2017年08月29日

今日は鮎の塩焼き


何かお刺身でもと思っていつもの小さなお魚屋さんを覗きましたら、砕いた氷を一杯に敷き詰めたトレーの中に型の良いとても綺麗な鮎が並んでいました。 旬としてはちょっと過ぎたかなと言うところですが ・・・・

「美味しそうだね〜」 と呟いたら、大将が 「そうでしょ、これ今日のお勧め」 とまだ買うとも言っていないうちにビニール袋に入れ始めてしまいました。 そして 「で、何匹?」 と。

もうこうなっては買わざるをえません。 今日はお刺身は無しで、これになってしまいました (^_^;

持って帰って家の中で撮りましたのでちょっと写りが良くありませんが、金色に輝く綺麗な姿の魚体です。

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夕食に塩焼きにしましたが、これがまたなんというか、皮も身もワタも揃って久々に美味しい鮎でした。 ここまで綺麗に食べたのは私としては珍しいことです (^_^)

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2017年08月27日

16”45/50口径砲の弾薬詳細


月刊誌 『世界の艦船』 9月号増刊の 『傑作軍艦アーカイブ C 米戦艦 「アイオワ」 級』 に拙稿 『メカニズム A 兵装』 を掲載していただき、また同記事の詳細補足を本ブログで連載しているところです。

これに関連して、同記事で簡単にご紹介した16インチ45/50口径砲の弾薬について、本家サイトの今週の更新として、その一部ものの詳細データについてのページを追加しました。

USN_16in_AP_Mk8_01_s_mod.JPG



これまでに同誌などでご紹介してきました各種の兵装の記事に関連して、紙面にはなかなかなりにくい個々のものの詳細データなどについて、今後とも折を見て随時追加して行きたいと思っています。

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2017年08月26日

二日遅れの誕生祝い


一昨日が我が家の次男じゅんぺいの13歳の誕生日だったのですが、どうも犬よりは老夫婦二人の方が先に惚けが来たようで、あっと気がついて今日急遽誕生日のお祝いを。

いつものように家内手作りのバースデー・プレートです。 歳をとって堅いものがダメになりましたので、出来るだけ柔らかいもので。

junpei_HBD_h280826_01.JPG

結局これまで躾の類は全くダメでしたが、私の声の 「待て!」 だけは素直に聞きます。 一応神妙な顔をして今か今かと待っています。

junpei_HBD_h280826_02.JPG

生まれて数ヶ月の時に、ペットショップで風邪をこじらせて肺炎になり、ケージの中でブルブル震えて死にかかっていたのを引き取ったものですが、その後は今日までずっと元気です。

今では両目とも白内障になってほとんど見えませんが、相変わらず食欲だけは旺盛です。 「よし!」 を聞いたとたんに飛びついて、あっという間に平らげてしまいました (^_^)

junpei_HBD_h280826_03.JPG

う〜ん、この分ならもしかしたら次男より私の方が先になるかも ・・・・ (^_^;



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2017年08月25日

地区同期会


昨夕は半年に1回実施している候補生学校同期の地区の集まり。 いつもですと6〜7月なのですが、今年は皆さん色々あってこの時期になってしまいました。

地区の同期11名中のうち、少し遠方の1名を除き10名が参加です。 そして歳も考えずに2時間飲み放題食べ放題で。 しかしながら、もうおしゃべりに夢中で (^_^;

kurasukai_h290824_01.JPG

いつになっても昔の同期はいいですね。 まったく気兼ねなく何でもワイワイ、ガヤガヤ。 幸いにして昨日は周りの席に他のお客さんはおりませんでしたが、もしおられたらさぞ五月蠅かったでしょうね。


以前も書きましたが、世間一般の会社や団体などでも普通にあるOB会は海上自衛隊にはありません。 無いというより、一昔前に水交会と合同するという名目で潰してしまいました。

皆さんご存じのように、水交会というのは公益財団法人という一般の団体であって、海自のOB会ではなく、全くの別ものです。

これもあって、地区の同期11名で水交会に入っているのは1名のみ。 それもコントラクト・ブリッジの世話係として引き入れられたためです。

海自はOB会が無いため、同期以外では、現役時代に一緒だった前後数クラスの人達については、個人的な付き合いでも無い限り定年後のその消息などはほとんど分かりません。

例えば、既にお亡くなりになられた方々も少なくありませんが、それこそあとで風の便りに “あ〜、あの人は何年か前に亡くなったよ” と耳に入ってくるくらいです。 もしその時に知らされていれば、葬儀には顔を出したいと思う先輩や後輩も多いのですが ・・・・

昔それなりの肩書きを持った元海将・海将補のOB達が、順番なのかどうかしりませんが水交会の役員や地区の会長などに当然の如く就いていますが、彼らからは本来あるべきOB会の再興の話しも気配も全くありません。


これでいいのかな〜、っと同期会の度にふと思い出します。

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2017年08月23日

拙稿 「アイオワ級の兵装」 の補足 (4)


第3回目に引き続き Stable Vertical Mk41 についてです。

前回 Mk41 の機能を活用した3種の発砲管制モードについて説明しましたが、そこでこの Mk41 の外観イラストを見て 「?」 と思われた方もおられるのではないでしょうか?

そうです、この Mk41 には引金が3つ並んで取り付けられています。 これですね。

Iowa_firingkey_illust_01_s.JPG

右側から、
   Hand Firing Key
   Automatic Firing Key
   Salvo Signal Key
となっています。

なぜこれらが Mk41 に付けられているかというと、これが先の発砲管制モードに必要だからなんです。


拙稿で簡単に説明したように 「アイオワ」 級の主砲システムにはその運用のために各種のモードが設定されています。

(1) 主砲作動モード
    a.自動 (Automatic Control)
    b.指示器追尾 (Indicator Control)
    c.手動 (Local Control)
(2) 主砲管制モード
    a.主用管制 (Primary Control)
    b.副次管制 (Secondary Control)
    c.砲側管制 (Local Control)
(3) 発砲モード
    a.主用発砲管制 (Primary Fire Control)
    b.副次発砲管制 (Secondary Fire Control)
    c.補助発砲管制 (Auxilliary Fire Control)
    d.砲側発砲管制 (Local Fire Control)

3つの発砲管制モードではこれらを適切に組み合わせて発砲回路の形成の仕方を決定します。

「継続発射」 (Continuous Fire) モードというのは、いわゆる中〜大口径砲の通常の発砲要領のもので、旧海軍や英・独海軍などとほぼ同じです。

firing_mode_01_s.JPG

つまり、各砲塔へ送られる砲旋回角及び砲仰角の諸元の値は、射撃盤 Mk8 において水平面基準で射撃計算されたものを、Mk41 からの動揺データにより甲板面基準の値に変換されたものです。 (図では一例として±4度として描かれております。)

各砲塔ではこのデータにより 「自動」 (Automatic Control) 又は 「指示器追尾」 (Indicator Control) モードにより砲旋回角及び砲仰角を操縦します。

したがって、砲の旋回角と仰角とが動揺修正を加えられた射撃計算値に一致していれば、いつでも発砲回路は発砲可能 (Ready) 状態となります。

この状態で主発砲キー (マスター・キー)(方位盤、発令所、射撃指揮所、各砲塔のいずれのものでも選択指定可能) の 「Hand Firing Key」 を引けば、Ready 状態の砲は発砲します。

斉射間隔をキチンと管制したい時などは発令所で、照準が最適の瞬間に発砲したい時は方位盤で、砲戦状況を見ながら適切な時期に発砲したい時には射撃指揮所で、というように引金を引く場所とタイミングを選べるわけです。


しかしながら、動揺の激しい場合などではこの動揺修正された砲旋回角や砲仰角ではその動揺に伴って常に値が変動しますので、「自動」 モードでも 「指示器追尾」 モードでも、どうしても誤差 (追従遅れ) が出てしまいます。

このような場合には、射撃盤 Mk8 で砲旋回角及び砲仰角の発砲データに動揺修正値を加えず、元の水平面基準で計算された値を砲へ送ります。 こうするとこの発砲データは動揺修正が加味された場合のように変動しませんので、誤差 (追従遅れ) はほとんどでません。

したがって、Mk41 の動揺データにより甲板面が水平面と一致する瞬間、即ち動揺が±0の時に、砲の旋回・俯仰は水平面基準の射撃計算値のままで発砲すればよいこととなります。

これが発砲管制モードでの 「周期指向」 (Intermittent Aim) です。 事前に 「Automatic Firing Key」 を引いておけば、丁度動揺がゼロ (±0) になった時に自動的に Ready 状態にある砲の発砲回路がオンとなり発砲することになります。

firing_mode_02_s.JPG

この 「Intermittent Aim」 モードは、照準線方向 (レベル、Level) の動揺か、またはそれに直角方向 (横方向) (クロス・レベル、Cross-level) の動揺で行うかを Mk41 のスイッチで選択することが可能です。

もちろん普通の状況ならレベルを選択しますが、例えば船体の横動揺が激しい時に艦首尾方向に射撃する場合などでは、クロス・レベルを選択することもあり得るわけです。


3つ目の 「Selected-level」 モードはこの 「Intermittent Aim」 の応用で、例えば動揺が水平に対してどちらかの側に偏っているような場合、あるいは船体そのものが傾いている場合には、水平 (±0) ではなく、ある一定の甲板面の傾きの値を Mk41 に手動設定して、動揺がその値と一致した瞬間に発砲しようというものです。 (図では一例として5度となっています。)

firing_mode_03_s.JPG

もちろん砲に送る砲旋回角及び砲仰角は、水平面基準での計算値にこの設定値を加味したものであることは申し上げるまでもありません。 そしてこのモードで発砲する時も 「Automatic Firing Key」 を使用します。


一番左にある引金は 「Salvo Signal Key」 で、その名の通り、主砲発砲の前に予め方位盤、射撃指揮所及び各砲塔へ注意喚起のブザーを鳴らすものです。 ただしこれは旧海軍のように各種の戦闘号令に応じたブザー信号を出すような凝ったものではありません。


強力な砲塔動力と精巧な自動制御機構による自動操縦モードといい、この発砲管制モードといい、流石は米海軍と言えるでしょう。

人の技に頼った旧海軍と、それに頼らず誰でもが簡単・平易にそれなりのレベルを発揮できることを考えた米海軍との大きな違いがここにもあります。

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(前) : 拙稿 「アイオワ級の兵装」 補足 (3)

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2017年08月21日

拙稿 「アイオワ級の兵装」 の補足 (3)


第3回目は Stable Vertical Mk41 についてです。

主砲の射撃指揮システムについては、今回の9月号増刊が大戦時の 「アイオワ」 級の砲熕兵装について限定した内容のものでしたら、方位盤 Mk38 や射撃盤 Mk8、そして射撃用レーダー Mk13 などについてもう少し詳しいお話ができましたが、兵装全般にわたる概要とその変遷でしたので、紙幅の関係もあってかなりラフなものとせざるを得ませんでした。

その中で、主砲の発砲管制モードについても少し触れましたが、当初3つ予定していた説明図が1つになってしまいましたので、もう少し補足しておきたいと思います。


米海軍の射撃指揮システムでの最大の特徴が Stable Vertical という垂直ジャイロを組み込んでいることはお話しました。

main_battery_sys_illust_01_s.JPG

( 方位盤のイラストが Mk38 でなく Mk34 になっていますが、それ以外ではシステムの構成やデータ系統はこの通りです )

この 「アイオワ」 級の主砲射撃指揮システムに組み込まれているのが Stable Vertical Mk41 です。

SV_Mk41_illust_01_s.JPG

この装置のメインが垂直ジャイロで、次のような構造になっています。

SV_Mk41_illust_02_s.JPG

このジャイロによって照準線を含む垂直面及びそれに直角な水平面に対する動揺を検出し、これを補正することができます。

つまり旧海軍の射撃指揮装置のように動揺手によってこれを手動で計測する必要がないということです。

ただし、この機能は動揺が激しい場合には非常に便利ですが、逆に動揺があまり (ほとんど) ない場合にはジャイロの誤差 (追従遅れなど) により手動の方が正確な場合もあります。

方位盤で測定される甲板面基準の照準線の仰角及び旋回角は、自動的に水平面基準でのものに換算されて射撃計算に使用され、そして計出された発砲諸元は自動的に甲板面基準でのものに換算されて各砲に送られます。

射撃指揮装置におけるジャイロの使い方というのは、もちろんこれが主たる目的であり、基本ですが、米海軍の優れたところはこのジャイロの機能を更に活用したことにあります。

拙稿でも一部触れましたが、このジャイロの機能を応用して次の3種類の発砲管制モードが設定されています。

  継続発射(continuous fire)
  周期指向(intermittent aim)
  選択仰角(selected level)

このうち継続発射モードの概要図については9月号増刊の中に入れておりますが、これをあわせてこの3つの概念図は次のとおりです。

firing_mode_01_s.JPG
( continuous fire mode )

firing_mode_02_s.JPG
( intermittent aim mode )

firing_mode_03_s.JPG
( selected level mode)

それぞれの発砲管制モードの意味と使用法を考えてみて下さい。 お判りになりますでしょうか?

状況に応じて適切に切り替えて使用すれば大変に有効な機能であったと言えます。


ジャイロを使用して甲板面 → 水平面 → 甲板面という座標変換は英・独海軍でも考えたことですが、照準線に対して動揺安定させ、これを発砲管制に利用するというこれらの発想は、米海軍以外には無かったものです。

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(前) : 拙稿 「アイオワ級の兵装」 補足 (2)

(次) : 拙稿 「アイオワ級の兵装」 補足 (4)

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2017年08月20日

大正2年度艦隊戦闘射撃アルバムより


先日こちらのブログで、そしてそれを纏め直したものを本家サイトの 『砲術の話題あれこれ』 コーナーにて 『発射門数と命中率』 というテーマで艦砲射撃というものを説明したところです。

つきましては、これに関連してご参考までに本家サイトの今週の更新として、同サイトの 『懐かしの艦影』 の 『落穂拾い』 コーナーにて、大正2年度の艦隊戦闘射撃のアルバムから比較的状態の良い12葉を選んで公開 しました。

shageki_T02_01_s.JPG

『落穂拾い』 コーナー :

『大正2年度艦隊戦闘射撃アルバムから』 :

大正2年というと、英海軍から一斉打方の技法が導入されたばかりですが、まだ方位盤も射撃盤なども発明されておりませんので、射撃指揮所から指示された諸元を砲側の照尺に調定し、砲側照準により射撃指揮所からの号令及びブザーに合わせて一斉に発砲するやりかたでした。

もちろん、砲塔砲は動力の問題で 「交互打方」 ( 旧海軍では当時はこれを 「一斉打方」 と呼びました ) であることはご覧いただけるとおりです。

大変に古いものですが、弾着の写真は珍しいものであり、水柱の立ち方や射弾の散布の仕方などがお判りいただけると思います。

posted by 桜と錨 at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 砲術の話し

2017年08月19日

拙稿 「アイオワ級の兵装」 の補足 (2)


補足の第2回目で、16インチ砲弾についてです。

9月号増刊の拙稿では、第2次大戦後に採用又は開発、計画された16インチ砲弾については本来の 「戦艦」 としてはあまり重要ではありませんので、紙幅の関係もあり全て省略させていただきました。

このため、ここで少し補足しておく必要があるかなと思っております。

1.HC Mk14

大戦後に制式化され、かつ唯一 「アイオワ」 型に実戦配備されことが明らかなのが HC 弾の Mk14 です。

拙稿中でも触れましたが、「アイオワ」 級の16インチ砲システムは限定的ながら 方位盤 Mk37 を使用して対空射撃が可能でした。 しかしながら、当初の砲弾は AP Mk8 と HC Mk13 の2種のみで、しかもこの HC Mk13 は 弾頭及び弾底ともに触発及び遅延信管のみで、時限信管は使用できませんでした。

そこで大戦中にこの Mk13 で時限信管が使用できるように改良がなされたものが採用されました。

1945年の米海軍のマニュアルでも、Mk13 は弾頭信管として触発信管(PDF)の Mk29、時限信管(MTF) の Mk42 及び Mk62 の3種が使用可能となっています。

MTF_Mk42_illust_01_s.JPG
( 時限信管 Mk42 の構造図 )

ところが、この時限信管を装着できるように改修した Mk13 と同じものを戦後になって新たに製造し、この時これを HC Mk14 と名付けたのです。 このことは1959年の米海軍のマニュアルでも、16インチ砲弾の一覧から Mk13 が削除され、代わりに Mk14 がリストアップされていることからも確認できます。


2.核砲弾 Mk23

HC Mk13 を改修して弾体内に核弾頭の W23 を装着できるようにしたもので、1956年に実用化され、50発が製造されたとされています。

またこれに併せて 「ミズーリ」 を除く3隻の第2主砲塔及びその隣接区画が改造され、この核砲弾を格納する保全区画が設けられたとされ、一説にはこの保全区画の定数は弾体、核弾頭 W23 各10発と、同演習弾 Mk24 9発であったとしているものもあります。

この核砲弾 Mk23 は早くも1962年には全弾が破棄されたとされていますが、この時までに実際に各艦に実戦配備されていたことがあったかどうかは不明です。

もちろん、この砲弾に限らず米海軍は従来から核兵器の艦船への搭載の有無については一切明らかにしておりませんが、艦船での核兵器の維持管理には大変面倒なものがあり、また当時の情勢・状況からも、おそらく配備されたことは無いまま終わったものと考えられます。

3.制式化された砲弾

1980年代になって、HC Mk13 をベースとした次の HC 系の砲弾が開発されたとされています。

(a) Controlled Valiable Time Fuze を装着した HE-CVT Mk143
(b) 対人用の弾子を内蔵した Anti-Personnel Improved Conventional Munition (ICM) Mk144
(c) Mk143 の信管を Electronic-Time (ET) and Point-Detonating (PD) fuze に換装した HE-ET/PT Mk145

これらは1990年の湾岸戦争の時に実戦配備状態にあったともされていますが、詳細は不明であり、また実際に使用されたかどうかも明らかになっていません。


4.計画・開発された砲弾

上記の3.以外に対人用の Mk146、射程を延伸した HE-ER Mk148 など様々なものが計画又は開発途中まで行ったとされていますが、いずれも実用化に至らずに終わっております。

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(前) : 拙稿 「アイオワ級の兵装」 補足 (1)

(次) : 拙稿 「アイオワ級の兵装」 補足 (3)
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2017年08月18日

ほっと一息


現在のところ我が家の近場では一番美味しいと思っているコーヒーです。 質も味もいつも安定していて安心して一服できます。 こういう良心的なお店はいいですねぇ。 つくづく痛感しました。

coffee.JPG

と言いますのも、今日のランチは全国チェーン系列の某店で夏期限定のメニューがあるということで家内と出かけたのですが ・・・・ 心底後悔させられたのです (^_^;

調理、盛り付け、味、全て揃って “えっ、こんなものを出すの” というものでした。

おそらく本社の指示どおりに忠実に作っていれば、まがりなりにもまあそれなりのものができるはずと思うのですが ・・・・ 昼時のお客さんの多い時間帯ですが、パートと思われるおばさん (というよりおばちゃん) 二人が厨房でバタバタと作っておりましたので ・・・・

で、口の中も胃の中も酷いものでしたので、口直しを兼ねて某所のラウンジでコーヒーを注文したのですが ・・・・ これまた出てきたものはとてもコーヒーとは言えないシロモノ。 コーヒー豆の管理さえまともに出来ていないとしか。

仕方ないというか、まだ口の中が気持ち悪いので、全ての用事が終わったところで上記のお店へ。

ここでやっとまともなものを口にできました。 それにしても ・・・・

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2017年08月17日

拙稿 「アイオワ級の兵装」 の補足 (1)


「世界の艦船」 9月号増刊の 『米戦艦 「アイオワ」 級』 で、拙稿 「アイオワ級のメカニズム A 兵装」 において紙幅の関係などで盛り込めなかった事項などを少しずつ補足してみたいと思います。


その第1回目で、16インチ主砲塔の前面装甲厚についてです。

これについては、一般出版物などでは従来から17インチ+2.5インチの19.5インチ とされてきました。 例えば、ノーマン・フリードマン氏の 『U.S. Battleships: An Illustrated Design History」 においても

The original 18-inch face was replaced by 17-inch plate backed by 2.5 inch of STS to give the equivalent of single plate 18.75 inches thick.

としてこの2.5インチ厚のステンレス (STS) 鋼板を装甲に含めていました。

しかしながら、米海軍ではこのSTS鋼板は いわゆる “装甲” (Armor) とは考えておらず、その主目的である 「splinter plate」 として 装甲板 (armor plate) とは別の扱い としており、公式文書でもそのように記述されています。

編集部さんにご説明して、今回これを本来の 前面装甲厚17インチ としております。

次の図は米海軍の教範にあるものですが、残念ながら紙幅の関係で割愛せざるを得ませんでしたので、ここでご紹介します。

16in_Turret_Splinter_plate_01_s.JPG

なお、この装甲厚については、著名なサイト NavWeaps でも加筆修正がなされているようですね。

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(次) : 拙稿 「アイオワ級の兵装」 の補足 (2)

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2017年08月15日

豆台風去る


夏休みで遊びに来ていた孫娘が帰りました。 ある意味ホッとする反面、我が家も淋しくなります。

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何か一つでも良い思い出として残って、また今度来るのを楽しみにしてくれると嬉しいですね。

それにしても、今のご時世、昔のように一つ屋根の下に大家族でワイワイと暮らすようにはいかなくなりましたね。

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じ〜じは大変 (3)


◎ お墓参り

やはりお盆ですので、何はさておき長女や孫娘も一緒に。

まず義姉の家に寄って仏壇にお供え物をしてからお寺さんへ。

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孫娘も神妙に手を合わせていました。

で、帰りはお約束の休憩。 ちょっとモダンなかき氷です (^_^)

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◎ 花火

これもやはり夏ですから、必須のアイテムです。

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いくつになっても女性というのは花火が好きなようで、ば〜ばも長女も一緒になってキャッキャとはしゃいでいます。

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◎ お刺身盛り合わせ

長女が以前から帰ってきたら美味しいお刺身が食べたいと言っておりました。

そこで、2週間ほど前にいつもの小さなお魚屋さんにダメ元で、「お刺身の盛り合わせみたいなものはできる?」 と聞いてみました。

日頃から 「うちは魚屋ではなくて鮮魚店」 が大将の口癖で、お魚は一匹とか半身が基本ですので ・・・・

そしたら二つ返事で

「いいですよ、取りに来る時間とどれくらいの量かを教えてくれれば、市場でその日にあがった良いのを仕入れてきて作っておきます。」

「あまり早く作ると美味しくなくなるので、取りに来られる直前に切っておきますから。」

とのこと。

孫娘は子供なのでお刺身はあまり食べないかなと思って、四人分で4〜5種くらい、あとはお任せしますので、夕食用に6時頃に、とお願いしておきました。


で、取りに行きましたら ・・・・

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日頃店頭ではあまり見かけないものも含めて、大皿一杯に綺麗に盛りつけてくれていました。 しかも安い! それにお味噌汁用の鯛のアラまでサービスで。 大感激、大満足です。

家に戻って早速皆で夕ご飯。 もう何というか、これを食べてしまうともう他のお店のものは食べられなくなります。

海産物大好きな長女はもちろん大喜びでしたが、びっくりしたのは孫娘で “美味しいね〜、美味しいね〜” と次から次へとパクパク。

うん、じ〜じは嬉しいです。 お願いして作ってもらった甲斐があるというもの。


◎ 家族で居酒屋

孫娘が帰る最後の晩は、末娘も一緒に揃って近くの居酒屋へ。

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本当は焼き肉店にするつもりだったのですが、流石にこの時期、既に予約で一杯でした。 8時以降席が空けばなんとか、ということでしたので、あきらめてこちらへ。

ここも家族連れや若い人達のグループなどでほぼ一杯でしたが、何とか席が確保できました。

それぞれが好きなものを注文し、好きなように食べて飲み。 孫娘もジュースを飲みながらパクパク。

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ここは味もサービスも悪くありませんし、そもそもファミレス1軒さえない地域ですので ・・・・

それにしても驚いたのは、既に社会人となった末娘がいつの間にか日本酒を冷やで飲むようになり、つまみの好みもすっかりおじさん風になっていたこと。

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う〜ん、やはり飲んべえの母親の血は争えませんね (^_^;

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2017年08月14日

『世界の艦船』 9月号増刊


「海人社」 さんから見本誌が届きましたので、そろそろ書店に並ぶと思います。 『世界の艦船』 の9月号増刊は 「傑作軍艦アーカイブ C」 の 『米戦艦 「アイオワ」 級』 です。

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この中で私も次の記事を担当させていただきました。

「アイオワ級のメカニズム A 兵装」

本号は1984年に同誌の8月号増刊(通巻340号)『よみがえる戦艦 注目の米アイオワ級4隻を追って』のリニューアル版とも言えるものです。

しかしながら、この84年版では記事ページが少なかったこともあって兵装や機関など同級の性能要目などに関する内容はあまりありませんでした。

今回は船体、兵装、機関の3つの項目として、その詳細が述べられています。 また写真頁もほとんどが新しいものとなっております。 もしできれば84年版も入手されておくと、両方併せて貴重な写真集・資料集となるでしょう。


ただ、私の兵装の項も紙面10頁をいただきましたが、これでも竣工時から太平洋戦争時、戦後の近代化、退役までの全てを完全に網羅することは出来ませんので、太平洋戦争時までの本来の意味の 「戦艦」 としての時代をメインとさせていただきました。

とは言っても、砲熕兵装と射撃指揮装置との関連、いわゆる砲システムとしての機能についてや、CICなどについてはこの種の記事としては珍しいものと思います。

いつもどおり、初出の内容をふんだんに盛り込んでおりますので、読者の方々に興味を持っていただけるのではないかと (^_^)

いつも申し上げているように、艦艇の能力というものは単にカタログ・スペックとしての数値だけでは決して判断できるものではないというところを、この「アイオワ」級の兵装についても少しでもご理解いただければと思っています。


もちろん省略をせざるを得なかった内容も多分にありますので、それらについてはこの後本ブログで少しずつ補足していくつもりにしています。 こちらもお楽しみに。

posted by 桜と錨 at 21:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 海軍のこと

じ〜じは大変 (2)


◎ アオハタ・ジャム工場

竹原市の忠海というところにアオハタの大きなジャム工場があります。 ここは人数制限の予約限定でジャム工場の見学とジャム作りの体験ができます。

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長女が帰ってくる前に事前に確保してあったようで、孫娘と家内の三人で出かけることに。

工場はJR忠海駅のすぐそばだそうで、まあ呉線でノンビリ往復すれば良いからと言うので、私はJR呉駅までの送り迎え。

・・・・ だったのですが、昼過ぎに家内から “綺麗なホールがあって待ってる間休憩もできるし、ブログネタにいいかも” とメールがありました。

要するにJR呉線が不便で、片道2時間以上かかる上に、帰りの列車も本数が少ないので、暗に (と言っても見え見えですが) 忠海まで車で迎えに来いと言うことです。

だから車で往復して、私は有名な大久野島の散歩にでも行くからと初めから言っていたのに ・・・・ プンプン

普段なら “イヤダ” の一言ですが、今回はまあ孫娘のためと思って急遽出かけることに。 片道約1時間強でした。

工場に着いた時は、先にジャム作りの体験が終わり、工場での作業工程の説明ビデオを見ているところでした。 それが終わって、参加者は揃って工場の見学が約30分。

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私はホール内の喫茶コーナーで冷たい絞りたてのジュースを飲みながら待ちます。

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ホール脇から屋上に出られますが、まあそこからではそれほど綺麗という景色では (^_^;

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(フェリー乗り場は写真の左手、写真右端の手前の島が大久野島)

工場のすぐ近くに大久野島行きのフェリー乗り場がありまして、この時期ですから帰りの観光客が大勢フェリーから降りてきました。 やっぱり初めから行くことにするべきだったかな〜

お土産は自分たちが作ったジャムの瓶詰め。 5つありましたので、孫娘も頑張ったようです。


◎ 筆の里工房

先日下見をしてご紹介した熊野の 「筆の里工房」 へ。

「筆の里工房」 と 「ゆるぎ観音」 :

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今回は前回と異なり、夏休み期間中だけあって、かなりの家族連れが来館していました。

ここも孫娘は物珍しいようで、結構興味津々でした。 とはいっても、一番のお気に入りはこれだったようです (^_^)

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売店では筆の試し書きも。

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ここの売店は流石に筆も様々な種類が沢山揃っています。 ただしやはりそれなりの値段ですので、孫娘の学校のお友達へのお土産はちょっと違うものを (^_^;

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ランチはちょっぴり大人の味で。 3種類のパスタを少しずつ。

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私が選んだイカ墨で、お口の周りもお口の中も真っ黒に。 ちょっと不思議な味だったのかな? (^_^) 

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◎ 水遊び

ベランダに用意したプールで毎日のようにはしゃいでくれます。

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中庭のようになっていますので、道路側からは見えませんし、お隣の家からも裏になっていますので、心おきなく。

ただし、じ〜じが外に出ると待ってましたとばかりに水を浴びせられて、いつもビッショリになってしまいますが (^_^;

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2017年08月13日

「起工式」 「命名・進水式」 「竣工式」 (続2)


前回、艦艇籍編入は命名・進水日、海軍工廠以外での建造の場合は竣工・接受日であることを説明しました。

さて、そこで問題となるのが 「同型艦」 ということです。

「〇〇型」 のタイプ・シップたる一番艦というのは、さて次のうちのどれで決まるのでしょうか?

   1.建造計画番号順
   2.艦艇類別等級表の記載順序
   3.艦艇籍編入日の順序
   4.竣工日の順序

一般的には同一年度に複数の同型艦を建造する場合、計画番号順に艦船名が決定され公布されます。 そしてこの順番に艦艇類別等級表に記載されます。

では、当該表の記載順序がそのまま同型艦の一番艦、二番艦ということになるのでしょうか?

ここで注意していただきたいのは、この 「〇〇型」 という類別が公式に規定されたのは 潜水艦が大正11年の 「潜水艦艦型呼称」 において、その他は 大正15年の艦艇類別等級表の全面改訂の時 で、それまでは旧海軍には公式の 「〇〇型」 という呼称は存在しなかったと言うことです。

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そしてこの大正15年の改訂時に、「〇〇型」 というのは基本的に艦艇籍編入日をもってその順序とした のです。 言われてみればごく当たり前のことではあります。


例えばよく言われる “「古鷹型」 か 「加古型」 か” ということです。

大正15年の艦艇類別等級表において 「古鷹」 「加古」 の2隻は 「古鷹型」 とされ、一番艦が 「古鷹」、二番艦が 「加古」 とされております。

つまり、両艦とも民間造船所で建造されましたので艦艇籍編入は竣工日であり、「古鷹」 が大正15年3月31日、「加古」 が同7月20日ですので、これがこの類別等級表上の公式な順序です。

これは 「高雄型」 についても同じです。 「高雄」 は横須賀工廠、「愛宕」 は呉工廠ですので艦艇籍編入は命名・進水日で、「高雄」 が昭和5年5月12日、「愛宕」 は同年6月16日です。 従って同型艦4隻は 「高雄型」 であり、一番艦が 「高雄」、二番艦が 「愛宕」 で全く問題はありません。

世間一般でよく言われる、

愛宕のほうが2ヶ月先に竣工していますので、愛宕クラスとも呼ばれます

というのは、何らの公的意味もなしません。

更には、「妙高型」 でも同じことで、二番艦の 「那智 」 の竣工が 「妙高」 より約8ヶ月早かったことから、確かに海軍部内でも通称 「那智型」 と呼ばれたことがありますが、艦艇籍編入は 「妙高」 が昭和2年4月16日、「那智」 が同年6月15日ですから、公式類別上の 「妙高型」、一番艦 「妙高」 で全く問題ありません。


要するに、竣工日の早い遅いは同型艦としての類別とは直接関係しない ということです。

もちろん同型艦を何型と呼ぼうともそれは自由ですが、それは公式のものとは別の “俗称” でのことですから、“「〇〇型」 あるいは 「××型」 とも呼ばれる” などと同列に論じられるような話では無いことに注意する必要があります。


ただし、これはあくまでも原則の話で、艦艇籍編入日以前に艦艇類別等級への登録がなされること、また大正15年以前の複雑な建造・類別の経緯などから、必ずしも全てが一致しているわけではありません。

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(前) : 「起工式」 「命名・進水式」 「竣工式」 (続)
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2017年08月12日

「起工式」 「命名・進水式」 「竣工式」 (続)


軍艦に限らず、どの様な船であってもその建造に伴う標記の3つの儀式・行事には古今東西それぞれ伝統や慣習があり、いずれも大事なものであることは間違いありません。 旧海軍においても明治初期に英海軍式を参考にし、これに日本独自の方式を加えて発展させました。

特に進水式については、それまでの建造物から実際に 「船」 となって海上に浮かぶということから盛大に行われてきました。

しかしながらこれらはあくまでも 「船」 という物体、言い換えるとハードウェアについてのものであり、「造船」 という世界での話になります。

しかしながら、海軍の艦船となると必然的に海軍という “組織” としてのことが関係してきます。 つまり海軍という国のお役所の一つとしての必須事項です。

これが 「艦船籍」 です。 この 「艦船籍」 に登録されて始めて海軍に所属する艦船 であるということになります。 このうちの軍艦及び水雷艇等が登録されたものが 艦艇籍 です。 これより、当該艦艇のいわゆる “後方” を担当することになる 本籍 と、どの様な階級・技能を持った乗員を何名乗せるかという 定員(表) が決定されます。

では海軍が新規建造又は既存艦艇を購入した場合に、これらはいつこの艦艇籍に入るのでしょうか?

「艦艇籍」 に関連する事項を定めたのが 『新造軍艦水雷艇ノ帝国艦艇籍ニ入ル時期等ノ件』 (官房機密1434号 大正3年10月30日) です。

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http://navgunschl2.sakura.ne.jp/IJN_houki/IJN_houki_main.html
http://navgunschl2.sakura.ne.jp/IJN_houki/PDF/T031130_kansensekihennyu.pdf

これは当初明治36年に 「海総機密158号」 として定められたものを改訂し、かつ水雷艇に関する事項を追加したもので、大正6年に多少の改正を経て太平洋戦争期まで続きました。

要約すると、

 新造計画決定 (=予算成立) 後の工事着手の時期:
   1.艦艇名を決定し艦艇類別等級表中に加える
   2.本籍及び定員を仮定
 命名日(=進水日):
   1.本籍及び定員を確定
   2.帝国海軍艦艇籍に編入
 竣工・授受日:
   1.在役艦又は第一予備艦とする
   2.国内外の造船所で建造する場合及び既成の軍艦等を購入する場合は、
     艦艇籍編入、本籍及び定員の確定。

つまり、艦艇籍に登録され、かつ本籍と定員が確定すると言うことは海軍という “組織” にとっては最も重要なことになります。

したがって、標記の3つの儀式のうちでは 「命名・進水式」 が最も盛大であり、海軍工廠以外の造船所で建造する場合も儀式としてはこれに準ずることになります。

艦艇籍に入ると言うことは、その日より建造計画番号などではなく正式に 「軍艦〇〇」 などとなり、艤装員以外の乗員は 「軍艦〇〇乗組」 となります。

命名・進水式以降艤装工事が進むにつれて定員(表) に基づく乗員が順次発令となりますが、ただしその中には艤装員を兼ねる者もいますが、乗員=艤装員ではない ことには注意が必要です。

そして本籍及び定員(表) が確定することにより、以後当該艦の特務士官以下の補職人事、整備、補給などは全て所管の鎮守府の責務となります。

また世間一般では、例えば同型艦の呼称問題について、本来の二番艦が一番艦より先に竣工したから云々、などということが見られますが、いつ竣工したか、ではなく、いつ艦艇籍に入ったか が問題なのです。

「同型艦」 ということについてはこの後で。

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(前) : 「起工式」 「命名・進水式」 「竣工式」

(次) : 「起工式」 「命名・進水式」 「竣工式」 (続2)

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2017年08月11日

じ〜じは大変 (1)


じ〜じとば〜ばは夏休みで帰ってきている孫娘に嫌われてはいけないとご機嫌をとるのに大忙しです。

っと言っても、ば〜ばは何だかんだと言いながら自分も結構楽しんでいるのですが ・・・・ (^_^;


以下日にちなどは順不同で

◎ 須ノ浦海岸

車で一時間ほど、倉橋島の須の浦というところに先月オープンしたばかりの 「須ノ浦ストーンフィールド」 に行ってみました。

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いわゆる海の家ですが、ちょっとモダンな作りに。 宿泊施設とカフェがあり、隣接地にさらに大きな施設が建築中です。

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「須ノ浦ストーンフィールド」 公式サイト :

まだ出来たばかりですので、ランチタイムも空いていました。 それでも途切れることなく利用客があり、宿泊施設も今月末くらいまで予約で一杯のようです。

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カフェのランチ・メニューもそれなりに揃っており、味も値段の割には悪くありませんでした。

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宿泊施設併設だけに、ここのカフェはモーニング、ランチ、ディナーのメニューや各種の飲み物はもちろん、予約しておけばBBQも可能です。

食事の後は波打ち際を散歩。

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周辺に民家などもな〜んにも無いためか、下の広い砂浜はプライベート・ビーチのようになっています。 海水浴はもちろん、貸しカヤック、ボートや釣り道具も揃っており、ダイビングも出来るようです。

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そして散歩の後はお約束の休憩。 素朴なかき氷で (^_^)

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これから冬用の設備も作りますので、運営を上手くやっていけばちょっとしたリゾート風の隠れ家的なところになりそうです。


◎ BBQ

夕方から夜にかけては庭でBBQを。 好きなものを焼いて食べ、好きなものを飲みながらダラダラと過ごします。

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海産物はお気に入りのいつもの小さなお魚屋さんに、何かBBQに良いものを、とお願いしておきましたら、サザエ、オオアサリ、車エビ、イカなどを用意してくれました。 車エビなどは一匹一匹串を刺してくれて。

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生で食べても新鮮で美味しいものばかりですので、これを焼いてですから、私もビールが進みます。

孫娘は、お肉やウィンナーなどはもちろんですが、これらも美味しいと言ってパクパク食べてくれました。 そしてそれ以上に喜んだのが海産物大好きな長女です (^_^;

半年に1回くらいしか会えなくなりましたので、楽しんで貰わなくては。

posted by 桜と錨 at 17:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに

2017年08月09日

「起工式」 「命名・進水式」 「竣工式」


う〜ん、どうもキチンと理解されている人があまりおられないような ・・・・

艦艇建造における標記の 「起工式」 「命名・進水式」 及び 「竣工式」 の3つの儀式のうち、旧海軍としてどれが一番重要だったのでしょう。 そしてその理由は何でしょう。

ご来訪の皆さんはお判りになりますか?

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(次) : 「起工式」 「命名・進水式」 「竣工式」 (続)

posted by 桜と錨 at 12:16| Comment(3) | TrackBack(0) | 海軍のこと

2017年08月07日

台風5号と豆台風の来襲


幸いにして台風5号は南に逸れましたのでこちらでは大した影響はありませんでしたが ・・・・ 我が家では引き続き豆台風が来襲中です。

しかしながら、次男のじゅんぺい、普段は家族以外にはワンワン吠えて全くなつかないのですが、若いお姉〜さん大好きだけあって、孫娘が玄関を入った時からベッタリです。 流石にこれには笑ってしまいました。

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肝心な母親たる娘は明後日にならないと帰ってきませんので、それまではジ〜ジとバ〜バの二人でお相手です。

ジ〜ジも孫娘に嫌われてはいけないと、プールを出して常に水を補充したり、冷たいアイスやジュースをたっぷり用意したりと色々気を遣わなければなりません (^_^;

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2017年08月06日

1943年米海軍 ONI 発行 『U.S.S.R. Navy』


標記の公文書ですが、以前こちらでご紹介して暫く本家サイトの空きエリアに置いておりました。

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「第2次大戦中のソ連海軍について」 :
    http://navgunschl.sblo.jp/article/26365448.html

本家サイトに『現代戦講堂』を設置しましたので、この度サイトの今週の更新として、改めてそちらの『資料展示室』コーナーで公開するものです。

「資料展示室」 リスト :
    http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/tenji_main.html
「U.S.S.R. Navy」 :

本文書は2000年代になってから米海軍の公式サイトでも公開されたのですが、何故かネット上で広まることはなく、私の探し方が下手なのか、現在では Web 版になったものが1個所あるだけで、元々のPDF版のものは米軍サイトも含めて見つかりませんでした。 (Scribd にはある?)

1943年段階で米海軍が把握していたソ連海軍に関する情報を纏めたもので、今でもこの方面に関心のある研究家の方々にとっては貴重な公文書の原典であると思います。

本来なら 『史料展示室』 でも良いのですが、追々戦後のソ連海軍関係も公開していくつもりですので、これもあって 『現代戦講堂』 としております。

どうぞお楽しみください。

posted by 桜と錨 at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代戦のこと