2020年06月28日

独り言


イージス艦ってドック入りしている状態でミサイル撃ったりレーダー作動させたりは


定検にしても年検にしても、この期間は 「非稼動艦」 (全ての実任務には就かない、就けない) に指定されて、防衛省が契約した民間造船所に入ります。 これを広義の意味で “ドック入り” といい、原則として定検では2回、年検では1回乾ドックに入りますが、これを狭義 (本来) の意味で “ドック入り” (入渠) と言います。

( まあ、入渠そのものは、艦の入渠要表に基づいて事前調整をして艦のトリムを無くし、艦首尾線と前後位置をキチッととりながら海水を抜いて盤木の上に据えるだけ。 後は入渠中に万一転倒したりしないように、船体両側に支えをすればよいので。)

それ以前のこととして、この定検、年検の前にミサイルを含めて弾薬類は全て陸揚げ (弾庫保管) しますので、そもそも撃とうにも弾がない (^_^;

更にイージス・システムを動かす 440V の艦内電源 (陸上電源を引き込んだのではダメです) は入渠中も含めて定検・年検中の相当な期間 (検査・修理内容や造船所のスケジュールなどによって異なる) 止まりますし、例え艦内電源が入っていても実際の電波は基本的に法律上出せません。

( このため、システムの最終チェックのためには出港して海上試験をやります )

それに SPY-1 の電波を出さなくても、イージス・システムとしてはかなりのことが自己診断機能及びシミュレーション機能でチェックできますので。


(追) :

オカシな書き込みがあると大抵つぶやかれるようです

   (^_^) (^_^) (^_^)

(追・2) :

折角の機会ですので、イージス・システムの電源について少しお話ししておきます。


posted by 桜と錨 at 16:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと

『旧陸軍軍政史資料』 公開!


本家サイトでの今週の更新に併せ、ご来訪 「666666」 記念企画の第2弾を先ほど追加公開しました。

『史料展示室』 コーナーにて、昭和30年に陸上自衛隊幹部学校が部内参考資料として作成した旧陸軍に関する 『軍政史資料』 です。


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旧陸軍の明治創設時から昭和18年まで (なぜか) の組織・編成などの変遷について時系列にその概要を羅列したものです。

私にしてはめずらしく陸軍ものですが、こういうものでも手元にあると、旧海軍史を調べている時に横並びで必要になった場合には手軽に参照できますので便利です。

もう何十年も前に、某所で処分のためにゴミ箱に投げ入れてあるのを見つけ、これのコピーをとって、原本はまた元のゴミ箱に戻しておきました。 誰か心ある人が回収して元どおり保管してくれてくれれば良いと思ったのですが ・・・・ 今となってはそれもどうなったのか判りません。

本史料は旧陸軍の関係者が纏めたものと思われますが、それが誰であったのかなどは不明です。

また、ところどころに 「部外秘」 と記されたページがありますが、その理由は不詳ですし、また敗戦により旧陸軍が解体された後となっては秘密事項に該当することはあり得ませんので、そのままとしております。
 
ただ、私のコピーは大変に状態が悪いこともあって、退職後にもう少しはマシなものが欲しいと思って陸さんに問い合わせたのですが、正式な返答は “幹部学校にも、陸自としても、もう残されていない” というものでした。

何と! もちろんその後新たなものが作られたからなのかもしれませんが、それにしてもこの種のものは改訂版など新たなものを作成した時には、旧版とどこがどのように変わったのかを明らかにするため、最少でも原本の1つは保存・保管しておくのが普通であり、常識なんですが ・・・・ ?

したがって、“表向き” としては現在これが残っているのは私のこのコピーだけということになります。

ただ、今回公開しますのはゴミ取りと整形に手間暇がかかって間に合いませんでしたので、後半の大正・昭和期のところはコピーをスキャンしただけのものです。 大変に見難いですが、今後手が空いたところを見計らってゴミ取りと整形をするつもりです。

posted by 桜と錨 at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

護衛艦 「いしかり」 艦内一般配置図


本家サイトの今週の更新として、先週に引き続き 『自衛艦公式艦内配置図集』 に、護衛艦 「いしかり」 の艦内一般配置図を追加公開しました。

http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_JMSDF_Ships_Offical_Draw.html
http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_06_Ishikari.html

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公開します艦内一般配置図は、部内における教育訓練用ですから艦内配置が分かれば良いので、完成図書にある公式の艦内艤装区画図を元にしているものの、かなりラフなものですが、それでもこんなものでもいまだに海自からは公開・公表されておらず、今後もその可能性はまず考えられませんので、その意味では貴重なものと思います。


ご存じの通り、海自が昭和52年度計画で建造した乙型警備艦 (DE) で、地方隊に配備された駆潜艇の代替えの名目ではありますが、実質的には 「いすず」 型 、「きたかみ」 型や 「ちくご」 型護衛艦の後継であり、海上自衛隊における護衛艦として初めて中央船楼型を採用した艦でした。

しかしながら、船体が設計に余裕がなく過小に過ぎるとの理由により (いつも通りの海幕の手口ですが)、2・3番艦は約200トン大きくされたものの、結局のところ3隻で建造が終わり、次の 「あぶくま」 型に移行しています。

とはいっても、本艦は大変にユニークでおもしろい艦型であったことは確かで、船体が大きくなっただけとしか言えない何ら面白みのない 「あぶくま」 型などよりは良い艦であったと評価できます。

「きりしま」 艦長だった平成11年の夏に、その年の春に生起した能登半島沖不審船事案を受けて日本一周の警戒巡行を行いました。 この時、大湊では 「きりしま」 は中に入れずに沖で錨泊だったのですが、訓練中の27護隊が挨拶に近づいてきてくれました。

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確かこの時の 「いしかり」 艦長は、二人とも昔一緒に勤務したこともある高橋2佐から三石2佐に交代した直後だったかと。

posted by 桜と錨 at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと

2020年06月26日

小春 脱走 !


今朝明け方に “おと〜さん、外で猫の鳴き声がするよ” と家内から起こされました。

足元で一緒に寝ているはずの小春がおりません。

1階に降りてみますと、リビングのベランダ側の外で猫の大きな声が。 カーテンを開けましたら、小春が中に入れてくれと叫んでおります (^_^;

ガラス戸を開けましたら、リビングに飛び込んできました。

でも一体どこから出たのか? 明け方まで雨でしたので、窓などは全て閉じてあったのですが ・・・・

で、家中を見回ってみて、発見 !

Koharunoamido_R020626_01.jpg

2階のベランダは屋根があって雨が部屋の中には降り込みませんので、私の仕事部屋のベランダに出るガラス戸を開けて網戸にしてカーテンを閉めてあったのですが、この網戸は猫では開けられないようにしてあったものの、その網戸の端を破って脱走。

2階のベランダの手すりを抜けて、あとは小雨の中を屋根伝いに庭まで降りてウロウロしたようですが、濡れて寒くなったので家の中に戻ろうとしたものの1階はどこも全て締まっていますので、リビングの前まで帰ってきて ・・・・

タオルで拭いて乾かしてからケージに入れましたら、すぐにハンモックに上がってそのまま寝てしまいました (^_^)

でもまあ、まずは無事に戻ってきましたので。

posted by 桜と錨 at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2020年06月21日

「日本帝国海軍の研究・開発(1925〜1945)」 公開!


本家サイトのご来訪 「666666」 はご案内のように昨日達成できましたので、週明け早々と思って次の定期更新にと考えておりました記念企画の内、急遽その第1弾として表題のものを 『史料展示室』 コーナーにて公開いたしました。

昭和31年に海幕調査部が部内参考資料として印刷・配布したものですが、とは言いましても、内容は終戦直後に極東米海軍司令部 (COMNAVFE) による旧海軍の関係者への質問 (実際は尋問) に対する回答を取り纏めたものです。

   http://navgunschl2.sakura.ne.jp/tenji/tenji_main.html
   http://navgunschl2.sakura.ne.jp/tenji/50_IJN_Research.html

IJN_Research-Dev_cover_s.jpg


内容の細部は、現在では個々のものについてその詳細が明らかになってきておりますが、当時の関係者によるものを系列的一覧に纏めたものとしては珍しいでしょう。

それになによりも、この印刷・配布された部内参考資料そのものが、現在の海自にどれだけ残されているのかは不詳です。 私の現役の時でさえ、他にまず見たことがありませんので。

海幕はなぜこういうものでさえどんどんと世に公開していかないんでしょうねえ。 まあ、目先の業務にしか関心がないお役所だから、といえば確かにそうなんですが ・・・・

ただ、本資料は実際に誰がこれを取り纏め、編纂したのかは不明です。

そして、編纂者の所感として最後に述べられているところのものは、日本の工業力の貧弱さのせいにした少々自己満足的な買い被り過ぎ、と感じるのは、元船乗りたる用兵者の一人としての私だけでしょうか ?

posted by 桜と錨 at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 海軍のこと

「みねぐも」 の公式資料図集


本家サイトの今週の更新として、先週に引き続き 『自衛艦公式艦内配置図集』 に、護衛艦 「みねぐも」 の艦内一般配置図を追加公開 しました。

http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_JMSDF_Ships_Offical_Draw.html
http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_05_Minegumo.html

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私が遠洋練習航海後に初任幹部として初めて乗組んだ思い出の艦です。

昭和40年代に入ってからの建造艦ですが、新兵器の DASH を搭載しつつも、古き良き時代の姿がまだ残ってる良い艦でした。 それに艦長以下の乗員も良い人達ばかりで。

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この艦内一般配置図に併せて、初めて実務に就く初任幹部にもかかわらず1年間で通信士と船務士の両方を勉強させられた時の、「CIC配置図」 と 「アンテナ装備図」 を 『AAW・TMDの話題あれこれ』 コーナーの第6話として公開 しました。

http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/AAW_TMD/AAW_arekore/AAW_arekore.html
http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/AAW_TMD/AAW_arekore/AAW_arekore_06.html

これらは全て元々が艦内での教育訓練用でその概要が判れば良いものですので、公式図面を元にしているとはいえかなりラフなものです。 それに、もう半世紀近く前のもので経年劣化もありますので ・・・・ (^_^;

しかしながらいつも申し上げていますように、「みねぐも」 は既に退役して久しいのですが、こういうものでも海自から公表・公開されてはおりませんし、今後ともされるとは思われませんので、その意味では貴重なものかと。

posted by 桜と錨 at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと

2020年06月20日

本家サイト ご来訪 「666666」 達成!


来週週明け早々くらいかなと思っておりましたが、本日午前中に早くもご来訪 「666666」 名を達成しました。

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大変マイナーなテーマを扱うサイトですが、多くの皆様のご来訪をいただいておりますことをこちらにご来訪の皆様にも感謝申し上げます。

次は暫く後ですが、ご来訪70万名を目指します。 その時にまたキリ番賞をやりたいと思います。

今回のぞろ目達成記念企画は、予定通り2つ考えておりますので、本家サイトにて順に公開していくことにします。


posted by 桜と錨 at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2020年06月14日

本家サイトの 「6」 のぞろ目賞


嬉しいことに、本家サイトはまもなくご来訪 「666666」 を達成できそうですので、予定通り 「6」 のぞろ目賞をやりたいと思いますので、こちらでもご案内しておきます。

本家サイトのトップページ最下段にありますカウンターでぞろ目を踏まれた方は、カウンターの画像コピーを添えてご申告ください。 何か記念のグッズでも考えます。

なお、気がつかれない、あるいはご申告されない方がおられるかもしれませんので、念のため前後を踏まれた方もご申告いただければと存じます。

本家サイトでの記念企画は現在のところ2つ考えておりますが、一つは既にできているのですが、もう一つが ・・・・ (^_^;


posted by 桜と錨 at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

ミサイル艇 「1号」 型 艇内配置図


本家サイトの今週の更新として、先週に引き続き 『自衛艦公式艦内配置図集』 に、ミサイル艇 「1号」 型の艇内配置図を追加公開 しました。

http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_JMSDF_Ships_Offical_Draw.html
http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_04_PG1.html

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元々が海自部内での教育訓練用で艇内の区画配置が判れば良いので、公式図面を元にしているとはいえかなりラフなものです。

とは言っても、いつも申し上げているように、こういうものが海自から公表・公開されてはおりませんし、今後ともされるとは思われませんので、その意味では貴重なものかと。


それにしても、いかに安かろう、数を揃えたかろうとは言え、よくこの程度のものを3隻も作ったものですよね。

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( 元画像 : 海自公式サイト写真より引用・加工 )

これが計画されたとき、私達は 「アドリア海などの地中海でウンカの如く使うわけではあるまいに」 と猛反対で、しかも自前では運用できずに、行く先々に陸上支援ための付属の車両隊が付いて回らなければならないものでした。

第1ミサイル艇隊を編成して余市防備隊に配置されましたが、海幕の自画自賛とは裏腹に大した性能も能力もなく、しかもこの程度のものが冬の日本海では役に立つどころか、毎年冬期は “整備” の名目で長期間大湊避難を余儀なくされました。 乗員はもちろんですが、その家族も苦労しただろうな、と。

海幕勤務の制服を着た能吏達が、鉛筆を舐め舐め(画面を見つめつつキーボードを叩き? (^_^) )、いかに安く数を揃えるかで、内局や財務省の役人達に “これからはミサイルの時代です。すごい能力のもので、費用対効果は抜群ですよ” と説明するため (= 自己の業績作りのため) の資料作りに精を出した結果がこのようなものでした。

PG1_SYS_Config_s.jpg
( ミサイル艇 『1号』 型 システム構成図 )

PG1_CIC_s.jpg
( ミサイル艇 『1号』 型 CIC配置図 )

もちろん、計画時に 「将来装備」 とされた 「近接SAMシステム」 などは、当然のこととして装備されるはずも無かったことは言うまでもありませんですが ・・・・

海自の艦艇、装備品は、“海上戦力として真にあるべき姿の追求結果” ではなく、艦も海も知らない者達の机の上での金銭勘定で決められる世界のもの、という典型の一つですね。

posted by 桜と錨 at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと

2020年06月12日

シラスの季節


今週末で “自宅隔離” 期間が解けます。

で、今日は知り合いが港に揚がったシラスをくれました。 私としては今期の初ものです。

Shirasu_R020612_01.jpg

既に生ではなく少々茹でてありますが、いわゆる “釜揚げ” と言われるほどではなく、生に近いです。

これはシラス丼にしても、このままお醤油を垂らしてのお酒の摘みでもグッドです。

こちらでも飲食店の武漢武官コロナによる営業自粛も解けました。 この季節、これからだんだん生シラスのメニューも出てきます。 楽しみですね 〜

posted by 桜と錨 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2020年06月07日

「NYYA-1」 の概要


今週の本家サイトの更新はもう一つ。

「たかつき」 「きくづき」 の艦内配置図に関連して、米国 (米海軍ではありません) から試験的に1セットだけ購入して、 FRAM 前の 「たかつき」 に装備してみた 「NYYA-1」 の概要 です。

http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/AAW_TMD/AAW_arekore/AAW_arekore.html
http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/AAW_TMD/AAW_arekore/AAW_arekore_05.html

これについては、日本語版 Wikipedia などでも解説されている内容は、なぜか実際とは全く異なる、というか全く違がいますよ、ということを根拠を示してお話しました。


実際には米沿岸警備隊でさえ採用しなかった、ディジタルコンピューターによる艦載戦術情報処理システムと呼ぶにはほど遠い、“電動紙芝居” に毛の生えたようなもの であったことをご理解いただければと思います。

NYYA-1_Config_01_s.jpg
( NYYA-1 の機器構成イメージ図 )

もちろん、この 「NYYA-1」 は、日本で開発されたものでもなく、その後米海軍から技術を導入した OYQ-1/2 (WES)、OYQ-3、-4、そしてこれらを元に海自で開発した OYQ-5 の元になったのでもありませんし、全くその参考にさえならなかったものです。

更に当然ながら、米海軍が FF-1047/-1049 に搭載した 「FF CDS」 と呼ばれたものとは似ても似つかない、全くの別物なんです。

なんでそんな誤った解説が出てくるんでしょうねえ ?

posted by 桜と錨 at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと

「たかつき」 「きくづき」 の FRAM 前後の艦内配置図


本家サイトの今週の更新として、今回は 護衛艦 「たかつき」 の就役時と、「きくづき」 の FRAM 後の艦内配置図を追加公開 しました。

http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_JMSDF_Ships_Offical_Draw.html
http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/11_03_Tsuki-class.html

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両方とも、FRAM の検討のために作成されたもので、正規の公式図そのものではありませんので、かなりラフで多少見にくいところがあります。

また 「たかつき」 は艦橋から前の部分のものが抜けていますが、これはおそらく前部は FRAM 前後でも変わらないのでコピーしなかったものと思います。 今にしてみれば残念なことではありますが (^_^;

とはいっても、この程度のものでさえ、両艦の退役後いまだに海上自衛隊からは公表・公開されていませんので、その意味では貴重なものと思います。

posted by 桜と錨 at 11:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと

2020年06月04日

自宅隔離中!


先週末から東京にいる娘が孫と一緒に避難して来ています。

で、常用の薬が無くなりましたが検査もありますので処方箋だけとはいかず、昨日かかりつけの内科に定例の受診に行ったのですが ・・・・

診察までの待ち時間は予備の検査室で一人隔離された上で、主治医からは来週末までの2週間の自宅待機を厳命されました (^_^;

娘も孫も至って元気ですが、こればかりはどうにもなりません。

何しろいまだに有効な治療法やワクチンどころか、どのように感染するのかさえもハッキリしない状況にあっては、用心に用心を求められることは致し方ありません。

こんな田舎暮らしですが、今回の武漢肺炎、こちらでも日々の生活に大いに影響が出ています。

猫も感染するそうですので我が家の家猫の小春と、孫と一緒にしばらくガマンガマンです。

う〜ん、でもお陰でじ〜じは原稿書きが全然進まないんですが ・・・・ (^_^)

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posted by 桜と錨 at 16:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 気ままに

2020年06月02日

我が師 伊藤茂氏


現役時代に残念ながら直接の御面識の機会はありませんでしたが、私が初級幹部の頃から勝手に自分の師だと思っているお一人に 伊藤茂 氏がおられます。

氏は、海兵71期出身で太平洋戦争において現場の若手将校として戦い抜き、戦後は海上自衛隊に入隊されて何隻もの艦長を経験され、海将補で退職されました。

氏の著作である 「操艦三部作」 は、若年幹部時代にほとんど操艦する機会がなかった私にとって、艦長となった時に “良いコツ”、特に出入港でのアイデアを求めて貪るように読んだものです。

Itou_SH_01_cover_s.jpg  Itou_SH_02_cover_s.jpg

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その操艦三部作に加えて、他にも氏の著作はいくつかありますが、これらも大変おもしろく、かつ船乗りにとっては有意義なものが揃っています。

例えばこのようなものです。

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しかしながら、これらのものは現在では、というより私が現役の時でさえ既に、ほとんど海自の部隊などには残っておらず、この貴重な著作を知らない若い後輩達も多いようです。

「操艦三部作」 については、いずれ本家サイトで公開して残していくつもりにしていますが、それ以外についても、やはりキチンと残していきたいと思っているのですが ・・・・

ところが問題は、氏がまだご存命かどうかが判らないことなのです。

そこで、先日海幕総務課で退職幹部自衛官の名簿を管理する担当に問い合わせたのですが、

「 お答えする立場にありません 」

という、海自OBに対してさえ “予想通りの” つれない回答が返ってきました。

(毎年名簿を整理し直して印刷・製本の上、部内関係部署に配布しているのですけどね。)

ご存命ならば百歳近いですが、もし既にご逝去されていれば同期生や水交会などによって海幕へ叙位・叙勲の申請がなされていると思われますが ・・・・ ?

で、氏の著作類はすべて部内資料であり利潤に影響する一般出版物ではありませんので、私の責任において勝手に公開を進めていきたいと思っています。

これは、氏の元々の著作意志を継ぐものと考えるからです。

しかしながら、このようなものを部内向けにディジタル化して海自に提供したとしても、目先の業務にしか頭が回らない海自にとっては、またまた無駄になるだけです。

もし海自若手幹部で、私の本家サイトやこのブログをご覧いただいている方々がおられるとすれば、その方がはるかに良いと思いますし、またこういうことに興味のある一般の方々にとっても参考となると考えます。

もちろん、氏から、あるいは直接の著作権をお持ちの方からご指摘をいただいた場合には、直ちに削除することが前提であることは申し上げるまでもありませんが。

posted by 桜と錨 at 13:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 海軍のこと