大変に懐かしく感じた次第です。

当時からすると、現在でも延々と発掘と修復が続いてきているようで、今では立派な都市遺跡が姿を現してきているようですね。

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で、このポンペイが瞬時にして火砕流に埋もれた遺跡となった原因のベスビオ火山ですが、ナポリ滞在中に私達実習幹部のホストに当たってくれたイタリア空軍士官学校の生徒達から誘われて自由上陸日にこの山の頂上まで一緒に遊びに行くことに。

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( 当時ポンペイから見たベスビオ火山 )

七合目まで彼等の私有車で行き、そこから歩いて頂上へ、そして火口の周りをぐるりと一周。 私達は白の半袖の制服に白靴でしたが、砂埃で車まで戻る間に彼等の制服と同じ灰色に (^_^)

そして、以前このブログでもご紹介したことがありますが、今でも捨てるに捨てられずに良き思い出として残っているのが、この時に山頂で拾った幾つかの石です。

    http://navgunschl.sblo.jp/article/172275027.html

まあ遠洋航海とはいえ、何でこんなものまで拾ってくるかな 〜、ではありますが (^_^;

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しかしながら、この時の練習艦隊の他の実習幹部や乗員達にしてもそうでしたが、これまで日本人でナポリやポンペイを観光で訪れた方々も、このベスビオ火山の山頂まで行ったことのある人はまずそうそうはいないのでは、と。

その意味では、ガラクタでありお宝、です。

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2023年03月22日

千福さんの新酒2種セット


新発売とか数量限定などという言葉に弱いもので、つい千福さんの蔵元直売店に顔を出してしまいます。

といっても、私のような貧乏人は高級酒は手が出ませんので、普段の家飲み用なんですが (^_^)

今回は先月の 「純米大吟醸 しぼりたて」 2種セットに続き、発売されたばかりの 「大吟醸 しぼりたて」 の SWEET と DRY の2種セットです。

そしてついでに、新しく出た 「ゆず&れもん SOUR」 も。

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居間のキャビネットの上に置いて写真を撮ろうとすると、必ず上がってきて目の前で邪魔をするのが我が家のニャンコです (^_^;

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2023年03月21日

「朝雲」 縮刷版 2022


「朝雲新聞社」 さんから、今年も昨年2022年の縮刷版をいただきました。

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昨年1年間で発行された1月6日付の第3483号から12月22日付の第3530号までの全てが収録されています。

もちろん縮刷版ですから、文字などは少々小さいことは致し方ありませんが、でも防衛省・自衛隊での出来事や世界の軍事情勢などをちょっと確認するときには手許にあると大変便利なもので、私も重宝しています。

この方面に関心の有る方で、「朝雲新聞」 を定期購読していない方がおられましたら、この縮刷版だけでも入手されておかれることをお勧めします。


「朝雲新聞」 さん、いつもありがとうございます m(_ _)m

posted by 桜と錨 at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと

2023年03月20日

飛び石の月曜日


明日21日は祭日ですので、市場などがお休みのこともあり、中日の今日は街のお店は十分な品揃えと思って出掛けたのですが ・・・・

完全に “失敗”!!

お魚屋さん、お肉屋さん、八百屋さん、全滅でした (^_^;

こちらの街だからなのか、全国的にそうなのか ???

お魚屋さんはお刺身になるものが全く無し。 お肉屋さんは鶏もも無し。 そして八百屋さんはカリフラワーなどいつもの目ぼしいものが無し。

そして当然ながら、先週あったフキの花はもうありませんでした。 フキの花は、蕗の薹以上に余程採れたての新鮮なものでないと、普通はまずほとんど出回ることはありません。

まあ、その意味では先週はラッキーだったのかと (^_^)

で、今日はこれを買ってみました。 アク抜きが大変そう。

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2023年03月19日

旧海軍の 「八丈島航空基地」 と 「南鳥島航空基地」


今週の本家サイトの更新として、「旧海軍の基地」 コーナーに 「八丈島航空基地」 と 「南鳥島航空基地」 の2つを追加公開しました。

http://navgunschl2.sakura.ne.jp/bangai/IJN_Nav_Base/035A_Hachijouima.html
http://navgunschl2.sakura.ne.jp/bangai/IJN_Nav_Base/A034_Marcus.html
http://navgunschl2.sakura.ne.jp/bangai/IJN_Nav_Base/Nav_Air_Base_list.html

両基地ともその建設は早かったものの、結局ここを原駐とする航空隊は無かったこともあり、終戦までのその詳細については残された史料が大変に少なく、難しいものがあります。

旧海軍及び米軍の史料から可能な限りを紹介してみましたが、これだけでも相当な手間暇がかかったことはご理解ください。

なお、まだ調査中の事項もあり “取り敢えずのところ” とご理解ください。


南方諸島に所在した旧海軍航空基地としては、あと 「硫黄島航空基地」 が残っていますが、ここは更に難しいですね (^_^;

posted by 桜と錨 at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 海軍のこと

2023年03月18日

「世界の艦船」 4月号増刊


「世界の艦船」 の4月号増刊は 『傑作軍艦アーカイブ』シリーズの15回目で 巡洋艦 「最上」 型/ 「利根」 型の特集 です。

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写真ページはいつもどおり編集部さんの努力によって大変素晴らしいものになっており、かつ今回は付録として重巡 「高雄」 の貴重で珍しい写真集が加えられています。

本文記事では、私も次の2稿を担当させていただきました。

  『徹底分析 B 兵 装』
  『九二式射撃盤改一の役割と構造』

申し上げるまでも無く、「最上」 型も 「利根」 型も計画時にはまだ軍縮条約下にあり、このため両艦型は主砲を6インチの軽巡洋艦として建造し、軍縮条約後には主砲を8インチの重巡とすることとされました。

このため、船体設計にはかなり困難が生じたことにより、その後明らかとなった脆弱性の改善のために相当な無理をしたことが知られています。

また、「最上」 型は6インチ砲を搭載した姿で就役し、その後これを8インチ砲 (20センチ2号砲) に換装していますが、後発の 「利根」 型では就役時から8インチ砲を搭載しています。

この換装については、当初の6インチ3連装砲塔の評価・評判が高かったことから、当時から用兵者においてもこれを惜しむ声があったことは事実です。

しかしながら、戦後になって “無理に換装しなくても良かったのでは” とする声もありますが、これが全くの認識違いであることは明らかでしょう。

また、「利根」 型は主砲塔を5基から4基に1基減らし、かつこれを前部に集めて、後部を水偵増載用としましたが、更に 「最上」 においてはミッドウェー海戦での敗戦後に後部の主砲塔2基を撤去して飛行甲板を艦尾迄増設して、いわゆる一般に言われる “航空巡洋艦” に改造しています。

「利根」 型においては、計画当時の海戦思想からも当然あり得ることと考えられますが、「最上」 については全くの “無駄” “余計なこと” であったと言わざるを得ないでしょう。

即ち、ミッドウェー海戦以降においては、対米戦を考える上での海戦様相は艦上水上機の増載などは価値のない情勢となっいます。

実際のところ、この 「最上」 の改造などは手間暇だけかかったものの、実際には何の役にも立たなかったからです。


私の2稿目である 「最上」 型及び 「利根」 型の主砲用に搭載された 「九二式射撃盤改一」 については、詳細な旧海軍の詳細な史料が残されていますが、これを単に要約しても一般の読者の方々には判り難いものとなりますので、艦砲射撃全般について簡単にお話しし、その中でこの 「九二式射撃盤改一」 について簡単に触れることといたしました。

機会があれば、この 「九二式射撃盤改一」 についての詳細をお話ししたいと思いますが、かなり専門的になることもあり、そのチャンスはあるかどうか ・・・・

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もう書店の店頭には並んでいることと思います。 見かけられましたら、是非一度手に取ってご覧ください。
例によって、この写真ページだけをとっても購入される価値は十二分にあると思います。

なお私の 「兵装」 の稿で、参考として黛治夫氏の著書にあるものから射撃経過の図例が入っておりますが、これはあくまでも一般の読者の方々のための “一つのイメージ図” であって、旧海軍における射法・射撃指揮法の実際とは号令など多少異なるものであることをご了承ください。

posted by 桜と錨 at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 砲術の話し

2023年03月17日

フキの花の天婦羅


行きつけになった昔ながらの小さな八百屋さんで、いつものようにあれこれゴッソリと買いましたら、女将さんが 「これも美味しいから是非食べてみて」 とフキ (ツヤブキ?) の花を菜の花と一緒に勧められました。

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家内が 「天婦羅にしてみたら?」 と言いますので、夕ご飯は野菜盛り合わせの天婦羅にすることに。

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フキの花の他は、ニンジン、レンコン、マイタケ、そして菜の花などです。

フキの花の天婦羅は春の匂いと味がしまして、なかなか美味しかったです。 特に家内はお気に入りのようで。

来週はもう無いかな 〜 ?

posted by 桜と錨 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

金井藤夫氏回想録


月刊誌『丸』4月号に元 「愛宕」 主砲伝令員でもあった金井藤夫氏の回想が掲載されました。

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金井氏は戦後長い間大戦中のご自身のことは身内の方々にもほとんど話されてこなかったようです。 こういう身をもって体験した重いことは、なかなか身内と雖も他人には話す気になれないものであることは良く判ります。

したがって、誰にも語らずにそのままになってしまう方々も多いのですが、金井氏はようやく当時のことを判る人がいればそろそろ聞いてもらっても、という気になられたようで、私が親しくしていただいている方を通じてお話しがありました。

しかしながら、直接お話を伺うにはやはり聞く側にもそれなりのテクニックが必要で、こういうことに慣れている必要があり、かつ伺う内容を理解できる知識が無ければなりません。

それで、勝目純也氏にお願いをしたところ快くお引き受けいただけ、2度にわたって金井氏からお話をお伺いし、この度 「丸」 紙面で立派な記事に纏めてくれました。

やはりこういうことはその道に慣れた専門家ですね 〜

しかも、特に 「愛宕」 についてはあまり書かれたものが多くはありませんし、戦後約80年経ってようやく出てきたお話しでもあり、その意味でもこれは貴重な記事であると思います。

書店の店頭で見かけられた時には、是非とも手に取って一度ご一読ください。

posted by 桜と錨 at 18:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 海軍のこと

2023年03月16日

本家サイトご来訪77万名達成 !


お陰を持ちまして、私の本家サイトはご来訪77万名を達成しておりますが、既にお知らせしてありますとおり、感謝記念企画は暫く後になりますが 「77777」 のぞろ目の時に考えております。 この時には是非とも 「ぞろ目賞」 もやりたいと。

posted by 桜と錨 at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2023年03月12日

『戦時海運諸施策』 4部作


今週の本家サイトの更新は、『史料展示室』コーナーにおいて海上自衛隊が 昭和28年度に部外調査委託をした 『戦時海運諸施策』 で、『第2次大戦時海運施策』 『同 港湾施策』 『同 造船管理』 及び 『同 船員管理』 の4部作 となっていますが、何故かこれを昭和43年になってから海上幕僚監部調査部から部内に印刷・配布したものです。

    http://navgunschl2.sakura.ne.jp/tenji/67_JPN_Merchant_WWII_S43.html
    http://navgunschl2.sakura.ne.jp/tenji/tenji_main.html


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委託先は当時の 「日本海事振興会」 (現在では合併されて 「(公)日本海事センター」 となっている) で、牧野茂氏や松隈国建氏などの著名な第一人者の方々が担当しました。

第2次大戦時の日本におけるこの方面については、この4部作がその調査・研究に当たっての基礎・基本をなすものであり、その意味では今日においても大変な貴重なものであると言えます。

ただし、残念ながらこういうものについての保存・保管及び活用については “自分で自分の足跡を消しながら前に進む組織” と言われる当の海上自衛隊では全く関心がありませんので、現在では防衛省・海上自衛隊に本史料がどこにどれだけ残されているのか判りません。

もしかすると、現在の (公)日本海事センターの 「海事図書館」 にいくつかのものもが保存されているかもしれませんが、これについては確認しておりませんので ・・・・ ?

残念ながらご存じのとおりのネット事情ですので、サイトで公開しますのは、その4部作についてそれぞれの 表紙と目次を1つのPDFファイル とした上で、PDFは印刷及び加工は不可の設定とし、また各頁上下に当サイトのロゴを入れております。

そして、4部作の 各全頁については 研究家の方々がご自分でお探しになるか、あるいはご要望・ご要求を頂けば事情・状況を考慮させていただいた上でご提供する 「On demand」 方式 とすることといたします。

でも、この4部作、このまま埋もれてしまうままとするには大変に勿体ないものと思います。

posted by 桜と錨 at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 海軍のこと

2023年03月08日

ウマヅラのお刺身


行きつけの小さなお魚屋さんに顔を出しましたら、今日はタイやサワラ、ヒラメなどのいつものお刺身になるものが全く無し。

どうしようかと考えていましたら、若大将が 「今日のウマヅラハギはお刺身になるよ」 とアドバイスを。 若大将のお勧めならまず間違いありません。

ウマヅラは肝も大変に美味しいので、店頭に並んでいたらいつも煮付け用に買っているのですが、これのお刺身はまだ試したことが無いので二つ返事で。

ただ、大きな肝がありますので一匹ではそれほどお刺身はとれませんから、ついでに赤貝も。

ところがこのウマヅラのお刺身、白身でクセが無くて大変に美味しく、ちょっと感動ものでした。

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家内も始めてのようで 「これ、良いよね 〜」  う〜ん、二匹にしておくんだったと。

一緒に貰ってきたお頭と肝はお煮付けで。 これはいつも通り大変に美味しいもので。

まさにお酒をグビグビやれと誘われているような (^_^)

posted by 桜と錨 at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2023年03月05日

旧海軍の 『父島航空基地』 について


今週の本家サイトの更新として、『旧海軍の基地』 コーナーにて 『父島航空基地』 の頁を追加公開しました。

   http://navgunschl2.sakura.ne.jp/bangai/IJN_Nav_Base/058A_Chichijima.html
   http://navgunschl2.sakura.ne.jp/bangai/IJN_Nav_Base/Nav_Air_Base_list.html

なぜか当該基地の水上飛行場及び陸上飛行場については旧海軍の史料がほとんどなく、かつ終戦後の米国執政時代の状況についても正確なところが判りません。

このため、当該頁レベルの内容でも、その作成には大変な手間暇がかかりました。

当該基地の陸上飛行場跡は、東京都による父島諸島への飛行場建設の第一候補となっているところで、都は今年都民の血税である500万円をかけて適地調査を行うことにしており、その最大の問題点が “自然環境への影響” です。

しかしながら、私に言わせれば、滑走路長確保のための海面埋め立ての問題云々などの以前として、現状として当該飛行場跡の元自動車運転場はもちろん粗大ごみの大規模な捨て場・集積場となっていることを放置してきている方がもっと問題なのではと。

posted by 桜と錨 at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 海軍のこと

2023年03月04日

旧海軍の航空隊と航空基地の関係


某所で次の様にUPされていました。

『松山といえば、源田実司令率いる第三四三海軍航空隊の印象が強いが、北側の予科練「松山海軍航空隊」と南側の飛行場である「松山海軍航空基地」は完全に別個の施設で、しばしば誤って混同されている事が多い。』wikipediaより。
なんだか奥が深そうです

少なくとも軍事関係について多少なりとも知識と関心のある方々ならその方面についての日本語版 wiki の記述などをそのまま信用する人はいないでしょうし、ましてやこれを引用するなどは ・・・・

まあ、某所は “おもしろ、可笑しく、ワイワイやる” 何でもありのところですから。

いずれにしても、旧海軍の航空隊と航空基地の関係について、少しはきちんと調べ、確認すれば、と思いますけどね。

「完全に別個の施設」、「誤って混同されている事が多い」 って、それこそが  “完璧” に間違っているんですが (^_^)
  
  
松山海軍航空基地そのものについては、私の本家サイトの 「旧海軍の基地」 コーナーで追々記事に追加してお話しすることにしましょう。

posted by 桜と錨 at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 海軍のこと

2023年03月03日

ひな祭り


今日は何故か祭日にはなっていませんが、桃の節句、ひな祭りです。

いつもでしたら居間のキャビネットの上に今では家宝になっている小さなお雛様を飾るのですが、最近は大きくなった我が家のニャンコがここに上がっては遊びますので、落とされてはと写真の時だけ。

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( 下の台と後ろの屏風は省略して本体のみで (^_^; )

玄関には家内お手製の女雛と男雛を飾って賑やかに。

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で、千福さんの 「にごり酒」 とノン・アルコールの 「糀甘酒」 でせめてものお祝いです。

posted by 桜と錨 at 13:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2023年03月02日

今日のランチ


家内に誘われて、今日のお昼は外にランチへ。 お邪魔したのは近くにある 「カフェベリーニ」 さん。

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ここはちょっと街並みから離れたところの大きな公園の脇にある、いわば “隠れ家” 的なお店で、婦人ものの洋服や小物などのコーナーに併設されています。 営業は10〜17時で、モーニング、ランチ、ケーキとお茶のところです。

場所柄と店構えもあって、平日は大抵お歳を召したご婦人の2〜4名くらいのグループが1・2組と一緒になるかどうかと言う程度。

とは言っても、提供される食べ物はこちらのエリアにしてはなかなかの味のものが揃っています。

私は今日はパスタ・ランチにしましたが、前菜、出来立ての自家製クロワッサンかパン、メインは3種 (本来は5種) のパスタから1つをチョイス、3種のデザートから1つを、そしてコーナーや紅茶などの飲み物のどれか、でボリュームもランチとしては十分ですし、それぞれのプレートを食べ終わったところでタイミングよく順に出してくれます。

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( 今日のチョイス )

これで私的にはコーヒーがもう少し美味しければ文句ありません。

posted by 桜と錨 at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2023年03月01日

月刊誌 『丸』 3月号


既に書店店頭に並んでいるかと思いますが、月刊誌 『丸』 3月号の見本誌が届きました。


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今月号の特集の2つ目が『海自最新鋭ステルス艦 「もがみ」型護衛艦』 です。

私もこの中で1稿を書かせていただきました。

   『 海自護衛艦の変遷を追う 』

保安庁・警備隊になって米海軍からの貸・供与に始まり、その後国産の護衛艦が建造されましたが、その変遷を主として艦全体のデザイン形状、即ち“艦形”をメインとして簡単にお話ししたものです。

しかしながら、紙幅の関係もあって現在空自の F-35B 搭載用に改修中のDDH及び最新のFFMと言う 「もがみ」 型については省略せざるを得ず、これらについてはそれぞれ他の方の記事に譲らざるをえませんでした。

ただし、これは 「丸」 編集部さんの意向もあるのでしょうが、初心者向けの読者の方々向けの解説記事となり、著者の方々もいわゆる “船に乗ったことのない” “武器・システムなどを扱ったことのない” ライターさんのものとなってしまいました。

「 結局、「もがみ」護衛艦は有事の戦力として期待されるというよりも、平時の洋上監視で有力な戦力と言えるのではないか。」

とされる方もおられますが、本当にそれでOKなのでしょうか?

その様なことは海上保安庁が追求すべきことであって、いわゆる “軍艦” としては有事のため、かつ多用途、多目的な使用とそのための能力を有するべきでは?

しかも、現在の 「もがみ」 型は基準排水量が3900トンもある大型護衛艦でもあるにも関わらず、兵装は少なく、かつ乗員は約90名に過ぎないのです。 つまり、長期行動での哨戒直なら1直僅か30名弱です。

これでは平時において “艦体・機関・装備の全てが正常に作動する完全にノーマルな状態において” その限られた能力が発揮できるに過ぎないのです。

つまり、装備などのどこかにトラブル・不具合箇所が生起した場合にはシステムの表示にしたがってそのユニットごとまるまる交換する方式とせざるを得ず、これまでのような乗員による故障探求・修理などは行動中にはまず不可能と言えるでしょう。

したがって、トラブル・不具合箇所がそれなりのものである場合には、即母港などへ帰港して後方支援部門がこれに当たる必要が出てきます。

そして、これまでのような船体・機関・装備の乗員による計画整備・メインテナンスなどは僅か約90名の乗員ではほぼ不可能であり、しかもクルー制などを採用すると、日本人の性格からしてもいわゆる自艦に責任を持たない “帳面消し” となる可能性が大です。

ましてや、平時任務においてさえ、立入検査、臨検・拿捕や陸戦隊編成は言うに及ばず、派遣防火隊の派出さえ出来ないのでは ?

FFM 「もがみ」 型の原型である米海軍における “ストリートファイター構想”、つまり 「LCS計画」 は既に完全な失敗であることが証明されており、次期水上艦の建造計画は在来型であるDDGXとされ、かつこのLCSは艦齢僅か数年にして退役が始まっている、にも関わらずです。

これを22隻もの大量建造を推進しようとする海上自衛隊、よほど隊員の確保が困難となってきた結果なのでしょうね。

私としては、FFMではとてもではありませんが、有効な 「海上防衛力」 を構築できるとは考えられません。 海上保安庁に毛の生えたレベルが精々かと。

ましてや、次に予定されている 「哨戒艦」 構想などは ・・・・ (^_^;

posted by 桜と錨 at 20:28| Comment(6) | TrackBack(0) | 現代戦のこと