2020年07月29日

独り言


25口径5インチ砲(古い高角砲だと思います)に対応したVT信管
51口径5インチ砲(平射砲?)に対応したVT信管

思考順序が逆。 各砲で使用する砲弾にVT信管が着けられるかどうか、ですね。

米国海軍の 25口径5インチ砲といえば、MK10という砲があるようですが、手動旋回方式だそうです。

砲の型式と砲架の型式をごっちゃにしないでね (^_^) そして、旋回・俯仰が手動だから、どうだと言いたいのでしょう ?

米海軍においては、砲種ごと、使用可能な (撃てる、用意されている) 弾種 (砲弾、信管、装薬、火管の組み合わせ) は、明確に示されています。

これは、25口径5インチ砲でも、51口径5インチ砲でも、です。

25cal_5in_Fix_Ammo_01_s.jpg

51cal_5in_Bag_Ammo_01_s.jpg

そしてもちろん当然ながら、使用可能 (撃てる、用意されている) と言うことと、実際にそれぞれの実艦で撃ったかどうかは別の問題です。


(追) : それにしても

砲→砲弾→信管の組み合わせは試験されたのでしょうかね。

試験された? (大笑い

posted by 桜と錨 at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 砲術の話し

2020年07月28日

独り言


「日本戦艦は主砲の分火射撃はできない」 と 「太平洋戦史シリーズ65 決定版・金剛型戦艦」 (学習研究社) にはあります。

これ、正しく引用されていませんね (^_^)

方位盤による分火射撃を実施できる戦艦はない。 (同書p126最下段右から6〜7行目)
方位盤による分火はできない。 (同12〜13行目))

ですね。

そして、その元記事の著者もキチンと説明していない、というかおそらく理解できていないと考えられますが ・・・・ ?

この 「分火」 については、手が空いたところで解説のコンテンツを作って説明することにしましょう。

posted by 桜と錨 at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 砲術の話し

2020年07月27日

重巡 「利根」 慰霊祭


本来より一日早いですが、本日江田島市能美町の元能美海上ロッジ脇にある重巡 「利根」 の慰霊碑にて、その目の前の海で米軍機の空襲により沈没・転覆してから75年目の慰霊祭が行われました。

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今年は武漢コロナの影響でこの慰霊祭も関係者のみでということで、参加してきました。神主さんと保存会の若い後継者など私を含む6名だけです。

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それでも立派な祭壇が準備され、また保存・運営を受け継いだ若いグループが立派な式進行をやってくれました。

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生憎の梅雨空で式開始まではかなりの雨でしたが、式が始まる直前からは小降りとなり、また天幕も用意されていて濡れなくても済む配慮も。

この重巡 「利根」 の慰霊碑とこれに隣接する資料館は保存会が維持・運営をしておりますが、3年前から私の同期の息子さんなど数名がボランティアとして資料館内の整理などでお手伝いを始め、今では慰霊祭の開催など保存会を代表する中心的役割を担っております。

そして、これまで長い間日々慰霊碑と資料館の面倒を見てくれていた、近くにお住いの藤本さんという方が残念なことにご高齢のためお亡くなりになってしまいました。 このため、これからは本日の慰霊祭も含めて、慰霊碑と資料館の両方をこの若いグループの人に移ること。

ここは能美島という呉からは少し離れた場所にあるとはいえ、水交会などは (何故か) その定款にも関わらず全く関与してこなかったところでもあり、世の中にその存在が知られているとはいいながら、元々は重巡 「利根」 とは直接の縁も所縁もない人々によってこれまで維持管理されてきました。

そして重巡 「利根」 の慰霊碑が、何故呉の海軍墓地内に置かれずに、ここにあるのかは慰霊碑裏面に埋め込まれた碑文をお読みいただけはお分かりになると思います。

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これからはこの若いグループの人達に全面的にお願いすることになります。 そしてこういうことこそ大切にして応援していきたいですね。

posted by 桜と錨 at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 海軍のこと

2020年07月26日

掃海艦 「やえやま」 型 艦内一般配置図


まだまだ余裕ができませんので、本家サイトの今週の更新は取り敢えず引き続いて退役した自衛艦の 『公式艦内一般配置図集』 コーナーに掃海艦「やえやま」型を追加公開しました。

http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_JMSDF_Ships_Offical_Draw.html
http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_10_Yaeyama.html

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とはいっても、掃海艦そのものが珍しいので、こういうものも貴重なものであると思っています。

本艦型については世界最大級の木造艦でしたが、“機械室上部はテニス・コートが1面とれるくらい広い空間があった” と揶揄されたり、また掃海具を含め装備品全般についてもいろいろ申し上げたいことはありますが ・・・・ まあこれらについては専門の方にお任せすることにしましょう。

posted by 桜と錨 at 18:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと

2020年07月24日

硫黄島と南鳥島


先日河野防衛大臣が南鳥島を視察されたニュースが流れていました。 小野寺氏以来だとか。

私も硫黄島へは何度か行ったことがありますが、この南鳥島はもう30年以上前ですが、一度だけ行ける “はずだった” 機会がありました。

時の自衛艦隊司令官の硫黄島と南鳥島の初度巡視があり、そのお供の幕僚の一人として随行したのですが、しかしながら硫黄島に飛んだ翌日は南鳥島までの天候が不良でキャンセルになってしまいました。 何とも残念なことで。

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ご参考までに、この初度巡視における航空基地分遣隊長による現状説明での、当時の硫黄島と訪れるはずだった南鳥島の状況図です。

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う〜ん、南鳥島、行ってみたかったですねえ。


そして、何故かこの時に硫黄島で撮った写真が出てきません。 島内あちこちで撮ったはずなんですが ・・・・

また、現地勤務だった知人から硫黄島 “特産” (^_^) の鷹の爪と小さなサソリのパラフィン詰めの文鎮を貰いましたが、後者は転居のドサクサもあって今ではどこに行ったのか判らなくなってしまいました (^_^;

硫黄島が返還されて海自の航空基地分遣隊が進出した頃は、島内でこれらはまだ沢山見かけたそうで、隊員の休暇などでの良いお土産となっていました。

しかし返還から20年を経たこの初度巡視の頃には、既にほとんど見かけなくなってしまっていると。

太平洋戦争での米軍侵攻によりほぼ丸裸になってしまった硫黄島は、その後草木の種を蒔いて緑化を図って来た成果によりかなり緑豊な島になりましたが、逆にそのせいでもあるようです。

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また、ところどころにパイナップルの木もあって、島内散策中に偶然見つけた隊員が実の熟すのを誰にも内緒で密かに楽しみに待っていたのですが、機を見計らって行ってみたらもう誰かに取られていたという笑い話も (^_^)


しかしながら、この硫黄島、何度行ってみても何とも表現のしようがない不思議な雰囲気のところですね。 特に朝夕は。

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posted by 桜と錨 at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2020年07月23日

連休初日 倉橋へ


4連休で、家内から “どこかに連れていけ 〜” とヤイノヤイノの催促ですが、夕方からまた天気が悪くなるような予報ですので、ちょっとドライブに。

海の日の満艦飾の艦隊桟橋を横に見て、まずは1時間ほど走った倉橋の温泉館にあるレストラン 「海里部」 さんへ。

ここの夏の時期はシラスのメニューが豊富です。 そして味は悪くありません。

シラス尽くしのような 「シラス御膳」 と 「シラス定食」 も良いですが、定番の丼物の 「生」 「釜揚げ」 「三色」 の3種も良いです。

そして単品なら、生シラスのお刺身、生シラスの軍艦巻き、シラスの天ぷらやかき揚げなどもあります。

で、私は 「生しらす丼」、家内が 「生しらすの軍艦巻き」 と 「かき揚げ」

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生しらす丼は今年からしらすの茶わん蒸しが付いたメニューになり、ちょっと高くなりました (^_^)

生の臭みなどは全くなく、始めはお醤油を少し垂らしてそのままで、後から生玉子の黄身とワサビを混ぜて。

大変に美味しかったです。 この味なら車を飛ばして食べに来ても、その価値はあると思います。


食後は目の前の桂が浜へちょっと散歩に。

温泉館の隣にある 「桂浜神社」 ですが、初めて参拝しました。 ですが、普段は無人のようで、また参拝者も誰もおらず、それに社殿の内外はちょっと荒れてしまっているような (^_^; 裏手にある本殿は重要文化財らしいのですが ・・・・

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Kurahashi_R020723_06a.jpg  Kurahashi_R020723_06b.jpg
( イヌビワと椿の実 )

海岸は流木などが沢山流れ着いていてちょっと砂浜が汚れていましたが、サーフィンのグループや海水浴の家族連れなどもチラホラ。

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もう半世紀近く前に江田島を卒業して練習艦隊に乗組んだ時、まず最初にこの倉橋沖に仮泊して内地巡航に備えました。

その時の入湯上陸で来た 「シーサイド桂が浜荘」 二階の大浴場もまだありますが、建物自体が老朽化して設備も古くなり、今では宿泊・入浴客はあまり (ほとんど) 無いようです。 すぐ側には公営の立派な温泉館がありますし ・・・・

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帰りは回り道をして久々に 「須之浦ストーンフィールド」 さんに寄ってみることに。

ここへ向かう細い道は、つい先日も雨と土砂崩れで通行止めになっていましたし、今日もまだ工事中のところが数か所。

それでも、駐車場や近くの道路端には車が一杯です。

残念ながら向かう途中で早くも雨が降り出しまして、着いた時にはここのオープンテラスは既に濡れてしまっていますので、店内で一息。

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コーヒーとマンゴー・シャーベット。 なかなか美味しかったです。

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ここは、場所的にもちょっとした隠れ家的な雰囲気ですので、若い人を中心にだんだん人気が出てきまして、施設も色々拡張・拡充されているようです。

目の前の海岸には、小さな桟橋ができて、クルーザーやモーター・ボートなどが係留されています。 また、建物の一角にはダイビング・スクールも開設されています。

そして今日もグループや家族連れなどでバーベキュー・コーナーは結構賑わっていました。

梅雨が明けて本格的な夏になると、ここもすごい人出になるのでしょうねえ。


さて、今のところ明日・明後日はまた大雨の予報ですが ・・・・

posted by 桜と錨 at 18:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2020年07月21日

鰻の蒲焼


まだ梅雨は開けておりませんが、今年もこの日がやってきました。 土用の丑の日ですので、例によって行きつけの小さなお魚屋さんに事前に頼んでおきましたので、午後、少しはお客さんの空いたところを見計らって家内と。

いつものごとく、若大将が店前の道路にバーベキュー・コンロを持ち出して朝から仕入れた鰻を焼いています。

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鰻は今年も最近評判の愛知三河の一色産です。

これまで最も人気の高かった鹿児島産は毎年前年に池ごと業者に買い占められ、しかもスーパーなどに出回るのは全部冷凍物だそうで。

若大将は鰻の蒲焼を専門に習ったわけではありませんので、専門店の様にはいきませんが、それでも市場に注文してあった新鮮な鰻を仕入れてきて、毎年店前で。

口コミで評判が広がってきて、今年は予約分のみで330本とか。

午後になっても次から次へと焼いていきますが、焼ける端から家族分でしょう一人で4つとか6つとかを買い求めていく常連さんが (^_^)

我が家は家内との私の2本。

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今年は家内手作りの器に入れてうな重風に (^_^)

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身も皮も柔らかくて美味しく、家で食べるのには十分で、街で鰻を出している (といってもこちらではほとんどないんですが) お店で食べるよりはより遥かにましと思っています。 それに新鮮でしかも安い。


今年は土用の丑の日は2回ありますが、次は8月2日の日曜日ですので、通常ですとお店も市場もお休みですので、予約が沢山入れば前日の土曜日にするかもと。

posted by 桜と錨 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2020年07月19日

潜水艦 「おおしお」 艦内一般配置図


本家サイトの今週の更新として、先週の 「なつしお」 型艦内一般配置図に続き 「おおしお」 のものを追加公開しました。

http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_JMSDF_Ships_Offical_Draw.html
http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_09_Ohshio.html

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バタバタ続きが一息つきましたが、サイトの更新コンテンツを作っている余裕がありませんでしたので、急遽今朝になって慌てて作成 (^_^;

先週の 「なつしお」 型のものより、当時から更に見難いものでしたので、今になってディジタル化してもこれが精一杯かと。

これも公式図からの手書きのラフな艦内配置図ではありますが、当時現役の潜水艦のものでありながら、配布されたものには 「指定前秘密」 はもちろん、「取扱注意」 や 「用済み後返却」 などの表示もありませんでした。

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( 元の原紙の縮小画像 )

当時は現在では考えられないくらいおおらかというか ・・・・

とは言ってもやはり 「なつしお」 型のものと同じく、オリジナルの最下段にある耐圧区画と隔壁のデータは省略させていただきます。  (上の原紙の縮小図でも数値は消しております。)

もちろん、潜水艦という性格上もあって、いまだに海自から正式なものは公開されておりませんし、また今後ともされるとは考えられませんので、その意味では貴重なものと思います。

posted by 桜と錨 at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと

2020年07月18日

今期初物のスイカ


梅雨の合間でこの3日ほど晴れましたので、先週買いそびれましたスイカを求めて時々顔を出します道路沿いの菜園の露店へ出かけてきました。

隣接する作業小屋の中に大小30個ほどおいてありましたので、顔なじみになった女将さんに 「どれが良いのか見方が判らないので、お母さんご推薦のやつを選んで」 とお願いしましたところ、大きめのものを一つ 「これなら大丈夫」 と (^_^)

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家に戻って暫く冷蔵庫で冷やしてから切ってみましたが、棚落ちも無く、見かけも綺麗です。

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で、家内と一緒に1/8切れずつを大胆に。

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甘くて、みずみずしく、大変に美味しかったです。

まさに畑の横での “直売”で すから新鮮で、美味しく、それに安い (^_^)

田舎暮らしも、こういうところは良いですね。

次に行ったときにはまだあるかな 〜

posted by 桜と錨 at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2020年07月17日

「ベ式 (七粍七) 短機銃」


大日本絵画さんが出している月刊誌 『Armour Modelling』 の8月号が届きました。

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私のブログで何で陸戦兵器のスケールモデルを主体とする専門誌が出てくるの? と思われる方もおられるかもしれませんが ・・・・ (^_^)

実は北川誠司さんという装甲車両の研究をされている方が、当該月刊誌で 『日本海軍の車両』 というのを連載中です。

その連載に関連して、氏と色々お話をしているうちに 「こんな旧海軍史料もあるよ」 ということで 「ベ式 (七粍七) 短機銃」 の構造図をご紹介したものを、今回その実物 (何と今の日本に陸自さん以外で実物が残されているですが) の写真と共に、その連載の付録記事となったものです。

このブルクマン式の短機銃は、第1次上海事変の時に旧海軍の陸戦隊で使われたものですが、これについてはこの事変の時以外ではまず出てくることがない、珍しいものの一つと言えます。

今回、北川氏と編集部さんのご尽力により1つの記事として私の保有する旧海軍関係史料が日の目をみることになり、大変に嬉しい限りです。

なお、この構造図史料には、その構造と作動についての解説文もあるのですが、紙幅の関係もあり、編集部さんとしてもまあそこまで詳細なことについてはということで、また別の機会でもあればと思います。

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posted by 桜と錨 at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 砲術の話し

2020年07月14日

独り言


ふと思ったのですが (^_^)

主砲が奇数連装砲塔と偶数連装砲塔の混載艦の場合、「交互撃ち方」はどのようにするのでしょうか?
混載艦においてはそもそも射撃統制上の「交互撃ち方」という概念が成立しない(成立しなくても問題ない) のでしょうか?


要するに 「交互打ち方」 とはどういうことなのか、何のためものなのか、という基本的、基礎的なことを理解しないまま、思い付きで質問されたんでしょうね。


それにしても、いかに某所のような所とはいえ、あの様な受け答えでは流石に常連さん達も回答をつけるのには躊躇するでしょう (^_^;

posted by 桜と錨 at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2020年07月12日

潜水艦 「なつしお」 型 艦内配置図


相変わらずバタバタ続きですので、今週の本家サイトの更新も先週に引き続き 『自衛艦公式艦内配置図集』 に、潜水艦 「なつしお」 型の艦内一般配置図の追加公開のみです。

http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_JMSDF_Ships_Offical_Draw.html
http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_08_Natsushio.html

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昭和35年度計画で2隻建造された 『なつしお』 型 「なつしお」 「ふゆしお」 で、前年度計画で2隻建造された 『はやしお』 型に続き、当時海上自衛隊として潜水艦勢力の増勢のために局地防衛用の小型潜水艦が建造されましたが、実際には対潜戦の実力錬成のために実目標訓練としての潜水艦の要望が高かったことから、その標的艦としての性格が強いものでした。

ご紹介しますのは、昭和48年に幹部候補生に対する潜水艦実習の際に配布されたもので、公式図からの手書きのラフなもので、かつ青焼きコピーですので、当時からあまり綺麗なものとは言い難いものでした。 経年劣化したものをディジタル化しましたが、これで限度かと。

しかしながら、ラフな艦内配置図ではありますが、当時現役の潜水艦のものでありながら、配布されたものには 「指定前秘密」 はもちろん、「取扱注意」 や 「用済み後返却」 などの表示もありませんでした。

Natsushi_plan_orig_01_s.jpg
( 配布された元の原紙 )

とは言ってもやはりオリジナルの最下段にある耐圧区画と隔壁のデータは省略させていただきます。  (上の原紙の縮小図でも数値は消しております。)

もちろんこの程度のものでも、現代の潜水艦という性格上から、公式資料に基づくものとして大変珍しいものと思います。

側面及び各甲板の図面を1つに纏めたPDF形式にて公開 いたしますが、ご存じのとおりのネット事情により、残念ながら一人歩き防止のために印刷及び加工については不可の設定としており、また各頁にロゴを入れています。

更にこれに加えて、資料の性格上、万が一当該PDFを拡大表示してスクリーン・キャプチャーで分割保存した上でこれを合成・加工したり、あるいはそれをトレースされる方もおられるかもしれませんので、その場合それがここで公開したものからの時はそれとすぐ判別できるような仕掛けをいくつか入れております。

もし研究者や当該艦に関係された方々の中で、印刷可能バージョン、あるいは正式な元画像データなどのご希望がございましたら、掲示板又はメールなどでお聞かせ下さればご事情により考慮させていただきます。

勿論、公開いたしますファイルは、このままの形でしたら再配布などはご自由になされて結構です。

posted by 桜と錨 at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと

2020年07月11日

誕生日プレゼント


少し早めですが、娘達から誕生日プレゼントが届きました。 花束と 「祝」 という銘柄の焼酎です。

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まあこの歳になりますと、プレゼントはもちろん嬉しいものですが、何よりも娘達や孫達が皆揃って元気なのが一番です。

焼酎は 「堤酒造」 というところのものを探してくれたようです。

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ボトルの写真を撮ろうとしたら、なぜか小春がスルスルとソファに上がってバックに入ってきました。 自分も忘れないで一緒にと (^_^)

posted by 桜と錨 at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2020年07月10日

今期初物の枝豆 !


相変わらずの梅雨空が続いていますが、午前中は降ったり止んだりのパラパラでしたので、週末の野菜を仕入れに。

時々顔を出します道路沿いの菜園の露店に行きましたら、今年の枝豆が取れ始めたとのこと。

カゴに4袋あったのですが、菜園の人とおしゃべりをしている間に後から来たおばさんに1袋持っていかれましたので、残りの3袋を。 1袋150円です。 今晩はこれでビールを (^_^)

その他、ジャガイモ、トマト、キュウリなど。

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スイカの大玉が隣の作業小屋の中にゴロゴロ並んでいましたのでこれも1つとは思ったのですが ・・・・ まあこれも出始めなので、次の時にすることに。

畑の横で売っていますので、いわば採れたての直販、どれも新鮮で美味しいですし、何と言っても安いです。

・・・・ で、家に戻る途中から土砂降りになりました。 大雨は明朝まで続くようです。 山の中の団地ですので、街から上がってくる道がまた土砂崩れなどで通行止めにならなければ良いのですが。

posted by 桜と錨 at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2020年07月05日

砕氷艦 「しらせ」 艦内一般配置図


相変わらずバタバタしておりますので、本家サイトの今週の更新は先週に引き続き 『自衛艦公式艦内配置図集』 に砕氷艦 「しらせ」 の艦内一般配置図の追加公開のみです。

http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_JMSDF_Ships_Offical_Draw.html
http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_07_shirase.html

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ご存じの通り、砕氷艦 「しらせ」 は平成20年に退役し、翌年からはその名を引き継いだ2代目の 「しらせ」 が南極観測支援に当たっています。

退役後の 「しらせ」 は紆余曲折がありましたが、結局民間気象情報会社の 「ウェザー・ニュース」 に売却されて、現在では関連会社の 「Win気象文化創造センター」 に移管されており、気象観測業務などに携わる傍ら、各種イベントなどにも使われているようですね。

公開します艦内一般配置図は、海自現役時代の部内における教育訓練用で、これも艦内配置が分かれば良いので完成図書にある公式の艦内艤装区画図を元にしていますがかなりラフなものです。

しかしながら、こんなものでもいまだに海自からは公開・公表されておらず、今後もその可能性はまず考えられませんので、その意味では貴重なものと思います。

現在の 「Shirase」 の船内がどのようになっているのかは、残念ながら私としては興味はありませんので存じません。 ご来訪の方々の中には、よくご存じの方もおられるかも (^_^)

posted by 桜と錨 at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと

2020年07月03日

イージス・システム と 電源


先にイージス艦の定検、年検についてお話ししましたが、これに関連してイージス・システムの電源について少し。

ご存じの通り、「こんごう」 型イージス艦には推進用に LM2500 系のガスタービン・エンジン4基 (25,000PSx4) を装備しておりますが、これとは別に、アリソン IM400 系のガスタービン発電機3基 (2,500KWx3) を搭載しています。

Kirishima_eng_01_s.jpg

( この発電用については、「あたご」 型、「まや」 型と次第に電力所要が増えておりますので、それに応じたものとされていますが、今回は取り敢えずこれらについては省略します。)

この3基の発電機は、航海中の戦闘状態でも2基で全所要電力を賄えるようになっており、残りの1基は故障などに備えた予備・待機です。

これもご存じの通り、艦艇での電力は、基本的に120V系と440V系の2つで構成されています。 前者は艦内照明を始めとする艦内の一般用で、後者は装備・武器で使用します。

そしてこの440V系ですが、イージス・システムの作動・運用のためには極めて安定した質の高い電源が要求されます。

このため、港での停泊時には、120V系は陸上電源を引き入れて使用することができますが、この440V系の陸上電源では質が劣るためにイージス・システムでは使えません。

ここで大きな問題があります。

イージス・システムは一旦停止しますと、巨大かつ複雑な System of Systems ですので、その再起動の際にシステムの安定と作動確認のために約48時間を必要とします。

更にジャイロの AN/WSN-5 も止めますと、これの起動・安定のために更に長時間(最大24時間)を要することになります。

このため、イージス艦は 「稼動艦」 に指定されている間は、入港中でもイージス・システムを止めず、最低でも直ちに全力発揮可能な 「スタンバイ」 モードを維持するとともに、毎日全システムを作動させての DSOT (Daily System Operability Test) を行います。

で、このためにイージス艦は入港中でも最低限1基の発電用ガスタービンを動かす必要が出てくるのです。

( 当然ながらこのために入港中でもかなりの燃料を消費しますので、この必要性について国会答弁でも採り上げられたことがあります。)

したがって、イージス艦は航海中であれ入港中であれ、「稼動艦」 に指定されている間はいつでも直ちにイージス・システムの作動が可能です。 もちろんミサイルの実弾は搭載していますので “やろうと思えば” 発射可能です。

ただし、入港中も含め、陸岸近くではテレビや携帯電話、通信機器などに対する干渉防止のために、法律上 SPY-1 レーダーはハイパワーは使用できず、ローパワーで、しかも上方にしか発信できませんが (^_^;


とは言っても、イージス・システムを構成する各機器も、そしてガスタービン発電機も定期的に点検・整備をする必要があります。

このために艦を 「非稼動艦」 に定めての定検や年検において、これらも実施するのです。

しかしながら、この期間の全てにおいてイージス・システムが非可動になるわけではありませんし、またそれぞれの構成機器の点検・整備・調整において必要に応じて作動させる必要があります。

基本的には、先にお話しした入渠時を中心にして、発電機も含めて各機器を非可動としますが、それはどのような点検・整備・調整を行うのかや、造船所・担当企業のスケジュールなどによって異なってきます。

例えば、同じ時期に他艦も造船所に入っていれば、入渠時期をずらす等の必要性も出てきます。

posted by 桜と錨 at 20:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 現代戦のこと